今日は1/8。コロナ感染死者は36.5万に達した。
この大失政の責任はトランプだ。1/5 のジョージアのマスク無視ラリーに1/6のワシントン白人大行進。そこで思い切りウィルスを撒き散らした。
これは人道に反する犯罪だ。しかジョージア・ラリーでもワシントン白人大行進でもトランプが自ら宣伝する偉大な大統領の業績リストの中にはコロナ対策は全く入っていない。
側近によるとコロナを口にするとトランプが非常に不機嫌になるので持ち出さないように気を配っている、と報道されている。
トランプ政権は最初2週間で2000万人ワクチン接種と意気込み、トランプ自らこれも私の功績、と自画自賛。お付きもヨイショを連発。なにしろこれをしないと後が恐ろしい。しかし結果は10分の1の200万。しかもトランプ政権がワクチンの出し惜しみをしているという憶測が流れ、ヨイショは立ち消え、再びトランプはコロナ禍は無かったことのように振舞っている。
トランプ政権は後12日で終わる。
このところ、政情は毎日混乱だ。
昨日も前回ブログを書き終えた途端にまた大ニュース。
トランプは昨日夜、政権移譲を行う決意宣言を動画で発表、これは解禁されたばかりの彼のツィートからだ。トランプは主要ニュース(フェイクニュース)はもう相手にしないと宣言。一切対応していない。これも異様だ。
それが下の動画だ。フェイクニュース側(=米主要ニュース)の反トランプキャスターの一人はこの動画を人質ビデオと呼んだ。
人質にされたアメリカ人がアメリカを非難する動画が過去頻繁に公開された。その際の人質をなった被害者の表情と仕草にトランプのが酷似してる、と指摘した。
表情からトランプは単に目前のテロップを読んでいる。内容も側近が書いたものに間違いない、普段のトランプのアドリブ調とは全く違う。
司法省が反逆罪関係でトランプ捜査の準備を始めている、というニュースも流れているのだ。これ以上大統領の政権移譲に反対すると、逆に反逆罪の証拠となるからだ。
今日は憲法25条でトランプを強制的に辞任させるか議会弾劾か、というニュースで沸き返っているが、選択によりポスト・トランプの政治地図が大きく変わる。ここでの焦点は何といってもペンスだ。
ペロシ議長は、MAGA暴徒に議会が占拠され密室に隠れている最中、ペンスはトランプ辞任に合意した、という情報を公開した。
しかし、ペンスが大統領を引き継ぐとトランプの恩赦をしなければならなくなる。これをするとフォードのように彼の政治生命は終わるのだ。今、ペンスには憲法の守護者というヨイショの声が共和党内で高まってきているところだ。ペンスが25条を実行しなければペロシのスピード弾劾だが、これに成功すれば、トランプの大統領再挑戦は法的に禁止。だから共和党でのトランプによる影響は死ぬ。こちらの方が民主党としては望むところ。
ところでトランプはヒトラーのように最後まで大統領の座にしがみつき裏切り共和党ともども自爆するつもりのようだ。今側近弁護士が辞任を選ぶよう必死で説得にあたっていることが想像できる。
これがトランプ政権の最後のショーダウン(=対決)になるかどうが、後12日だがまだ先はわからない。
全米が警戒心をこめてトランプの一挙一動に注目している。