July 4 fireworks, live bands cancelled at US bases in Japan.
7月4日は米独立記念日。この日にもっとも近いのは、フランスの革命記念日=7月14日、だと私は思うが、日本でいえば、盆踊りの日があたっているようだ。つまり、一年に一度の盆踊りをキャンセル、というのだから、その意味は重大。あの、昭和天皇の逝去の時の記憶を、まだ憶えている人がいるのだろうか?
独立記念日、Independence Day、とは1772年に、米議会が独立宣言を採択した記念日で、昼はバーベキュー、夜は近くに花火を見に行くのが過ごし方のステレオタイプとなっているようだが、私も家族ずれであちこちの花火を見に行った思い出がある。 あちこち、というのは、引っ越しの度に違った場所に、という意味です。
つい6月23日に、日本駐留米軍の総司令官が、フェイスブックで、来る独立記念日には、恒例であった夜の花火と、コンサートの全面中止を宣言した。しかし、毎年のオープンハウス、ゲームなどはやるそうだから、興味があれば、米軍基地内を見に行くのもおもしろいかも知れない。日にちは事前に確かめてください。
コンサートでは、嘉手納基地では、あのAsherの公演が予定されていたのだが、それもおじゃんに。
この独立記念日自粛の目的は、若くして殺された沖縄女性犠牲者の喪に在日米軍も共に服する為だそうだ。
下の写真は、沖縄で海軍下士官が酔っ払い交通事故を起こした直後に行われた、横須賀海軍基地内スーパーでのビール売り場閉鎖。これだけを楽しみにクソ職場を耐えている米海軍兵士達、彼らのショックはいかほどか?
上は、犠牲者の写真を掲げる抗議女性。。足元のプラカードに注目。20才の女性が海兵隊に殺された、と。英語はOKだが、事実よりは政治が先行、ということだ。
非常に残念に思えるのは、犯人には公正な裁判を受ける権利がある、という法治国家の原則をすっかり忘れているということ。自供や供述から捜査の都合のよい内容を漏らす警察側、犯人は有罪と決めつける怒れる大衆(群衆リンチとどこが違う?)、いったいどうやって公正な裁判がなされるのか?