chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

出たぁ~、黄金のトランプ像

2月25日に予定通り2回目のワクチン接種をしました。今回は終わった後15分間座っていてくれと言われたのですが、たった5分で我慢が出来なくなり出てしまいました。15分間というのはアレルギー症状が出てくる時間帯ですが、私にはこの時もその後3日間も何も起きなかった。後はワクチンの効果を期待するのみです。

 

コロナの死者は全米で51万人を超えている。これはベトナム戦争に出兵した米軍総数より多い。しかし感染者数及び入院患者数は今急降下。よいサインです。

ワクチンについては毎日250万人のペースで、これまで7200万人が完了。全人口の14%以上が接種を受けている。本当に国全体が明るくなってきた感じです。

 

彼のCOVID-19対策のせいで国内のバイデン支持は高い。これから先はプロとしての彼の政権のやり方次第という事になります。

 

私は"トランプのアメリカ"というこれまでのポリコレ(=political correctness)を覆す全くの異常事態を過去2年間記事にしてきたが、ここからはトランプカルトの先行きについて続けて書いていくつもりです。

 

バイデン政権になってから、上院の弾劾裁判でのトランプの勝利、最高裁によるペンシルベニア共和党州議員からの郵便投票違憲訴訟の公聴拒否、同じく最高裁によるトランプの過去10年間の連邦税申告書の引き渡し命令等の重要な法的判断が次々と出ている。申告書の引き渡し先はNY州検事局で約300万枚の関連文書がトランプ企業の連邦税申告を作成してきた経理会社からすでに州検事局引き渡された。トランプがNY州により起訴される事はほぼ確実。すでにコモ知事の追い落とし、トランプのバカ長男の州知事立候補のウワサが表面で派手に流されいるのはいわばトランプ側からの牽制を目的とした前哨戦に見える。

コモ州知事のスキャンダルについては公正な捜査結果に任せるべきです。

 

今日2月28日の最大のニュースは何といってもCPAC(Conservative Political Action Conference =保守系資金集め大会)でスピーチの最後のトリを務めたトランプでした。このニュースは日本でもほぼ同時に流された。トランプの長男はCPACではなくTPACだ と大はしゃぎ。本当にトランプ支持者のみで固まった金集め大集会でした。しかしトランプが2024に立候補するのかどうかは本人は口を濁していた。

だがこの大会の始まりからメディアの大注目をあびたのは、会場入口に鎮座した黄金のトランプ像。下の動画をご覧ください。

  

https://www.youtube.com/watch?v=BY9tZL1F-4g

www.youtube.com

 もしクリスチャンならここで誰でも旧約聖書出エジプト記の中の黄金の仔牛の教えを思い出さざるを得ない。

 

モーゼスに率いられてエジプトを脱出したユダヤ人の群れはシナイ半島の砂漠を30年も彷徨ってしまうことになった。辛苦と困難の最中にモーゼスがひたすら神の導きを求めてシナイ山に登っていた間にキャンプに残されたユダヤ人達は何と黄金の仔牛像を持ち出し崇め奉っていた。これは十戒の第一条偶像崇拝禁止に反するものです。キャンプに帰って来たモーゼスは怒ってこの像を焼きその灰を溶かした水をユダヤ人全員に飲ませた上、崇拝者を皆殺しにした。

 

上のトランプ像についてのコメントの多くは、トランプカルトの神様はトランプ、彼らは聖書を読んだ事のない人達だ、というものでした。クリスチャンはキリスト教の神のみを信じる、これは旧約の十戒から受け継いだものです。

 

さて、この黄金のトランプ像、金集めの吉兆かそれとも次の選挙で崩壊するというの悪いオーメンか?

 

これは、神のみぞ知る!

 

下がかの名画"十戒"の黄金の仔牛像のシーンです。CCで英字幕が出ます。

https://www.youtube.com/watch?v=-YETnMqtlyI

www.youtube.com

 

Where's Charlton Heston when we need him ?