chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

BTS : 反アジアンヘイトをWHで訴える!?

米では毎年五月はアジア・パシフィックアイランダー・ヘリテージ・マンス (=アジア太平洋諸島系米国人の文化遺産を記念する月)となっている。

 

米には10年に一度センサスと言っている人口調査があって、米の住民一人一人が白人、黒人、アメリカインディアン、アジア太平洋諸島系、の大まかな人種に分類されていた。だが、ヒスパニック系と呼ばれるスペイン語が母国語の中南米系は混血だから"その他"に入るのだそうだ。私のような日系はこの環太平洋系にポチ。実は過去には意味を誤解して"その他"にポチしたことがあった。

この分類の仕方に対しては多くの批判が出て前回センサスではアジア系と太平洋系が見事に分離。だからこの記念月というのは今となってはどこかおかしい。

 

昨日5月31日はこの記念月の最後の日なので、あのBTSがバイデン大統領の招きでWH(=White House)を訪問、WHプレスブリーフィングにも顔を出し、反アジアン・ヘイトを訴えた。

しかし、これも考えてみるとおかしな話だ。BTSは米住民なのかね?

だがこの人気ぶりのせいで私のようなケチなことをいう人は誰もいない!

 

下は米CBSニュース動画です。

 

昨日のWHは大勢のファンが詰めかけ、こんな事はこれまで見たことがない。

WHの玄関口で、よく来た!さぁ、こっちへ!とバイデン大統領自らがお出迎え!

BTSメンバー達はバイデン大統領と会見。その後WH報道官ブリーフィングに出席。

 

バイデン大統領に招待されたのは、非常に名誉な事です、そこで反アジアンヘイト犯罪、米社会でのアジア系の融合と人種の多様性について話すことができた、と述べている。

COVIDの最中にアジアンヘイトの犯罪数はうなぎのぼり。BTSもTwitterでヘイト攻撃を受けた、と報告した。CCをポチすると英字幕がでます。

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ところで動画のBTSメンバーの英語の発音ですが、きれいで分かり易いです。

日本ではいまだに"英語ペラペラ"とか、なんとか"ネイティブ"並みに話したい、という言葉がよく聞かれますが、まず無理です。これは日本人だけではなく非英語人ならほぼ無理です。ではどうすればいいのか?目的や場所に応じて相手に分かり易く発音することです。それにはBTSのように、耳障りな特有アクセントを出来るだけ消すことも必要です。私の意味分かっていただけたでしょうか?とさりげなくF/U(=follow up、確認する)ことはOKで、むしろ好感を得られる。英語人に受け入れられるということは英語の上達に大きく影響します。

 

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上のはNYの国連本部を背景にしたBTSのMV、" Permission to Dance" です。去年彼らは国連総会に招かれ環境保護支援のスピーチをした。