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chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

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 al qaeda

The Telegraph  11/14/13

 

シリアのアルカイダ系反政府軍は、敵と間違って味方の男の首を公開処刑で切り落とし、公衆の面前で晒し、ネットでも放映したことについて、人々の理解と許しを乞うのているだ。

 

“イスラーム国イラク”のメンバー達によってネットにポストされた映像(冒頭のフォト)は、シリアのアレッポ市の群集の前で、髭ずらの男の頭を頭上高くにかかげていた。彼らは、シリアのアサド大統領を支持して戦闘に参加しているイラクのシーア民兵のメンバーの処刑だ、と主張。

 

しかし皮肉にも、このビデオがきっかけでこの首の元の持ち主は味方のスンニ派民兵セクトのメンバーのものだということが分かってしまった。この首の持ち主が属してした民兵組織は前述のイラクのイスラーム国組織とよく肩を並べて一緒に戦っているのだが、アルカイーダのイデオロギーに100%協賛しているというわけではなかった。

 

疑問が高まり、処刑の数日後になってこの“イスラーム国イラク”の代表は、この首がイラクのスンニ民兵組織Ahrar al-Shamのリーダーの一人であるモハメッド某のものであることを認めた。この事実は、このスンニ派民兵のモハメッド氏が生前にスピーチしているビデオとさらし首のビデオを照らしあわせて確認されたそうだ。この首の持ち主は一週間ぐらい前から戦闘中に行方不明になっていた。

 

シリア紛争での犠牲者をモニターしている人権組織や他の関係者の話からすると、“イスラーム国イラク”側は、同国人のイラク・スンニ派民兵組織のモハメッド氏によるアリ師とフセイン師というシーア派の創始者についてのコメントを誤解してしまった結果だというのだが、

 

“イスラーム国イラク”側によれば、このモハメッド氏は、負傷して敵方のシーア派民兵に捕らえられたと思い込んだらしく、実は味方側の兵士達に、ただ殺せと要求したとのこと。

 

この間違いについては、イスラームの創始者モハメッドが、アッラーは間違って人殺しをした男を許される、と言ったということを引き合いに出した。

 

この間違い殺人については、よく死刑を逃れる為に使われる言い訳だが、いかに反政府軍側が混乱した状態であるかをよく示している。特にこの夏にこのイラクのイスラーム国というグループが台頭して以来混乱が増している。他のイスラーム民兵グループ達はそれぞれが同盟を結んでいるのだが、それもまったくはっきりしていない、しかし彼らはシリア北部の広大な領域を制している。

 

戦闘が激化するにつれて穏健派や非イスラーム派が戦場から脱出し、自由シリア軍とクルド族民兵との間の不安定な同盟関係も終わりを告げた。

 

その間、アサド派はアレッポ近辺まで軍を進めている。それに対抗する目的で、反政府軍は大規模な兵士の動員投入を呼びかけている。そういう情勢の中で、主流とみなされているイスラーム反政府軍諸派がアルカイーダと一線を画して自分達だけで統一戦線を組む、という噂が頻繁に流れているそうだ。“イスラーム国イラク”側は、この事件については法的調査が実施されるだろう、と述べている。

 

ホウ、一体どのについて言及しているのだろうか?またアルカイーダの僧達が自分達の屁理屈を、これがコーランの教えだ、とのたまうのに決まっている。

 

21世紀は人権の世紀、などと言ったのは一体どこのどいつだ!