chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

バイデン父子疑惑が突然消えた!?

新コロナ死者約23万人。このまま行けばサンクスギビングの11月26日前後に死者のピークがやってくる。来年の春までには約20万人の犠牲者数が加算される。これではまるで国民総"ロシアンルーレット"。

病院はコロナ患者でほぼ満杯なのでうっかり入院もできない。

 

それにも関わらず激戦州を行ったり来たり、その都度数千人を動員し新コロナ感染を撒き散らしているのが、"皆さんのお気に入りの大統領"ことトランプだ。

 

これは決して冗談ではない。本当の悪夢だ。トランプが大集会をした地域には感染者数増大が集計で現れている。止めようとしても強引に押し切っているのがトランプ。

トランプは、コロナにかかっても私のように回復できる、しかもコロナ抵抗性を永久に獲得したのでもう罹らない、と選挙集会で豪語している。トランプはレゼネロンという抗体カクテルを輸血されたのだが、1-4カ月は抗体がプラズマに存在するので体内のウィルス感染が防御される。だがその後は分かっていない。

 

しかし重症患者を扱う医療関係者達は今回のコロナ第3波に疲れ果てている。マスクもせずバーやパーティに群がる人々に対する人々に怒りながら、もう精も恨も尽きたと涙ながらにTVで訴えている。しかし、トランプは、病院は商売繁盛で金儲けに忙しい、病院で$2000のボーナスを出している、などど激戦州集会で言い返しだ。そして彼の言葉に熱狂するトランプカルトの群衆!

 

アメリカは愚衆の国なのか?という疑問が市民の間のみならず、国外にも大きく広まっている。今、世界の目は、トランプの暴言がどこまで行くのかに注がれている。

 

ところで、まず2回も記事にしてしまったのでバイデン父子疑惑のその後についての現時点の情況をお知らせします。ソースは米国主要メディアから。及川利幸氏は日本の幸福党というカルト指導者ですが、この疑惑で米は連日大騒ぎ、バイデンは大統領候補を辞退する、とYouTube動画で煽っている。がそれは事実とは異なっている。

 

最初にお断りしておきたいのは、私自身は"ネポティズム"を非常に不快に感じているその他大勢の一人です。しかし日本でも米国でも"二世ナンチャラ"というのはオオモテです。トランプはそれを最大限に見せびらかす事で大衆に人気を博している。

その上、トランプは大統領をしながら自ら事業を運営。つい最近NYタイムスがトランプの冬のホワイトハウス、マーラーゴホテル、に安倍前首相が訪問した際、ホテルが水一杯を350円として政府に費用として払って貰っていたことを取り上げた。トランプのホテルは政府の払いで成り立っている御用ホテルである。トランプの事業は借金運営で22年には40万ドルの負債の期限が来るとNYタイムズにすっぱ抜かれた。儲かっていないのに、どうやって負債を払うのか?解決法はただ一つ、大統領の影響を利用した汚職以外にはない。

 

バイデンのケースは息子がバイデンの名を不正に利用してウクライナのブリスマというガス開発会社から高給を受け取っているというのと中国で政府から過剰な借款を受けた、という疑惑だ。しかし米では高官の子弟の汚職まがいの事業を禁止する法がない。これはシュバイツァーの本"Secret Empires”で指摘されている通り。可能なのは事後の汚職犯罪捜査のみ。

 

ところで前回で、ハンターバイデンの中国ビジネスのパートナーであったボブリンスキ氏がジョーバイデンは真っ赤な嘘つき、と名乗り出た事を記事にした。

ボブリンスキ氏は10月23日の大統領選討論が行われた会場すぐ近くのホテルで、しかも討論開催直前に記者を招いて告発会見を行い、トランプ大統領自ら討論会場に氏を招待、という絶好のプロパガンダの機会を設定した。しかし彼の存在はその時全く知らせられなかった、トランプ自身も一切彼の名を口に出さなかった。これも事実です。

 

10月27日のフォックスTVの人気キャスターであるタッカー・カールソンによるインタビューは大変な高視聴率とフォックス側が大宣伝。しかし、実はフォックスニュースは今回のバイデン疑惑は最初から根拠が薄いという主要メディアと同じスタンスを取っている。これは時事解説者カールソンの個人的意見だいうことで距離を置いている。それに対して、タッカーカールソンはボブリンスキ氏が確実な証拠となる資料を持っているのでこれを公開すると宣言。

 

しかし翌日にはこの文書は配達包みから抜き取られて所在不明と発表。

そして次の日にはどこかの床の上に転がっているのが見つかった、と発表。その上で、これは公開しない、という爆弾宣言。

 

理由は、ハンターバイデンは大統領候補者でないから、というもの。

そして、ハンターバイデンを叩いても彼はすでに社会の敗残者、つまりもう水の中で溺れている状態。そういう人をさらに上から叩くのは時間の無駄だ、と付け加えている。これを彼特有のことさら深刻な表情で述べた。

 

それ以後、バイデン疑惑のトランプ側記事は全く消滅。しかしあるメディア筋ではハンターバイデンのマネーランダーリング疑惑を流している。バーの司法省がその調査に当たっていると報道しているが詳細は不明。

 

11月一日に、Politicoで、ジュリアーニと共にウクライナでバイデンの泥を探したウクライナ系米人パルナス氏、現在裁判中、の息子が暴露本を自費出版、これはアマゾンを通じて販売している、という記事が出ている。この息子さんは父にぴったりくっ付いてトランプの長男や側近との打ち合わせを目撃した。トランプ大統領との写真も公開。ところでトランプは、このパルナス氏について、会った事もなく誰だか全く憶えていない、とコメントしている。