chuka's diary

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トランプ側近、マイク・メドウズの不正投票が明るみに!?

マイク・メドウズはトランプ政権末期の2020年4月からトランプの不興を買ったマルベニの後釜として大統領首席補佐官(=官房長官)となった。彼には大統領選後のトランプのクーデター陰謀の片棒を担いだ疑いがかかっている。

しかし下院議員出身のメドウズはホワイトハウス側近としてクーデター陰謀に巻き込まれながらもジュリアーニやバノン氏などの過激な実行派とは一線を画し、中途半場なスタンスを取っていたと見られている。

 

トランプは、2020大統領選で大勝利した、バイデン得票は不正投票の結果だと今もって主張。それに対して米法曹界や1/6下院調査委員会からはトランプの不正選挙主張は合衆国に対する詐欺罪に該当、これと1/6の公務執行妨害とを合わせてDOJ(=米司法省)はトランプを起訴するべきだという意見が出ている。

 

不正選挙は確かにあったが、問題となるほどの数ではなく、死人投票で起訴され有罪となったのは民主党側ではなく逆にトランプカルトの連中であった。

 

今回明るみにでたマイク・メドウズの不正投票を報道しているのが下の動画です。

マイク・メドウズは元は北カロライナ州の下院議員だったが、大統領首席補佐官に任命され2020年4月に下院議員を辞職しました。当然その後は首都ワシントンに居住ということになるわけですが、地元との繋がりもあり、選挙用住居を北カロライナ州に残しておきたかったということで、これは一般的におかしくない。これで有名なのにブッシュ(父)大統領所有のテキサス州オースチンのマンションがあった。しかし選挙投票規定は各州で違うので彼の場合は北カロライナ州法に従わなければならない。

 

メドウズ夫妻は投票日の約一か月前に住居を北カロライナの山の中のボロ家に変え、投票人登録をしていた。登録ではこの家に住んでいることとなっている。実際には北カロライナ州の投票規則では投票日の30日前からアドレスに住んでいなければならない。

 

この家の現オーナーによればこのボロ家にメドウズ氏のような政府高官が滞在する事自体が信じられない、と取材記者にコメント。

メドウズ夫妻は前オーナーからこの山の中のボロ家を2か月間別荘として借りていた。奥さんは2-3日滞在し、夫妻の子供たちも数日滞在、しかしメドウズ氏は一度も顔を見せていない、とは近所の人のコメント。メドウズ夫妻は2020年は首都ワシントンで不在を理由に郵便投票をしていた。

 

しかしトランプは郵便投票を目の仇にしている。彼は長年郵便投票をし続けてきたのにも関わらず。理由は郵便投票は圧倒的に民主党が多いからだ。議会が共和党に握られた州ではトランプのウソを真に受け、いろいろいちゃもんつけて郵便投票を大きく規制してしまった。

 

メドウズの件では北カロライナ州司法局が捜査に乗り出した。

しかしたとえ起訴され有罪となってもメドウズ氏は軽犯罪で少量の罰金を科せられる程度だと思われる。これは過去のトランプカルトによる死人投票の判決を参考にしたものです。

 


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ところでマイク・メドウズは去年1/6下院調査委員会に召喚されたトランプ側近の一人だが、最初は協力するというので前日1/5のe-mailや書類をすでに提出したのだが、その後態度を変えて協力拒否。しかしすでに提出した書類の中には悪名高いパワーポイントによるトランプ政権維持のシナリオが入っていた。

本人召喚に応じなかったので去年の12月に1/6調査委員会は司法省に議会侮蔑罪でメドウズ起訴を要請したのだが、DOJ(司法省)からは未だに回答なし。

 

メドウズの政治キャリアはオバマ政権に反発する共和党若手議員のティーパーティの賛同者としてスタート。ティーパーティは、税金を払いたくないケチな人たちが政治的に結集したもので、脱税してでも税金を払いたくないトランプと見事に意見が一致している。このティーパーティーが今日の“ベース“と呼ばれる強固な共和党投票者層の基盤となったという見方がある。

リーマンショックで政権を投げ出したブッシュに替わって出現した米史上初の黒人大統領オバマの政治的インパクトはそれほど深かったのだ。