chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプに対する2度目の弾劾裁判がスタート!?

今日は2/9/2021。コロナの死者総数は46.5万人に達した。しかし日々の感染者数が減ってきている。いいニュースだ。

ワクチン💉は米人口の75%、約3億人カバーを目標とし、一日約150万人近くが接種を受けている。目標は毎日200万人。

 

今日で1回のみが3290万人、2回目完了者は980万人と報告されている。このペースだと秋までには目標達成。しかしワクチンの生産量に問題があり、尻切れトンボになる恐れも出てきている。

 

バイデン政権はワクチン接種で集団免疫を構築しようというのだが、トランプは感染の意図的拡大で集団免疫を構築しようと計画した。トランプはコロナ感染は弱者の証拠で強者は感染を恐れないと主張。しかし本人が感染し民間では手に入らない高価な抗体ミックスを緊急輸血され回復したと大吹聴。米市民に無料で配布などと大ぼらをこいていた。今思い出しても不快だ。

 

ところで今日からそのトランプに対する2度目の弾劾裁判がスタート!。

下院で弾劾決議がなされたが、最高裁長官はトランプはすでに大統領でないという理由で裁判長となることを辞退。それを理由にこの弾劾は違憲というのがトランプ弁護士団の主張。

しかし1876年、南北戦後のユリシーズ・グラント大統領政権下、汚職で辞職した当時の戦争局(=国防省)長官は議会で弾劾裁判にかけられた。だからトランプのケースを違憲とは言えないかも知れない。その後無罪になったので違憲か合憲かは問題にされていない。

 

今回のトランプ弾劾は1876年と同じく無罪になると予想されるので別に問題はない。仮に上院出席者の2/3の賛同を得て有罪になったとしても最高裁では違憲だという苦情を受け付けないだろう。トランプはすでに選挙で罷免されているから、最高裁の入り込む余地がない。

 

しかし全米から動員したMAGA衆を扇動しクーデターを起こさせたトランプの政治責任の追及とトランプが共和党組織を握っているという点からこの弾劾裁判は非常に重要である。特に2022の中間選挙の前哨戦としての影響が注目されている。民主党の狙いは共和党の弱体化であり一方のトランプは非トランプ候補の完全パージで共和党の乗っ取りを図り2022に正統共和党として選挙に向き合うつもりのようだ。

 

非トランプ共和党員の統制処分は共和党内の底辺の闇の中ですでに始まっている。

しかし2022にはテキサス州で前大統領候補だったオルローク候補が民主党から知事候補として担ぎ出される事がウワサとなっている。選挙面では2022は面白い方向へ向かっていくようだ。

 

下は弾劾初日に上院で証拠として出された一月6日の議事堂選挙の動画です。当然検事側(=民主党議員で構成)に有利に編集されているのをご了承下さい。CCで英字幕がでます。

 

冒頭でトランプは、選挙は私の大勝、我々はこれから議事堂まで行くぞ!私も一緒に歩くぞ!とアジっているが、大ウソだった。この議事堂への行進は無許可だったいう報道も流れている。トランプ一家は演台のそばの仮設テントで議事堂に押し寄せたMAGA衆をモニターで確認、手を叩き躍り上がって大喜び。これも他の動画で流されている。

 

下の動画の中でトランプのアジと同時に議事堂への先導者達が都合よく現れていることからすでに計画されていたようだ。MAGA衆は議事堂で暴徒化。しかし非常に手際がよかった。

 

一方その時議事堂内では各州選挙人投票の結果確認がペンスの入場でスタートしようとしていた。

議事堂の外側では、"ファッキンちんぽこ!、オカマ!”と暴徒の面々は遭遇した国会警察官に汚い罵声を浴びせている。

 

”人数では俺らがはるかにお前らに勝ってるんだ、ファッキン豚共!道を開けろ”と暴徒が叫んでいる。

 

再びトランプのアジ場面が登場:(大統領は)憲法により国を守る義務がある、選挙で不正をされて負けたのなら、別の方法で国を守ることが許されているのだ!勇気をもってしなければならない事をするべきだ!我々は戦う!死に物狂いで戦う!そうしないと我が国は滅びる!www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=ybzgRN5ZxfI&t=79s