chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

サラ・ソー慰安婦論の返コメ

上の記事へのコメントありがとう。サラ・ソーの慰安婦論は2012年の記事でした。懐かしいの一言につきます。とにかく古いので内容もうろ覚えで申し訳ない。以下がコメント・・・・
 
 
20万の根拠は朝日が終戦間近に徴用された朝鮮人女子も慰安婦として数えたのが元になっていて、朝日は謝罪して訂正したはずだ。もともとは吉田清治の嘘を裏付け取材しないで報道したことによる。吉田が嘘と告白し、朝日は訂正したが、誤った記憶を世界から取り除く努力を全くしていない。報道機関としては誤報の経過を詳しく報道するNYTなどと違い不誠実だ。韓国は戦後この件の調査をした形跡がない。韓国の杜撰さはいつものことだが、我々が納得する調査報告はないと言ってもいいのでは。これで謝罪したら偽善者である
 
慰安婦数20万人についての最も古い記事は拙ブログで書いているように明らかに韓国の新聞記事にもとずくもので、朝日新聞によるものではありません。
慰安婦総数を算出する一つの根拠として、陸軍では慰安婦の需要を兵士30人から100人に一人の割合で計算していた、というメモが残されています。太平洋戦争末期には、3.5億の兵士が太平洋・南方地域に動員されていましたから、それを元に計算すると、5万から10万人の慰安婦が必要となるわけです。
最初に海軍慰安所が設置されたのは、1932年で、それ以来13年にわたり、慰安婦を供給してきたことになりますから、大体10万人前後ではないか、という仮説がありますが、より正確な人数は不明です。
なお、秦教授は2万人、吉見教授は5万から10万人ぐらいではないかと推定されているようです。
韓国女性慰安婦の勧誘については吉田清治式のトラックでの慰安婦狩りはなかった、これは韓国の挺対協も認めていますが、被害者の方の中には捕捉されたという方もおられるので、捕捉シーンのある映画は被害者の証言にもとずいて作ったということだそうです。
 
日本政府は1993年に河野談話で韓国に謝罪の意を表していますが、これは当事者の方々からの事情聴取が根拠になっています。その後創設されたアジア女性基金のサイトでは慰安婦の歴史的資料及びリサーチ論文の閲覧が可能です。
 
謝罪に関してですが、拙者も含めて大多数の日本人は戦後民主主義下で育った戦争を知らない子供達。その私達に戦時下の慰安婦制度にたいして歴史的責任があるのか?という疑問がでるのは当然。
国際世論が期待しているのは、経済・民主主義先進国の日本政府に規範的かつ