chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプのアメリカ:辞めろトランプの声あがる


Crowd Chants "Lock Him Up" At Trump During World Series Game 5

 

ハロウィーン・サンクスギビング、クリスマス、ハッピーニューイヤーと三段跳びで毎日が過ぎて行くのがこの時期だ。もうこの時点からクリスマスプレゼントをオーダーしておいた方が無難です。オーダーする先はアマゾンです。ショッピングに行くのが面倒くさい。時代は変わりました。

 

相変わらずトランプ情勢もスピード回転をし続けていますが、かなり先が見えてきたように見える。だがしかしこの先、いや来週早々にもまた何かが起きそうだ、と皆覚悟の上だ。

米時間の10月26日の土曜日の朝、トランプはTVを通じて、米陸軍の特殊部隊デルタフォースがISIS最高指導者だったバグダディ師の隠れ家を急襲、バグダディは自爆したと発表した。トランプと彼の高官達は同時中継を見たそうだが、トランプによれば、バグダディはドンつまりの地下道に三人の子供と逃げ込み、犬に吠えつかれ恐怖のあまり泣き叫びながら身に着けていた爆弾チョッキで自爆、負け犬のように死んだ、というのだ。15分後に飛び散った身体の破片を収集し一時間後にDNAで本人と確定という説明も非常に血なまぐさい。しかしすべて自分の手柄だというお決まりの自画自賛がなかったのには驚かされた。

 

それに対してフェイクニュース側は大統領の見たビデオにはバクダディの最期が映されていたのか、と口を揃えて疑問を投げかけた。その後も軍の中にも誰もバグダディの最期を目撃した人は現れていない。大体自殺覚悟の人が実行寸前に泣き叫ぶというのもどこか辻褄が合わない。また虚言か、と見られている。

 

確かにバグダディは国際法廷でも有罪になるだろうが、3人の子供が道ずれになったのは酷い事だと誰でも思わざるを得ない。

トランプはさらに米軍はクルド地域にある石油を確保している、クルド側との話し合いもついている、トルコとクルドの対立は彼らの問題で彼らに好きなようにやらせるがよい、と暴言。これには、金が確保できればそこの住人の命や生活はどうでもいいのか?と米市民を呆れさせている。

 

これですっかり気をよくしたトランプ一行は翌日地元ワシントンで米ナンバー1を決めるワールドシリーズのゲーム#5に出かけたのだが、上はその時の動画。

デラックス観覧室に入ったトランプ一行の姿が休場の大型スクリーンに映った途端、観客からの大ブーイング、すぐに"Lock Him Up!"(トランプを監獄にぶちこめ)の大合唱に変わった。その後のシーンはあの有名な"Take me out to the Ball Game " の替え歌

だがこれは修正してくっつけたもので本物ではないようだ。

 

替え歌の歌詞は、かなりキツイ

大統領室から出ていけ、そうしないと引きずり出すぞ

トランプ・ステーキや二流ホテルに帰れ

トランプ・ジュニアとエリックも一緒に連れてってくれ

私達は弾劾支持、あんたは一期で充分

恥を知れ!

 

"トランプジュニアとエリック"はトランプの息子達だが、かっての懐かしの大ヒット映画 "Dumb and Dumber"(バカと阿呆)の主人公コンビにたとえられている。トランプが後継者に娘婿クシュナーを選んだ理由がわかるはずだ。

 

動画のトランプの顔のコワバリようがすさまじい。

このブーイングについて、フェイクニュース側のある有名キャスターはトランプと同じように下品になるのはやめようと呼びかけていたが、彼以外の他のニュースキャスター達は当然の報い、と言っていた。