chuka's diary

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出たー!ジュリアーニ 、映画になる!?

ジュリアーニと言えば、10月14日にNYポストでスクープされたバイデン大統領候補の次男ハンターのe-mail(?)を提供したトランプの無償の私的弁護士として見事なカムバックを果たした。

しかし今度はジュリアーニ自身がスキャンダルの対象!になった。

 

このジュリアーニ氏はNYの連邦検察官としてマフィアと闘い名をあげてNY市長に当選。そしてあの9/11で大活躍。"アメリカの市長"とまで呼ばれた人物だ。

それがどうして米市民の嘲笑の的となったのか? 

去年2019のウクライナ弾劾事件で裏の存在として大活躍したのも彼である。ジュリアーニはウクライナでバイデン親子のどぶさらいをした。しかし彼はロシアからガセネタを掴まされて国務省内では全く相手にされなかった、ただしトランプを除いて。

トランプの陰謀大好き性癖は彼の反社会的性格異常に繋がっている、とも言われている。

 

ジュリアーニはトランプの個人弁護士と名乗り、TVに頻繁に顔を出しバイデン親子汚職説を熱心に拡散して回った。しかし嘘がばれて眉唾もの市長になった。

 

最後には仲間のウクライナ系米人が当時のウクライナ大使罷免事件にからんで選挙法違反で逮捕され起訴された。この二人はロシア系のオリガルヒ(=財閥)の金を共和党に献金した疑いだ。外国人の選挙資金提供は違法だ。これは日本も同じ。そういう事でジュリアーニはすっかり主要メディアから信用を失ってしまっていたのだが、今回のハンターバイデンのe-mail及びポルノ写真公開でまた復活。今回はトランプ支持系列のメディアのみに頻繁に出演している。NYポストもその一つ。

 

そのジュリアーニは今年七月にかの有名なコメディアン、サーシャ・コーエンのジョークに引っかかった。つまり日本ではビックリカメラ、米では"candid camera"と言っているやつ。

 

若い女性があるホテルでジュリアーニ氏を捕まえ、レポーターだと自己紹介。インタビューをしたいと言ってジュリアーニ氏をホテルの個室に誘った。もちろんベッドルームだ。そこでジュリアーニ氏はこの女性の電話番号と住所を聴いた。その後、女性がマイクをドレスから外すと、彼は何とベッドに横たわり、手をズボンの下に入れ自分のアレをまさぐったという嫌疑がかかっているのだ。このベッドルームにはあらかじめカメラが仕掛けてあった。この時ヤバいと感じたサーシャ・コーエンは急いでベッドルームに突入。ただしピンクのネグリジェを着て。女装のコーエン氏は、彼女は私の娘で15歳だからダメ!と叫んだそうだ。そして二人してホテルの部屋から一目散に逃走。この二人の滑稽な逃亡写真はすでに他の幾つかの新聞に掲載だ。彼の顔写真が下の動画の最後に出て来る。このコーエン氏の女装が凄い!噂ではこの時コーエン氏が娘はだめだが私はいい、と申し出てジュリアーニ氏に拒否されたとか?

 

ジュリアーニ氏はこの後警察に連絡した、とトランプ系メディアで話していたがまだ確認されていない。このシーンが入ったコーエンの映画はこの10月28日に"Borat II"という題名でアマゾンプライムで公開されるそうだ。

もうヒット間違いない。ところでこのアマゾンのオーナー、ジェフ・ベゾス氏はトランプの天敵。

 

下はその映画の宣伝動画。サングラスをかけたジュリアーニ氏がベッドに横たわり、手をズボンの下にすっぽり。この他にすでに多くの動画がSNSに出回っていてジュリアーニ氏の"手もぞもぞ"を視た人々のほとんどはこれで彼のキャリアは終わると予告している。

 

ジュリアーニ氏は無償で働くトランプの弁護士としてウクライナを始め世界中を飛び回っている。この費用はバカにならないはずだ。憶測として先に起訴されたウクライナ2人組を通してオリガルヒから金が出ているというのがある。しかしそこまでしてトランプに取り込まれる理由は一体何なのか?彼も2008年に大統領選に出たが指名段階で敗退している。ジュリアーニ氏にはトランプ政権で国務長官となるという予想もあった。ウクライナ疑惑中はトランプの私的国務長官とまで呼ばれていた。逃した魚は大きい、か?

ジュリアーニ氏の娘さんは幾つかのTV放送に出演、父の事は気にしないで欲しい、私はバイデンに投票する、と述べていた。子の心親知らず。

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=L8N4qmkNxUA