chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

からゆきさんから慰安婦へ

吉田清治は本当に日本を貶めたのか?その2

クマラスワミ弁護士はなぜ秦郁彦と吉見義明の忠告を無視してまで吉田清治を引用したのか? 秦郁彦は反慰安婦派(慰安婦売春婦説)、吉見義明は慰安婦支持派の論理的リーダーである。この両者の論争の焦点は、帝国陸軍と慰安婦制の関連性の有無、として知られ…

吉田清治は本当に日本を貶めたのか?

mop**srさんが数日前に吉田清治氏についての記事を載せていた。かなり古いものらしいが、これがインスピレーションとなり、拙ブログでも記事にする事にした。 https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43925569.html なお、下の拙記事は上の記事の反論ではなくネ…

からゆきさんから慰安婦へ

日本に住んでいる日本語人なら❝からゆきさん❞という名を一度ぐらいは聞いたことがあるはずだ。しかし現在では❝ジャパゆきさん❞の方がもっとポピュラーなのではないだろうか。 歴史の中のからゆきさんとは戦前海外で売春を強要された日本女性を指している。強…

貸座敷から慰安所へ: 帝国陸軍の公娼制

前回の‟1000円ピザ”について、ベース(米軍基地)のピザの値段も同じくらい、というコメントをいただきました。米軍のベース内には廉価な食料品・衣服・日常品スーパーをはじめ、映画館、クラブなどがありますが、このような兵士達の福利施設は旧日本軍でも…

慰安婦=公娼=性奴隷:娼妓取締規則による売春の合法化

❝当時は公娼法があり売春は合法ビジネスだった。現在の価値判断で当時を裁くべきではない❞ 上の主張は秦郁彦を先頭とする日本のネトウヨ学者達の、慰安所の一体どこが悪い!という反論の根幹をなしているものです。確かに明治33年(1900)の公娼法は日…

慰安婦=公娼=性奴隷 : 牛馬解き放ち令

以前は、政府の関与はなかった、というのが慰安婦否定派の大きな理由だったのですが、あの安倍内閣の日韓慰安婦合意(2015)で安倍政権があっさり日本政府の関与を認めてしまい、安倍に裏切られたネトウヨは一時沈黙を余儀なくされたのです。 最近、その…

皇軍将兵への贈り物:A Gift of the Emperor by麻生軍医

A Gift of the Emperor 作者: Therese Park 出版社/メーカー: Open Road Distribution 発売日: 2016/04/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る さて前回と前々回で麻生徹男軍医が軍上層部に充てた『花柳病ノ積極的予防法』の一部について私の感…

Burma : Untold Story ビルマの慰安婦 その2

英米を中心とする連合国側は日本軍占領下のビルマを戦略上南北に分割し、南部をイギリス・インド連合軍が、北部を米・中国連合軍が奪回する計画を立てていた。 冗談だろうが、ビルマはルビーの産地として有名であるがルビーを産出する場所は全部イギリス側に…

Burma : Untold Story ビルマの慰安婦

Burma: The Untold Story 作者: Won Loy Chan 出版社/メーカー: Presidio Press 発売日: 1986/06/01 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る 米軍情報局による『捕虜尋問リポートNo. 49』というのがある。 これはビルマのミチナ市陥落直後に連合…

ミートキーナの慰安婦

Won-loy Chan による “BURMA : Untold Story” 『 ビルマ:語られざるストーリー』には約五ページに渡りミチナ(=ミートキーナ)陥落直後に捕虜となった慰安婦達との遭遇が記されている。 かの慰安婦達の有名な写真も本の中に収められている。左側最前列のア…

慰安婦は若きものを必要とす by 麻生軍医

さて前回では 陸軍慰安所は清潔な共同便所、という麻生軍医のメタフォールが、医者として全く不適切であると私は書いた。 しかし、当時の日本では❝共同便所❞とは娼婦を指す卑語だったので、これは麻生軍医のオリジナルではない。 彼の真意は、どうしても我慢…

慰安婦の便所からの解放と麻生軍医

随分昔のことを持ち出して申し訳ない。 今は昔、都内の新左翼系の大集会であるビラを手渡された。見出しは、 ❝便所からの解放❞ 何でも ‟グループ闘う女” という名のウーマンリブの方々から。 『女は慰安婦、男の公衆便所、セックスのはけぐちか飯炊き洗濯女…

吉田清治の親不孝息子

日本人の謝罪碑 あなたは日本の侵略戦争のために徴用され強制連行されて 強制労働の屈辱と苦難の中で家族を想い望郷の念も空しく 貴い命をうばわれました 私は徴用と強制連行を実行指揮した日本人の一人として 人道に反したその行為と精神を深く反省して 謹…

吉田清治の‟ His Little White Lie”

『父の謝罪碑を撤去します、慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白』 という本当にクソ長い題名の本の抜粋がサンケイに掲載されていた。もちろんこの本はサンケイ出版社から。 これ、数日前にサンケイの花形記事だった。時は奇しくも日本の誇るアベ・ステ…

慰安婦訴訟:ネトウヨ弁護団の一斉退去

今年の2月20日に、カリホルニア在住の日系ネトウヨ活動家老人、目良浩一氏(81歳)とミチコ・シオタ・Gingery(90歳)という長寿コンビと“歴史の真実を求める世界連合会”=GAHT という自称NPO団体の3者が原告となり、カリホルニア州の中部地区連邦裁判所に訴…

花柳病と慰安婦

花柳病と慰安婦 日本の古本市に行ってきた。これは地元の日本人団体によるものだが、何とそこで見つけたのが、千田夏光著『従軍慰安婦』1974。1984年に再版された文庫本だが何しろ古いせいかページは黄ばんでいる。それにほとんど読まれた形跡もなかった。私…