chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプ、ワクチンを呼びかけブーイング!?

昨日8月21日、アラバマのラリー(支援大集会)でトランプは、あんたがたは絶対に自由だと言って拍手され、だがワクチンは効く、だからワクチン接種をしよう、と呼びかけ、ブーイングされた。

 

"私もワクチン接種をした。だからもし効かなかったら、アンタ達にはすぐわかるはず。" これをトランプの名文句という人がいた。

 

ところで昨日このラリーを開催したアラバマ州だが、今、新コロナ感染の真っ只中。この州のワクチン接種率38%。感染者の80%はワクチン接種を受けていない。州内の病院はすでにベッドなく崩壊。一般の手術は中止。病院外に臨時病院を設置し、国と軍が支援中。臨時病院では軽症者に" regeneron" (=抗体ミックスの血清)輸血を試みるそうだ。この抗体ミックスはステロイド、レムデシビルと共に、トランプの感染治療に使われた。トランプはその後ホワイトハウスを去る直前にコロナワクチンをこっそり受けている。

 

拙州は接種率50%以下で、やはりコロナが猛威を振るっている。私の市ではICUのベッドがもうないと報道された。しかしこれを見越して、愚孫や親戚をワクチン接種に連れていったので一応一安心。また、再びマスクと手洗いと人を避ける日々が続いています。

 

下の動画では、トランプは続いて、天敵ファウチ博士、それからバイデンをクソみそにけなしているが、彼の英語の具体的な意味は相変わらず不明。

 

"バイデンは自分がどこにいるのかさえ、分かっていない"

”アフガン撤退は大失敗”

 

しかし、周囲の白い目にも関わらず、タリバンと交渉を推し進めたのは、このトランプ。大体タリバンは誰がトップかもよく分からないので、生き残ったタリバン創始者の一人をパキスタンの牢屋からカタールに連れ出して交渉をはじめた。このリーダーはもう長いのでアフガン政府要人と面識があったから、と言われている。内容はトランプの降伏合意と呼ばれるほど譲歩だらけ。合意してしまえば従うより他はない。それによれば、今年の5月に撤退完了となっていた。

 

それではあの、飛行機にぶら下がっていたような難民はどうなるかというと、トランプ政権は難民ビザ資格のハードルを高く上げ、ビザが取れないように画作。軍の通訳だったアフガン人のほとんどがトランプ政権下の条件増しでビザを貰えていないのが何よりの証拠だ。このアフガン差別政策及び国境での親子引き離し作戦の立役者はトランプの補佐官だったスティーブン・ミラーだが、今回は狼少年になって、"アフガン難民がやってくるー”、とアフガン排外を撒き散らしている。

実はこのミラー氏の家族は第二次大戦のユダヤ難民だ。一年ぐらい前に、叔父さんがTVで、家族の歴史に泥を塗る差別言動はやめてくれ、と訴えていた。

 

今やカブール市内の状況は悪化。しかし、自動小銃に棒や鞭で市民を容赦なく脅かし、殺傷しているのはタリバンの武装民兵だが、まだ政府らしきまとまった組織はないと報道されている。

頭を隠していない女性や投降した捕虜をその場で射殺、などのタリバンの暴力は、ローマ国際人権協定に従えば、戦時暴力及び人道に反する残虐行為に該当する。彼らが今や世界の富を握るイスラム国に繋がっているからといって他の国々が目をつぶってしまうのは間違っている。しかもアフガン難民のほとんどはイスラム教徒なのです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=huQdxDnQkacwww.youtube.com