chuka's diary

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トランプのアメリカ:安倍首相がノーベル平和賞を送りたい!?

このところアメリカではトランプをめぐる新情報毎日のように続出、ついていくのも一苦労
 
【2月11日】トランプ、国境の都市エルパソに出かけ、2020年大統領再選ラリーのキックオフ。しかし地元出身の民主党のベト・オローク前テキサス下院議員、2020年の大統領候補と予想されている、が待ち構えていて同時ラリーをしかけられる。
このラリー中 議会で予算拠出法に関しての妥協が成立。トランプは全くハッピーではないが署名せざるを得ない、という感想を発表。
【2月12日】 妥協案は夜遅くに下院を通過、トランプへ送られた。
フォックスTVの人気コメンテーターをはじめに右側からトランプは散々にこき下ろされる。国家緊急事態宣言を出すことも考えている、と主張。
【2月14日】の午後、ホワイトハウスは緊急事態を翌日宣言すると発表。
【2月15日】(日本時間では2月16日早朝)ぎりぎりになって妥協案に署名し、ホワイトハウスのローズガーデンで、‟国家緊急事態宣言”を発表した。
 
スピーチ後に、「北朝鮮との合意以来具体的な進展はあったのか?」とある記者が尋ねたのがきっかけとなって、瓢箪から駒が出る、といったごとく、アベによるノーベル平和賞推薦が出てきたようだ。

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トランプによれば日本にミサイルが飛んでこなくなり、日本列島の住民が緊急サイレンにおびえることなく安心できるようになったのも、すべて彼のおかげなのだ。だから日本の安倍首相が日本を代表して感謝し、ノーベル平和賞の公式の推薦を‟ビューティフル”な 5ページの手紙に書いたんだ、ということに。
『私は北朝鮮のキムが好きで、彼も私が好きなんだ』、『北朝鮮はこれから経済的にどんどん伸びていく国だ。私なら隣国の中国、ロシア、南朝鮮のどの国ともうまくやっていける』、とは前半のスピーチでのトランプのお言葉。
 
人権蹂躙で国際法廷で捜査中の男が好き、とはとても正気とは思えない。
トランプによって日本は北朝鮮の隣国からはずされていることに注目すべきだ。
 
下は拙ログの過去の記事
 
 
日本にロケットが飛んで来たのは、米と北朝鮮の対立のせいで、日本はいわばそれに巻き込まれたバイスタンダー。
 
ビューティフル”という単語はトランプが特に好んで使うので有名だ。
下はSNL(=サタディナイト・ライブ)という社会風刺のコミックショーでトランプを演じるアレックス・ボールドウィン。トランプに成り切った彼の手のひらの動きに注目。中心から外側に向けて手の平を動かすモーションがトランプそのもの。今回のスピーチの間じゅうトランプはこれを幾度も繰り返したのだがアベのノーベル賞云々の際も、『ビューティフル・レター』と言いながら手のひらを外側に伸ばしたので、拙者は笑ってしまった。
 
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