chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

Rest in Peace ダッカの犠牲者達

7月2日の夜、パキスタンの首都ダッカの富裕層向けのカフェがISISテロリストグループに襲撃され、外国人客が惨殺された。日本人7人がその中にいた。同様に3人の米大学の学生も惨殺された。
彼ら3人は、米国有名大学、バークレー校、エモリー大学に在籍し、優秀な学生であり、将来が嘱望されていた。
Abinta Kabir, Faraaz Hossein and Tarishi Jain
 
真ん中の Hossein君は、バングラデシュ出身であるので、釈放の許可がテロリストから出た。しかし、彼の連れの女子学生は、一人はバングラデシュ国籍、二人ともダッカ育ちであったにも関わらず、ヒジャブ、黒いベールを被っていない、西洋のドレスを着ている、とケチをつけられ、釈放を拒否された。
このHossein君は、それで友人の女子学生とそこに残ることにした、とニュースで伝えられている。
 
彼の勇気に拍手を!
 
この事件の現場となったこの、Holey Artisan Bakery というカフェは2年前に開店した。焼きたてのベーグルやクロワッサン、ピザなどを提供していて、値段は地元庶民にはちと高すぎるが、金持ちや外国人にはまだ安い、といった具合だったそうだ。オーナーはこれで閉店だと言っていた。そもそもテロリストが、アッラーアクバル、という決まり文句を叫んでこのカフェに突如侵入した時、従業員にはもうこれは予想していたことらしく、すぐにかねてからの逃げ口を使って脱出だ。その時オーナーは都合よく不在だったとか。
その後、テロリストはISIS系のサイトで、恐ろしい惨殺現場を流した。このテロリスト達が ISISとは無関係だと報道してる日本のマスゴミの裏に隠された意図は何だろう?どうせバングラデシュに恩を売り、その返し手で、自分達にかかる火の粉を払おうということだろう。
現地の国民的宗教慣習はレスペクトされるべきだ、そういった指導はなされていなかったのだろうか。国民大多数が無宗教の日本人には理解しがたいことだが、宗教は神社の柏手や寺参りでは済まない、それは生活なのである。
 
下のは、NYの不動産王、いや最近では、脱税王、NYのオレオレ詐欺王、となったトランプ候補に対抗する野球帽。$20です。しかし、なぜ、これが拙者のブログに?自分でもわかってません。