chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプのアメリカ:質問に答えます#2

最近書かれた二つの記事読ませてもらい、トランプ大統領のロシア疑惑についてかなり知ることができました。ロシアがもっとも恐ろしい敵(CBSに24日語ったマケイブ氏の話)で、中国も新しい敵となったのなら、今後の米国は大変です。民主党が政権をとれば、元の中国協調路線に戻るのでしょうか?そもそも、何故、米国は共産党独裁から一歩民主主義の方向に歩んだロシアを、中国以上に警戒するのでしょうか?chukaさんの意見をいただければと思います。 削除
 
 
 
 
 
 
 
                 24 日の❝60minutes❞ /CBSは私も見ました。このインタビューでマケイブ元FBI代理長官は、ロシアを‟our most formidable adversary ” 、 ‟ our most fearsome enemy ”  と、修飾がかった文学的表現で言及していました。これは冷戦以来ロシアは米国の強豪な対抗相手だったという意味で軍事的スタンスからの分析結果ではないと私は思います。
 
FBIは日本語では連邦捜査局と訳されています。2001年の9.11事件の後、FBIは敵性外国エージェントの捜査を強化しています。敵性というのは米国内外で実際に米国に害を与える意思がある、という意味です。ソ連が民主党本部のハッキングで得たEメールをウィキーリークスが10月7日に公開したのですが、それはアクセス・ハリウッド動画が公開されたわずか1時間後、というタイミングに疑問が出ました。トランプ陣営が関わっているのではないか、という疑惑が高まったのです。
 
アクセスハリウッド動画は2005年に撮影されたものですが、『俺はスターだから女には何でもできる、女のプッシーをギュッと掴むのもできる』という非常に下品な対話が公開され、共和党側からも酷すぎる、トランプの候補をやめさせろ、という声も上がったのです。
皮肉にも対話の相手はスポーツキャスターのビリー・ブッシュ、つまり去年亡くなったブッシュ元大統領の孫でした。
 
プーチンはオリガルヒと呼ばれる、ソ連崩壊後鉱山や工場を安く手に入れ外国に儲けを投資して大金持ちになった利権屋を使ってロシアの勢力奪回と国際的拡張を目指していると見なされています。だからヨーロッパ諸国や米国政府から要注意人物として警戒されています。これまで米をはじめ他国での世論操作や選挙妨害は既によく知られています。
ロシアの一般的生活水準は低いですが、プーチンや彼の友人はセレブとなってアラブの金持ちのように、宮殿のような家、高級車の列、高級ブランド製品コレクション、等々の生活をメディアで公開しています。それが結構ロシア人に人気があるそうです。しかしロシアはプーチンの独裁で言論の自由を失っているという報道もあります。
トランプはビジネスの失敗からロシアのオリガルヒからマネーロンダリングでドイツ銀行から資金提供を受けたと見られています。
 
自らを関税マンと称するトランプは不平等な関税で米国は何百億もの金を友好国に巻き上げられてきた、という説の信奉者です。関税だけでなく、国際援助もです。韓国は後者のターゲットです。
中国は過去40年間米国に多大な貿易赤字を続けさせたというので、悪の張本人として特にターゲットになっています。中国の極安品がメイドインアメリカ製品を駆逐し、米国民の失職につながった、と攻撃しています。しかし中国の軍事力示威については、トランプ政権は深刻な敵性はない、と見ているようです。
 
私の記事はすべて米のニュース、新聞記事、本がソースですが、間違っている事もあります。質問があればネットで調べます。
 
下はプーチンとコネのあるオリガルヒを訪れた米人の動画
豪華な食事、20代の奥さんは元ミスワールド。
その後、彼私有の僧院でロシアの宗教アートコレクションを鑑賞
ロシアの宗教アートは世界でもの凄い人気があります。
そのハンティングロッジでハンティング
そしてサウナ、という順番です。
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