chuka's diary

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トランプのアメリカ:ユーは何しにUKへ!?その3

トランプ一家(夫妻、長女夫妻に、愚息二人)は女王の国賓としてUK訪問。しかしバッキンガムパレスでの宿泊は修理中でダメと断られ、米大使邸に一家で御逗留。
 
下は昨日6/4、米大使館邸で催されたトランプ大統領主催によるチャールズ皇太子夫妻を主賓としたディナーのメニュー。料理名からすると、フレンチのようだ。
 
 
  • Heritage tomatoes with fresh burrata and garden basil 
  • 自然栽培のトマトと新鮮ブッラータチーズ(モツァレラ)とバジル
  • Grilled filet of beef フィレステーキ
  • Pommes Anna バターポテトのオーブン焼き
  • Watercress purée  西洋セリ・ソース
  • Celeriac and chantenay carrots 茹でセラリアックと人参のバターいため
  • Summer berries, homemade vanilla ice cream, and muscovado sugar tuile
数種のベリーとホームメイドバニラアイス、シュガーチュイール
チュイールは砂糖の薄い剥片。アイスクリームなどにつける。
To drink, guests can choose from Iron Horse Chardonnay, Pinot Noir, or Brut Reserve. 高級ワイン付き
というように、やたらバターを使ったハイカロリー。フィレステーキは米式にベーコン巻きで食べる方が私は好き。どうやら私はハイソには向かない、いや縁のない人間のようだ。
環境保護派で名高いチャールズ皇太子は、1時間半かかって、トランプを説得しようとしたのだが、トランプは変わらず。地球の環境変異を認めない。アメリカのせいではないので関係ないが、しかし、チャールズ皇太子は善意で環境を心配している、と報道会見で述べた
 
ところで、下の最初の歓迎に参加したプリンス・ハリーのこわばった表情に注目。自分の妻を‟nasty”とラジオで放送され、黙っているのは夫としても紳士としても失格。彼は女王主催の晩餐会も欠席。トランプ一家からは距離を置いていた。同様に、兄のウイリアム王子夫妻も目立たぬよう振舞い、彼らと記念撮影に応じないというくらいトランプ一家を避けていた。これに関して、さすがに女王様の外交のうまさ、という声が内外から上がっている。
 
 
 
 
 
 
下はUK着陸直前にツイートしたロンドン市長の反論ビデオ
 
 
この市長はイスラーム教徒で、動画は彼に対する反コメでびっしり埋まっている。
トランプはさらに、ロンドン市長ごときが米国大統領を批判するのは筋違い、とTVで宣言、
対する市長は、トランプの言動は11歳の子供だ、と逆批判。
 
ロンドン市民の反トランプデモは小さ過ぎて目に入らなかったが、多勢のトランプ支持派にいたるところで歓迎された、と虚言を張った。
しかし彼の娘イヴァンカは、米大使邸の玄関先で、待機していた反トランプ派にブーイングを浴びせられた。
 
一方、米国内では、トランプ毒本、‟Fire and Fury"の続編が出版。トランプ一家の家族問題が暴露。
モラー捜査官にも問題のスポットライトがあてられている。
トランプ支持の共和党内でもメキシコ関税5%増加に対する反対の声が高まっている。2020年選挙組の先行き不安が原因だ