chuka's diary

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ウクライナ:戦場のレイプ!?

ウクライナで戦場のレイプが報告されている。下は日本の記事より

我が子の前で何度も… 残忍すぎる「ロシア兵によるレイプ事件」をウクライナ議員が明かす(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

しかし、すでに削除されたようだ。Yahooの元記事は

我が子の前で何度も… 残忍すぎる「ロシア兵によるレイプ事件」をウクライナ議員が明かす | 戦時下の性犯罪の実態 | クーリエ・ジャポン

https://courrier.jp/news/archives/283458/

これは登録読者限定です。

 

このレイプ事件の本ネタは英タイムズの被害者への直接インタビューです。

下のがタイムズ・ラジオによるレイプ事件の概要です。

 

この戦場のレイプ事件の被害者がインタビューに応じたのは、ロシア兵によるレイプは黙っていたら簡単に打ち消されてしまう、と思ったからだ。この事件は逃亡に成功した犠牲者が避難した義妹のところから警察に連絡され、ウクライナ政府で調査が始まった。

 

レイプ事件が起こったのは3月はじめ。ナターリア(仮名)は夫と息子4歳と共にキエフ州の農家に居住。住んでいた家は夫が建てた。

3月8日にロシア兵(2人)がやってきた。彼らは最初空き家だと思い、入口前で吠えた犬一匹を射殺した。しかしナタリーがいたので、言ったん去った。しかしまた戻ってきた。その直前に外にいた彼女の夫は射殺された(もよう。後の逃亡の際、ナタリーと息子がゲートそばで彼の遺体に遭遇した。)

 

ロシア兵は、近所の家でウクライナ防衛隊の黄色のバンドを見つけたのが証拠だ、隣はナチだ、ナタリアの夫のカムフラージュジャケットが車の中にあったからお前たちもナチだ、と言ってレイプした。

彼女は数時間にわたり数回ずつレイプされた。その時4歳の息子はボイラールームに隠れていた。ナタリアと息子はロシア軍の砲撃中そこに隠れていた。

このロシア兵2人は酒を飲んでいた。ロシア兵が去って、被害者は息子を連れて逃げとうとしたのだが、息子が凍り付いたようになっていう事を聞かなくなってしまった。

しかしロシア兵はまた戻ってきて彼女を再びレイプした。ロシア兵は酒を飲んでいるうちに椅子に座ったまま眠り込んでしまった。被害者はこのままここにいれば私たちはロシア兵に撃ち殺されると息子を脅かして彼を連れだした。

ロシア兵の一人は被害者に名を名乗っていた。この男は後で戦死したもようだ。他の一人は場所も時間も明確だから誰かわからないはずはない、とラジオのホストは言っている。

 

被害者の息子は、逃げ出す時父の遺体を見ても父と認識していない。反対に、自分のかわいがっていた犬が殺された、と遊び仲間に言うほど非常に悲しんでいる。また、店に行ったら父にドーナッツを買ってきて、と被害者の母に頼んだそうだ。

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=5hRidU6f-tU

 

上の事件がタイムズで報道されたこともあり、これは氷山の一角ではないか、という疑惑が大きくなってる。

ロシア兵の戦場のレイプは大日本帝国軍と共に歴史的にも有名だ。とりわけナチ崩壊後のベルリンでの大量レイプを今や知らない人はいない。しかし当時のベルリンのドイツ女性は、敗戦国女性の運命として受け止め黙って耐え抜いた。ロシア占領下のベルリンでは被害者でない女性がいたか?と言われるくらいだったのだ。

 

その後もロシア軍に戦場のレイプ疑惑はチェチェンをはじめ紛争介入地で頻発している。

戦場のレイプはレイプを武器とする戦闘行為そのもの、というのが今日の共通した認識だ。