chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

小室母子に現れたシュガーダディ!?

小室圭さんの真相報告を読みました。

借金か贈与か、というケースはこれまで頻繁に起こっているので決して珍しくないけれど、これも法的に興味を惹くケースの一つです。ラムザイヤー教授は契約は書かれていなくても成立する、なんてサラリと書いているが、借金を返せと訴訟を起こした原告側に主張のみで物的証拠がなければ、相手側の反論、贈答、とみなされる、というのがこれまでの例です。これを防ぐ為には、証拠となる"IOU"=I owe you と呼んでいる少なくとも金額と日付け、借主の署名、の紙きれ一片があれば充分です。

しかし、私はIOUを書いた人から返して貰った事がない。催促もしたことない。金欠病の人から金を取ろうというのが無理な話です。

 

小室圭の母の婚約者が借金を返さないとメディアで告発して以来事件は一層深刻化、混乱を増している。なにしろ内親王の結婚に事実上ストップがかかっている。

 

小室さんの説明文で明らかになったことは元婚約者の意図です。借金を返して貰うのが目的でなく、小室さんカップルの婚約を解消させ結婚を阻止する事が目的のようです。小室さんのお母さんは弁護士を代理人として交渉を続けてきたが、元婚約者の代理人は週間現代の記者です。ここでも元婚約者の意図は明らかです。週間現代は交渉中に元婚約者単独スクープをものにしている。

 

ところで婚約中のギフトについては婚約解消後に頻繁に法的対立の原因となっている。

 

まず婚約とは何かという事だが、婚約は結婚を前提とするという事だ。これは日本式の結婚を前提とするお付き合い、とは意味がずれている。後者ではこのまま結婚するのか、そうでないのか未だにわからない、が含まれているが、キリスト教での婚約はそうではない。だから婚約の破棄の仕方はギフトが借金を構成するかどうかにかかってくる。小室さんの説明に依拠すれば元婚約者から一方的に婚約破棄通知を受け、お母さんの心痛の原因となった、となっている。これが事実ならば、元婚約者は結婚を前提とするお付き合い程度と軽くみていたようだ。

 

婚約は結婚に準ずる契約であり、ここでは元婚約者の破棄が直接原因であるので、借金を構成しないという可能性がありうるというのが拙印象。逆に言えば、小室さんのお母さんが一方的に破棄すれば借金となる。

 

婚約解消で一番の争いの種は何といっても男性が女性に贈る婚約指輪だ。これに関しては双方が解消に同意するなら男性に返すという州が多数。それ以外の州はギフトと見なし、返す返さないは本人次第となっている。

 

これは私の印象ですが、この元婚約者はシュガ・ダディ(=sugar daddy)を自ら演じていたようだ。しかしわずか数年のうちに立場が逆転。おそらくお母さんと婚約中に小室さんが真子さんと知り合った事は全く知らされていなかったのだろう。