chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

"R" はフランス語の命!?

新年の決意としてフランス語に再び取り組むことにしました。

 

フランス語で話す為にはR音が通じなければ無理。しかしこのR音は日本語には存在しない。だから日本語の"ラ行"で表記されているR音は全くの別物です。

 

下の動画はシャンソンの女王様と崇められているエディット・ピアフの"Non, Je Ne Regrette rien"(=いいえ、全然後悔してない)。これは彼女の大ヒット曲の一つです。私もこの曲が大好きです。日本では"水に流して"という題で日本語の歌詞でシャンソン歌手により歌われている。

 

しかしこの曲は冒頭からこのR音の連投でやけに景気がいい。一緒に合わせて歌うとR音のいい練習になる。歌詞も外国人に易しくしかも下のは日本語字幕のおまけ付き。

 

ここで勝手ながらこの歌の拙印象ですが、過去は全部きれいに清算してきた、私だって傷ついたんだ、だから世間が何といおうがへっちゃら、それに今から新しい男と新しい私の人生を始めるんだ、といういわば"懲りない人"の宣言じゃないかと。

 

ピアフは過去のアル中と鎮痛薬の悪用がたたって47歳で亡くなってしまったのですが、最後の恋人=法的夫、は20歳。肝臓病で老いやつれた姿でこの夫とTVで仲睦まじさをみせびらかした事もあってさすがに社会的批判も浴びた。

ピアフは、彼女の男狂いは幼少時に祖母がマダムをしていた売春宿で売春婦達に可愛がられて育ち、そこの女達は誘われれば男と寝た、という環境のせいにしていたそうだ。まさに女王様の貫禄です。

 

"R"の発音の仕方ですが、YouTubeに日本語でも英語でもたくさん載っています。

 

 

 
French
English
Non, Je Ne Regrette Rien
No, I regret nothing
Non, Rien de Rien
Non, je ne R egRette Rien
Ni le bien qu'on m'a fait
Ni le mal, tout ça m'est bien égal

Non, Riende Rien
Non, je ne RegRrette Rien
C'est payé, balayé, oublié
je me fous du passé

Avec mes souveniRs
J'ai allumé le feu
Mes chagRins, mes plaisiRs
je n'ai plus besoin d'eux
Balayés les amouRs
et tout leurs tRemolos
Balayés pouR toujouRs
Je RepâRs à zéro


No, absolutely nothing
No, I regret nothing
Not the good that has been given
Not the bad, it's all the same to me

No, absolutely nothing
No, I regret nothing
It is payed, done, forgotten
I don't care about the past

With my memories
I light the fire
My pains, my pleasures
I don't need them anymore
I'm done with the loves
and all their troubles
I'm done for ever
I start over with nothing


www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=IwmKVep7Yow