chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

日韓ヒップホップ It G Ma 

  •  

 

 
 
韓国で大人気のラッパー達、Keath Ape、JayALLDay, Okasian、日本のLoota,Kohhが一緒になった結果が、この‟It G MA”。  テーマは、韓国語を英語発音で表したものだそうだ。
意味は『絶対忘れない』。
 
しかし、曲の50%が韓国語、40%が日本語、10%が英語 だというわけで、一体全体100%意味の分かった人がいるのかという疑問がでてくるのも当然。
それでも、この曲、ネットでViral大拡散、海外で多くのファンを獲得。
 
もちろん、この曲のスターラッパーは韓国系 Keith Ape。韓国の高級ブランド製品の、カモ(迷彩服)を着こんでいる。何といってもアジア系バッドボーイのオーラが凄い。
 
しかし彼を完全に喰ってしまったのが、日本人ラッパーのLoota と Kohh。
Why? Loota の武士道をおもわせる歌詞と、Kohh の 『ありがとう』というセリフが大受けしたからだ。
下にコピペしたフォトがそれ。 
 
それから、この‟It G Ma” は 実は パクリ。 米の黒人ラッパー、OG Mako が、ドロボー韓国人、とツウィッターして一時は大騒ぎに。 しかし、金で見事解決。これで心おきなくこのソングがエンジョイできるということにあいなった。本家よりグー。
 
ではここでテーマについて。何を絶対忘れない? 
KeithとJayALLDAYが連発している文句は何と
 
 잊지 마, 잊지 마, 우리가 이찌방(一番)
It G Ma, It G Ma, Uri ga Ichiban.
Don't forget, don't forget that we are Ichiban.
 
一番 Ichibanはもちろん日本語!私には、オレが一番、と聞こえたが?
 
‟You are you,I am me, accept that shit”
オレはオレ、オマエはオマエ、このクソ事実を認めろ
 
というように、過激な歌詞。つまり、格差社会からのおしつけはまっぴらごめん、というわけだ。
 
実はこの曲は、2番目のラッパー、JayALLDAYが中心となって作られた。彼は韓国で生まれ、米国で育ち、また韓国に、そして日本でも暮らした経験がある。彼は今の日韓関係の悪化についてこう言っている。
 
We have a history behind us I don’d give a fuck about it I think it better for our generation to do positive things together. It is not about a country,it is all about a person。
私達の背景には歴史がある、しかしそんなものは全く気にするべきじゃない。ポジティブな事を共にやることが我々の世代のためになる。国としてというよりも、一人の人間としての方が大切だ。
 
 
過去の話すんのださいから
昔のこと忘れちゃったらいい。