chuka's diary

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トランプ、大統領再選への道が閉ざされる!?

今日の午後6時頃、TVでニュース速報。

トランプの住居、フロリダのマーラーゴ・ゴルフクラブ&リゾートホテルが早朝からFBIの家宅捜索を受けた。驚いたことに、ニュースソースはトランプ自身。彼がSNSで"私のビューティフルな家にFBIが入り込み、私の金庫まで破られた!"と憤懣やるかたない。これは米とほぼ同時に日本でもニュースになっていた!

 

news.yahoo.co.jp

https://news.yahoo.co.jp/articles/55ab5e3dfe85df9d9bf84f16ce9110a1684f1ee4

大統領退任後、トランプは大統領公文書を15箱もマーラーゴに持ち帰っていた。その中には、恋に落ちたとTVで告白した相手である北の将軍様からのラブレターも。それに現時点では公開されない超極秘文書も混じっていた、と報道されている。

 

この公文書隠匿事件は国立公文書からの捜査依頼で司法省を通して交渉され、今年の2月に係官がマーラーゴを訪れそれらをすべて押収した、と報道された。しかし明らかに事はこれだけでは終わらなかったようだ。今回のはトランプがNYに尋問召喚された留守中に実施。この召喚は前妻イヴァナ・トランプの事故死で延期されていたものだった。

 

CNNによると、バイデン政権も家宅捜査を全く知らなかったと報道。公文書館に収められる予定だった公文書を破壊したり隠したりすると連邦犯罪となる。司法省が公文書隠匿または破壊でトランプを起訴することが法曹関係者の間で予想されている。

 

これでトランプが有罪になれば、トランプは大統領になる資格を失う。トランプはオバマ氏はケニア生まれで大統領にはなれない、と言い張ったが、今回は自分の放ったブーメランが返ってきた。

トランプを対象とした犯罪捜査はこれまですでに3件。

まず、NY州検事による悪徳企業としてのトランプオーガニゼーション捜査。今回トランプはNYで召喚尋問。トランプは逆訴訟で抵抗したが、NY州裁判所で却下された。この捜査は民事に留まるか犯罪捜査に発展するのか未定。今回予定されているトランプと長女イヴァンカの尋問で犯罪捜査に切り変わるかどうかが注目されている。

第二のジョージア州選挙違反捜査では、すでにトランプ以外の関係者は起訴の対象と公表されている。

第三は司法省による偽州選挙人と詐欺扇動罪捜査。

今回でそれに新に4件目が加わった。トランプ共和党からの反応は牙を剥きだしたかのような敵意。彼らにとってはこれは真のクライシス。トランプの大統領復帰で側近は皆大統領恩赦をあてにしているからだ。