chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

議事堂に入ったMAGA 暴徒はどんな人?

今日は1月10日、コロナ死者は37万人を超えました。これではワクチン接種は死者防止にとても追いつかない。

 

1月6日の議事堂乱入では米全土からMAGA衆が首都に大結集。会場のモールを埋めたというぐらいだから、10万人を軽く超えていたのはないだろうか。このマスク無しの人達が地方に帰り感染拡大に再び貢献。この悪循環は絶対にこれが最後とならねばならない。しかし、就任式前に再びトランプは何が企んでいる、という憶測が高まっている。

 

下は1/8の侵入者逮捕ニュースの動画です。

この人達は"ベース"と呼ばれるトランプの選挙地盤とはあまり関係のない人のようで、トランプ支援はSNS を手段にした組織的カルト現象だという指摘にぴったりあっている。

 

まずこの動画の冒頭はMAGA衆が議事堂前に作った絞首台と刑に使う綱のわっか。不気味で周囲に恐怖感を与える。特に南部の黒人リンチの歴史的象徴。首都は黒人人口が密集しているところから白人至上主義者の嫌がらせでもある。

 

FBIによる" WANTED"のポスター。多くの市民がニュースに出た写真とポスターで容疑者認定に協力。

 

容疑者すべてが少なくとも公共建物不法侵入者です。

連邦規則では最高6か月禁固 and/or 約5万円の罰金。

拙州では罰金が約20万円相当に跳ね上がっている。それに容疑者がその場で撃たれて死んでも罪に問われない可能性が高い。

 

まず、メリーランド州から来た容疑者ですが、なぜか職場のIDカードをぶら下げて議事堂侵入。彼の身元はSNSで通報され逮捕された。その職場も同時にクビ。

 

次のメディアで大人気となったバッファローマンはアリゾナから。よく知られたQアノン陰謀家でシャーマンというニックネームで仲間内では有名だった。選挙前のアリゾナラリーではジュリアーニと素顔ではい"チーズ"。なおジュリアーニはこの写真をフェイスブックから消去した。

 

"WANTED"で一躍有名だったのはペロシのオフィスに入り込み彼女の椅子にどっかり座り込んだこの男。彼はアーカンソーの白人至上主義者。故郷に帰り失敬したペロシ署名入りの封筒を見せびらかした写真がSNS でバイラルになった。しかしこの男、ペロシのデスクの上に25セント置いてきたから盗んでいない、とカキコ。アーカンソーは"米国の後進国"として知られているが、それにしてもいったいどーゆー頭の構造をしておるのか!?

この男は地元のFBIに自ら出頭。

 

この時点=1/8の夜、にはすでに80人以上が逮捕。赤い州は逮捕者の出た州だと説明。

 

次の女性は警察官に胸を直撃され即死したアシュリーバベットさんで加州からはるばる飛行機でやってきた。この女性は元空軍勤務だったが死の直前、バリケードされたドアの窓から侵入しようと這い上がったところを撃たれた。

この女性に関してはバックグラウンドが他のメディアでより詳しく記事にされている。しかし周囲が、向こう側はピストルを構えている!と叫んで怯んでいる最中に(このシーンもすでに報道された)自ら窓に這い登ったところからすると、クライシスモードの咄嗟の判断が悲劇を呼んだとか言い様がない。

 

動画の最後は議事党内から堂々と嬉しそうに出ていくMAGA暴徒のシーンだが、ワシントンDC区の検事総長はそこでどうして逮捕しなかったのか、不思議だ、と言ったとキャスターが伝えていた。

 

この議事堂警察のトップが二人、事件翌日辞任している。犠牲者を撃った警官は現在有給停職中。しかし現時点で明らかになったのは、MAGA暴徒の多勢はヘルメット、防弾チョッキ及びピストルを隠し持ち戦闘に備えていた、中でも議員逮捕用の拘束具を持ち込んでいる事から、ここで警察側の議員の身体を守る作戦が成功していなかったら議員の死傷者がでている可能性が高い、とも言われ始めた。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=Kfh19_P0B1o