chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

米の医療保険について

前々回の"準備は出来た!?新型コロナ隔離ルーム"に関して下のような質問を頂きました。

 

保健加入率はどの程度でしょう…
この動画の最初のコメントにたいする返答に、Don’t worry it should be enough considering most people wouldn’t be able to afford health/medical care in the USA.とあります。
その他、ウォーレン・バフェットなどの金持用だというのもあります。実際の医療保健の加入率はどの程度でしょうか。その毎月の掛け金、日本のように雇用者が半分負担するのかなど、教えて下さい。

 

最初に断っておきたいのは米の制度は複雑なので私が誤解しているかも知れないということです。指摘して頂けると有難いです。

米の医療保険制度は2014年にオバマケアと呼ばれている新法により国民皆保険が施行されました。それまでは医療は、職場の提供する医療保険、それ以外の個人保険、無保険、政府(連邦)が払う65歳以上のメディケア、障害者、未成年、妊婦等に払われるメディケイド(政府と州)等々に分類されていた。オバマケアの目的は保険の無い人口を消滅させる事です。

オバマケアでは市民は従来通りの職場の保険を維持するか政府のコントロールする民間個人保険を買うという選択になります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Health_insurance_coverage_in_the_United_States

上に加入率の結果があります。

米の総人口は約3.3億人だから違法移民を含めても日本の3倍に満たない数?

そうすると日本列島はもの凄く人口が密集していることになります。

米総人口の内3千万人が無保険者と想定されています。だから10%未満? 

 

米人口の中で65歳以上が約5600万人で約17%。この人達はメディケアという政府補助を受けるのですが、毎月のプリミアムが約1万5千円で老後年金から天引きされている。それでも80%しかカバーしない。これが老人貧困層増大の大きな原因とまで言われています。しかし個人で生活が難しいと判断されケアする人がなければ老人ホームに入所することになります。その場合政府の老後年金は月$35=約3900円の小遣いを除き全く貰えないということになります。この場合医療的には100%カバーされます。

上の老後年金は日本の国民年金に相当するのでしょうが、これも日本のとは大きな違いがあります。額も個人によって違うしこれだけしか収入のない方は無税ですが他に収入があれば課税の対象になりがちです。

 

個人加入の場合はマーケットプレイスという公式サイトで保険を選ぶことになります。安いのは個人で月$65=約7000円、というのがあるそうです。家族だと1.5倍から2.5倍と見積もるとよいでしょう。もちろんプリミアムが安い保険はめったと病気をしない健康に自信のある人向けなので、医者の診察$25-$30とか救急のコストはほぼ同じだが、もし病気にでもなったら半分かそれ以上のコストを自分で払うものと覚悟した方が現実的です。

医療保険は毎年、年末のシーズンに他の保険にスイッチできます。オバマケアではたとえばその年に難病を発病したとして高額な治療代をもっと払ってくれる保険に乗り換える事ができます。保険会社はかってはそういった人達を拒否する例がほとんどだったようですが、オバマケアでは違法となっています。

職場の提供する保険では個人のプリミアムに職場も同額を保険会社に払うのが一般的です。拙保険ですが、職場からです。数種類から選びます。拙プリミアムは月約$180です。最低は約$100ぐらい。金額の違いは実は全米有名保険会社かそうでない会社かの違いですが、私より安い保険に加入している同僚はなぜか私のより治療の個人負担も少なく満足していると言っています。家族だと私の保険では$400以上です。プリミアムは定価なので給料とは全く関係なし。拙保険は処方薬もカバーしているが数ドルから数十ドルまで薬によって払う額が違います。