chuka's diary

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私はキャサリン・ジェーン ある著名なレイプ被害者の怒り

彼女は2002年4月にレイプされた。 当時彼女は日本人男性の妻であり三人の子持ち。
容疑者は当時米海軍兵士のBloke Deans, 写真の人物
出会ったのは神奈川県横須賀基地近くのバー。 彼女によると、酒の中に薬を入れられ、気が付いたら容疑者のバンの中。横須賀基地の側のパーキングロットに駐車したバンの中でレイプされた。
その後、彼女はそのバンを運転し、横須賀基地へ。ミリタリーポリスにレイプを報告。しかし、レイプは勤務時間外に起こったとの理由で、日本の警察へ、と言われた。
 
ところが予想を裏切り日本の警察に屈辱的な取り扱いを受けた。これを、彼女は『セカンドレイプ』と非難する。 
警察署では12時間に渡って厳しい取り調べを受けた、その間水も食べ物もなし。
現場に連れていかれ、警察官が相手としてレイプを再現しろと命令され、彼女は拒否した。
彼女の病院に連れて行ってくれという要求などは全く相手にされなかった。
レイプ事件に必要な、加害者の精液検出とか、被害者の身体の損傷について捜査などは日本の捜査官にはまるで関心がない。薬がからんだデートレイプであれば、被害者の血液および尿検査でその化学物質が確定できれば、加害者が有罪になるのも難しくないはずだ。
 
そして、日本の警察は、加害者Bloke Deans を不起訴に。被害者のキャサリン・
ジェーンは今度は米軍に加害者を軍事法廷にかけろと要求したが、拒否される。日本の司法制度が不起訴にしたのだから米軍で裁く必要性がないのだ。
 
2004年に、被害者は、損害賠償を求める民事訴訟を日本の裁判所に。
しかし、加害者は名誉除隊となり、本国に帰還となる。民事訴訟ではこの加害者を強制的に引き止めておくことはできない。加害者も除隊をすればビザもなくなるし、滞在及び帰国費用の問題も出てくる。しかし、彼女は、米軍が日米地位協定を使って加害者を逃がした、とカンカン。
日本の民事法廷では、加害者不在の裁判が行われた。加害者不在の裁判は原告の勝ちである、だから、レイプ被害者は3億円の賠償金を受け取ることになった。しかし、それは、加害者Bloke Deans からではなく、日本の防衛庁からだ。
Bloke Jones は米国に帰還して住所不明。だから、防衛庁でそういった事件の被害者に払う見舞金基金から払われた。これも誰もが貰えるというわけではないらしい。
 
しかし、彼女の法の下の正義の追及は続くのだ、2013年に米国のミルウォーキーの
州裁判所で、あの憎きBloke Deans と双方の弁護士を通して対決、というより、交渉することになった。加害者側は、レイプ犯罪を認めていない。しかし彼女はこれを、勝利と呼んでいる。