chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

続・小室圭は正しい!?

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小室圭さんが日本のメディアに送りつけた声明文で、メディアが主導する『国民総バッシング』がまた燃え上がった。
 
日本のメディアは、この声明文は『結婚に待った』をかけている秋篠宮や小室バッシングに固まった日本人世論を納得させるのが目的の筈なのに、これでは逆効果だ、と主張している。
 
小室バッシングを意図したある記事によれば小室さんの声明文は3つのミステイクをしている、とのこと。
1、傲慢な表現
2 相手をウソつきと断定している
3 読んだ後、社会通念の感情が感じられない。
 
以上のように小室声明文はメディアによって『国民感情』の問題にすり替えられてしまった。
そのせいか、この声明文の内容を法的な視点から公平に取り上げるメディアは見あたらない。
 
個人と個人の単なる借金の返済問題、という法的イシューが、なぜ国民感情のイシューとならなければならないのか? 本来ならば、この匿名を続ける元婚約者氏が裁判所に提訴するか、弁護士介在の示談で解決されるべきだ。しかし、この匿名氏にはその意思は全然ないようだ。その理由はメディアにある。
報道の自由は守るべきだ、しかし、この事件で結婚を阻止されたカップルが出た。そういう深刻な事態を考慮するなら、メディアは匿名のままで報道を続けるべきではない。
 
以前、小室さんは正しい、という記事を拙ブログに書いた。
 
 
今回の声明文でも大筋は変わっていない。個人と個人の借金が法的に成立する為には相互の明確な合意が必要とされている。
贈与か借金かは、法的争点になりやすい。
贈与というのはある人が自発的に金なり物なりを相手に手渡すことである。米民法では贈与は贈る人の一方的な行為であり、税法以外には法には何ら関係ない。日本では贈与はほぼ同じコンセプトなのだが、なぜか解釈だけが非常に込み入っている。
要は相手から贈与だと主張されない為には借金であるよしの合意の証拠が必要である。
この声明の内容に従えば、婚約解消の際に、貸し借りなしという合意に達したとなっている。借用書もないので、匿名の元婚約者に『借金を返す』法的義務はない。
それについて反論があるなら、堂々と提訴すべきだ。事実は裁判は判決を聞くまで分からない。
 
もう一つのイシューは婚約解消の仕方である。日本の法には婚外交渉の相手は慰謝料を払う義務がある、という理不尽な判決例があるそうだが、婚約解消に関しても慰謝料が適応されるというのがネットにあった。
日本の過去の判例によれば、一方的な婚約解消をされた場合慰謝料が請求できる、ということだから、小室さんのお母さんも慰謝料請求ができることも考えられる。
声明文によれば小室さんのお母さんは匿名の元婚約者に一方的に婚約を解消され、精神的に憔悴した、となっている。
ネットによれば、慰謝料は30-300万となっている。匿名の元婚約者は一方的な婚約解消の理由を、金を散々搾り取られたので、婚約を続けるのが怖くなった、とメディアに述べている。こういった一連の悪意の発言が小室さん達の結婚無期延期の原因となっていることから、小室さんからの中傷及び名誉棄損による損害賠償請求も当然考慮されるべきだ。
 
今回の小室バッシングがここまで暴走した原因に秋篠宮も一役かっている。国民に祝福される結婚をする必要がある、という秋篠宮のコメントがメディアにバッシングの許可を与えたようなものだ。この人は天皇ではないが運よく長生きすれば現皇太子の死後天皇になれる。この人のコメントには政治的含みがあるようだ。
 
憲法24条では結婚は二人の問題であり、双方の意志のみに基ずく、となっている。なぜ、国民の祝福、などという言葉が出てくるのだろう?本人同士が結婚したいのなら、それを止めることはできない。これは基本的人権の問題である。それに真子女王は結婚後皇室離脱し国民の一人として生きなければならない。娘の幸福を犠牲にしてまで皇室の体裁にこだわる必要があるのか?
 
私達はいつも結婚するカップルの新しい門出を祝う。 新婚カップルにケチつけたり、根拠のない悪口を浴びせる人達こそ一般の社会通念をはるかに越えた人達だと私は思う。
 
最後になるが、この小室圭氏と真子女王の結婚をぶち壊して得をするのは誰か?という問いがある。この時点では、今だに匿名を続ける元婚約者であるとしか言いようがない。ともかくもこれで恨をはらすことが出来たということになるからだ。

 

トランプのアメリカ:壁と共に去りぬ!?

1月25日の金曜日、ホワイトハウスのローズガーデンでトランプはこれまで34日間続いた連邦政府機関閉鎖を一時停止することを宣言した。
民主党とディールが成立した、米国人は本当に素晴らしい、ビューティフル、など例のトランプ調でひとしきり喋りまくった後、レポーターの質問は一切受け付けず急いで館内に戻った。
トランプは『オオカミ少年』ならぬ『オオカミ老人』だ。
 
そんな大袈裟な、と笑う人もいるかも知れない。理由はよくわからないが、日本ではトランプは今もって大人気らしい。自称関税マンのトランプの真似して韓国に関税をかけろ、と言い出す日本人も出てきている。
しかし今や米国民の半数以上がトランプは米国を崩壊させるのではないか?と強く疑っている。それでこの先一体どうなるのだろうか?と思って書き始めたのが、このトランプのアメリカ・シリーズである。
 
彼の繰り返す『民主党とのディール』は真っ赤なウソだ。前日上院では閉鎖解決の二つの議案を投票にかけた。最初はトランプを支持する共和党の決議案でトランプの要求する国境のウォール建設金を政府に与えるというもの、次は民主党からの決議案で閉鎖を3週間停止しその間に折衝を続ける、というものだった。両案とも60票に達しなかったので上院では多数決による通過投票に持ち込めなかった。これは米上院の規則である。
 
閉鎖中にフェイクニュースは給料を一か月貰えない連邦職員の困窮ぶりを大体的に報道した。トランプの、連邦職員は国境のウォールを支持しているから閉鎖を支持している、や彼の息子の嫁の、連邦職員は閉鎖を誇りに思うべきだ、などの無神経な発言が報道され、トランプの好感度は下がるばかりで約30-37%に落ちた。 約60%近くが今回の封鎖はトランプの責任、という世論調査も出、最後は共和党リーダーから、このままでは上院の共和党は割れてしまう、という最後通牒をつきつけられ、、トランプは民主党リーダーのペローシ下院議長に大きく譲歩して民主党案が通ればサインする、と言って政府閉鎖は終わった。
 
トランプによると、ラテン系不法移民は、テロリスト、麻薬密輸業者、犯罪人、レイピストに米国人から職を奪う者、という事になっている。そしてウォール無しではブラウン色のラテン系が国境を越えアメリカを乗っ取ってしまう、と白人を煽り立てている。しかしこれは事実とは違う。
過去5年間不法侵入で逮捕された移民の人数は大幅に減り、今はほぼ横ばい状態である。これは米国の移民法の大幅改正とも関連している。不法移民には米国籍が取れる事はない、不法移民雇用の禁止、家族が国外追放になれば米国籍の子も親についていく、などの厳しい法が実施されている。移民狩りで、長期の不法移民は怯えながら隠れて暮らしている、と報道されている。
コカイン・マリワナ・などの麻薬は、空港や国境の検問を抜けてくるので、不法移民が足で運んでくるのではない。
不法移民の犯罪率は米国全般に比べて低い。トランプはレイピストに人身売買を付け加えているが、眉唾ものだ。
不法移民狩りというのは、建設現場やトレーラー住宅街を移民局のトラックが乗り付け、そこにいるラテン系に身分証明を出させ、それを持たない不法移民をその場でトラックに放りこんで拘束し、国境でポイっとはきだすという、信じられないほどの人権無視の行為である。これが白人不法移民だったら、こんな事をするだろうか?拙者は一人、建設現場で働いていて拘束され、メキシコ側におっぽり出された人を知っている。この人によると、それは仕事の最終日一日前で、結局給料が貰えなかった。間違いなく米の悪徳業者の仕業のようんだ。
 
不法移民のする仕事は日本でいう3Kであり、最低賃金の上、国税及び老齢年金積立を徴収される。州によっては州税を徴収される。このような低所得労働者は申告すれば税金免除で払った国税額がそっくりかえってくるのだが、他人の社会福祉番号を使用しているので申告することはない。だから金はかえってこない。
米国の慢性貧乏人のほとんどは3Kで働くよりフードスタンプや国からの福祉補助金をもらい州の提供するウルトラ低家賃住宅に住んだ方がまし、だと信じている。
だから、トランプの国境ウォールは『白人没落中産階級』の怒りや恨を非白人に向けたヘイトの象徴にしか見えない。この『白人没落中産階級』がトランプ支持者の核だと言われている。
 
トランプの天敵、フェイクニュースではトランプの嘘を一つ一つ記録し数える人達がいて、大統領就任いらい約8000ぐらい嘘をついたという。またトランプのウソ傾向を分析する学者も現れた。人のウソは3種類、思いやりウソ、自分のプライドを高める自己満足うそ、相手を傷つけようという悪意のこもったウソ。
結論としては悪意のウソの割合が一般人のに比べて格段大きいのがトランプのウソの特徴であることがあげられていた。
 
ところがこの日はトランプの閉鎖停止ニュースと匹敵するもう一つの大ニュースで湧いた日でもあった。
トランプの脳みそと呼ばれたロジャー・ストーンの逮捕である。彼はトランプとは40年の親交がある。両方とも巨大サイズのエゴの持ち主でメディアなくては生きていけない。
 
彼の逮捕は、モラー特別検察官によるもので、罪状は議会での偽証である。この男は19歳の時にニクソン大統領選のキャンペーンメンバーとしてスタート、代々の共和党候補の選挙戦を牛耳ってきた伝説的人物である。今回はウィキーリークスのジュリアン・アサンジとの接触を隠した罪に問われた。
ロジャーストーンは熱烈なニクソン崇拝者で背中のニクソンの顔の入れ墨は有名だ。下は彼の背中のニクソンの顔。
 
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トランプのアメリカ:キング師の夢がただの夢になった!?

chuka123.hatenablog.com

アメリカ政府が閉鎖されてすでに30日が経過。連邦職員、つまり日本でいう国家公務員の給料は2週間毎に支払われるので、これで連続2回貰えない事になった。これは年収300万円前後の職員にとっては大変なことだ。多くの職員とその家族達は今やフードバンクからの無料配給フードで生活をしのいでいるとTVニュースで大々的に報道されていた。
無料フードは缶やインスタントでまずい。卵とか牛乳、肉、野菜などの生ものはフードバンクでは扱わない。自分の好きなものが食べられないことでさらに苦痛が増すのは確実。
上はフードバンクからのクリスマス特別配給についての拙ブログである。
 
1月21日はMLKデー。黒人差別撤廃のリーダーだったキング師誕生を祝う連邦祝日だった。
1963年のキング師が率いたワシントン大行進をどれだけの人が知っているだろうか?
米黒人のロイヤル御一家はこのキング師のご子息と息女の方々なのです。
ところでこの日、キング師の息子は、ペンス副大統領がトランプを父であるあの偉大キング師にたとえたことに腹を立て、
『とんでもない事だ、私の父は、橋をつくる人で、壁をつくる人ではない』と壇上から皮肉を飛ばした。
さらに『ヘイトではなくLOVEこそがアメリカを偉大にする』と、トランプのスローガンMAGA=Make America Great Again をこき下ろした。
しかし全米を席捲したその日の大ニュースは
ソーシャルメディアで大拡散したミニ動画である。御覧のようにMAGAティーンと呼ばれるようになったトランプ支援の赤い野球帽を被った白人少年とアメリカンインディアンの御老体との睨めっこ。傲慢な薄笑いの白人少年はレイシストとして全米の非難を浴びた。
皮肉なことにこの事件は1963年のワシントン大行進でキング師が あの ‟I have a dream” で始まる大演説をした首都ワシントンのナショナルモールと呼ばれる巨大な空間公園で起こった。
 
 
 
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その場で名乗り出たアメリカインディアンのベトナム帰還兵である御老体が、 あのような冷たい目付きで睨みつけられ本当に怖かった、と発言したことから、このMAGAティーン少年はヘイターとして非難をあび、彼が通うカトリック系ハイスクールは公衆に謝罪し、該当者の処分を考えていると発表。
この動画を撮った人はMAGAティーンをヘイターとして認識したわけだが、その後他の人々もこの対立を撮っていることが明らかになった。それで真相らしきものが現れた。
 
MAGAティーンを含むカトリック系ハイスクールの生徒達は三日連休を利用して遥か遠くのケンタッキーから貸し切りバスで首都にやってきた。目的はここで開催された中絶反対!?の集会に参加することであった。カトリック系ハイスクールに在学している拙愚孫と同年代のガキどものようだが、学校では表向きは男女交際の深入り禁止である。このガキ達が中絶禁止の政治的意味を理解しているとは到底思えない。
 
この事件は帰りのバスを待っている間に起こった。発端はブラックヒブルー(黒人ユダヤ人)4人組グループとの激しい罵り合いだった。そこに割って入ったのがアメリカンインディアングループだったのだが、生徒達は今度はアメリカンインデアンの太鼓にあわせて一斉ジャンプ。アメリカインディアン側の祈祷にあわせて彼らのスローガンを言い返したようだ。その中には、ビルザウォール、というトランプのスローガンがあったとのこと。興奮した生徒側は暴徒化しコントロールを失っていたようだ。そこに現れたのがこのMAGAティーン。翌日のインタビューによれば彼の目的は対立の悪化を防ぐ為に先頭のご老体の前進を防いだ、それであのような睨みあいになった、というものだった。
彼の言い訳はかなり眉唾ものだが、ガキはガキ、という事にしておこう。嫌がらせメール攻撃を受けたとかで、TVではえらく怯えていた。
 
しかしこの高校は一体何なのだ?
これもニュースで報道されたのだが、去年この高校の最優等卒業生はゲイだった。最優等生は卒業スピーチを卒業式でするのが米高校の慣例なのだがこの高校はゲイ高校生にスピーチをさせなかった。それでこの高校生は卒業式直後の会場外で自分で用意していた卒業スピーチをした。その動画も報道されていた。ケンタッキーのようなクソ田舎州ではまだこういう時代錯誤が普通に行われているようだ。
 
またトランプがツィートした。この事件はすべてフェイクニュースのせい、だと。
 
下の We Shall Over Come を憶えているだろうかか?キング師が先頭に立った公民権運動のテーマソングだった。その後日本でもベトナム反戦集会で必ず歌われていた。
 

トランプのアメリカ : キングコングvs.ゴジラ

前回のブログで書いたように、米政界はこのところ毎日が驚きの連続だ。 去年の10月に民主党が下院を掌握し、一月に新しい議会が招集、下院議長にナンシー・ペローシが正式に就任した。以来、トランプはフェイクニュースに加えて下院民主党連合軍を新たに敵方に回すことになった。政府機関閉鎖は過去に幾度も繰り返されてきたが、これは下院が米国連邦政府の財布を握っていることが原因だ。これは大統領権限の制限が目的だが、今回はトランプもペローシ議長もいまだに妥協する気を見せていない。
ペローシ議長(写真左)の狙いはモラー捜査を守り、トランプを大統領罷免に追い込むことだから、もうどうなるか本当に先が怖い。
国民への年次基調報告という大統領の大演説が下院で行われるのが毎年恒例となっているのだが、それが1月29日に予定されていた。ところが昨日、ペローシ議長は公式レターで、大統領にこの演説を延長するように要求した。理由は下院も部分しか機能していないので、大統領はじめ政府要人全員が一挙に下院に押しかけられても困る、どうしてもしたかったら文書でどうぞ、というもの。トランプのツィートは誤字が多いので、多くの人々の笑いを誘った。
 
 
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ところがトランプはこの公式レターに対して24時間だんまりを決め込んだ。そしてその理由がつい先ほどやっと判明。実はペローシ議長と下院議員団は今日の夕方ワシントンDC郊外のアンドリュー空軍基地から軍用機でアフガニスタンの米軍を訪問し、ベルギーのNATO本部を訪問する予定だった。ところがである、米軍の送迎バスが議会に到着するやいなや、トランプが待ったをかけたのだ。軍の総帥である大統領権限で軍用機を使わさせないと妨害に出た。その上、民間機を使うのはそっちの勝手、と暴言を吐いた。これに反論するペローシ議長は普段の冷静さとはうってかわって言葉も震えてつまりがち。視聴者にも怒りがしんしんと伝わってきた。
 
これについて、ある共和党の有力議員は、これは『キングコング対ゴジラ』の対決というコメントを出していた。
 
ペローシ議長がベルギーのNATO本部を訪れるのはやはりトランプに対する当てつけでもある。トランプは就任以来、NATOを抜けたい、と繰り返し話していたいう事が政府内の要人からリークされ、メディアによって数日前に報告されたばかりだった。理由はおそらくプーチンとパートナーを組んで新しい世界秩序を築きたいということだろう。多くの米人は、トランプはKGB上がりのプーチンにまんまと乗せられたのではないか、と疑っている。

トランプのアメリカ:トランプはロシアのスパイだった!?

今日のアメリカは毎日が政治サーカスショーで驚きの連続だが、これは文句なしに凄い!

 
先週の金曜日の夜に、NYタイムスがまたまたトランプに砲弾を撃ち込んだ。
リベラルの最先端として知られているNYタイムスはトランプと戦争中のフェイクニュース側で常に先制攻撃をしかけている。今回の敵の損傷はいかほどだろうか?
日本ではトランプとフェイクニュースが内戦中というのを全くご存じない方々がほとんどなのではないだろうか?理由の一つはこれを国民に知られたくない人達がいる、ということにあるのかも知れない。トランプの白人優先主義が大っぴらになれば困るのはまさにその人達だ。
 
フェイクニュースというのはトランプが嫌がる報道を執拗に続ける米メディアのことだ。だからトランプは彼らを『フェイクニュース』=でっち上げニュース、と見下げ卑しめている。ただしトランプのお気に入り、フォックスニュースだけは除く。フォックスニュースは保守だが、今はトランプの翼賛ニュース局に成り下がってしまっている。これは非常に遺憾なことだ。実は私はクリントン時代にフォックスのファンであった。あの頃はは超保守と超リベラル半々のコメンテーターが登場し激しい討論を交わしていたので政治的エンターテイメントになっていたからだ。
 
その日の朝だったと思うが、2016年大統領選でトランプの選挙戦マネージャーであったマナフォート氏がモラー特別検察官によって偽証罪で再び提訴されたのだが、その法廷に提出された書類のある部分がマナフォート氏の弁護士のエラーで黒塗りされなかった。その結果、マナフォート氏はトランプ側の選挙戦略資料をロシア側に渡してしまった、という事に関しての偽証であったというのがフェイクニュース側に知れてしまった。ロシアはアメリカの仮想軍事敵国であり、これは尋常ではない。案の定、マナフォート氏は事業に失敗して、ロシアのオリガルヒと呼ばれているプーチン直結のある利権屋にかなりの借金を負っていた。
これまでモラー特別検事によって偽証罪を告発されたのは17人、ロシアのスパイとトランプの旧側近である。その理由については書類の多くが黒塗りされていて不明だったのだが、この偶然の暴露でモラー特別検察官の捜査の方向が見えてきた、とフェイクニュース側は見ている。当然、フェイクニュース側はその線にそってこれまでの捜査についての想定を見直した。その結果が今回のNYタイムスのスクープであり、それに続くワシントンポスト紙のプーチンとの五回に及ぶ秘密会談の存在の暴露となった。
 
NYタイムスによれば、長官コミ氏によってFBIでロシア選挙介入事件の捜査を続けていたのだが、その過程でトランプはロシアの為に働いているのではないか、という疑惑が出ていた。去年にFBI長官だったコミ氏をクビにしたのをきっかけに、トランプがロシアのスパイかどうかとについて実際に捜査が開始され、それがモラー捜査で継続されている、というのだ。
 
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トランプの政策はロシアの利益と白人優先主義に強く影響されていることは明らかだ。彼の政策、米メキシコ国境の壁、自ら関税マンと名乗り、中国や他の自由主義国に関税をしかけている事などもこれから議会の調査の対象になるはずだ。北朝鮮ポリシーについても同様だろう。

レーダー照射事件と嫌韓ブロガーの恨!?

前回に記事にしたMop**sr さんのブログに、あるヤフーブロガーが大アタック。
 
Mop**sr さんが紹介した元外交官の佐藤優氏による、友好国間では事実争いはしない、という意見について、嫌韓でないからけしからん、とこのブロガーが文句をつけてきた。
 
焦点となったレーダー照射事件は事故防止問題なのに、日本政府はこれを政治的問題にすり替えている。政治的といったのは、これを騒ぎ立てることによって利益を得ようとしている政治的集団がいる、という意味でだ。 ただの被害者として世界の同情を誘う目的であの動画を公開したというのならアベ政権の正気を疑う。
 
考えてみるべきなのは、もしこの事件が英仏の間で起こり、一方の国が動画を公開、相手国にレーダー照射を認めよ、そうでなければ、やれ国際裁判所だ、経済制裁だ、と騒いだら、どうなるか?
この言い出しっぺ国はEU諸国は元より、世界中で笑いものになることは保証付き。
日韓関係は戦略上極東の英仏関係に匹敵する。友好国間のニアミスは友好国間で防止を目的としたプロトコールを設置するなどの即急の対処が必要だ。今回のような「事実認識」はプライオリティではない。
しかし今回の公開動画で偶然明らかになったのは、友好国の間でありながら、日韓両国の間には交信手段が確立されていないという驚くべき事実だ。実際のコミュニケーションは言葉には頼らない、という説を立証するかように、ここでのコミュニケーションはそれぞれの勝手な威嚇行動である。
 
以下赤字はかの嫌韓ブロガーのコメントの一部だが、コモンセンスの欠如と歴史に対する無知ぶりには驚くばかり。青は拙コメント。
 
 
 
>日本が戦前の統治で迷惑をかけたと日本人特有の反省癖、謝罪癖を発揮し戦後賠償を行い、技術移転をやった結果のかの国の発展を奴らは感謝するどころか恩を仇で返すことで日本より優位に立とうとしているに過ぎないね
 
1965年の日韓基本条約は1952年のサンフランシスコ平和条約に従って国交回復は賠償問題の解決という方式を受け継いでいる。恩とか仇とかの問題ではない。
 
 
>4島を奪われた時の事実関係を政府関係者が誰も認めていないような書きぶりだが、あの島が奪われたのは日本がアメリカ軍に降伏したどさくさに紛れて奪われた事はキミも否定しないだろう。
そんな日本が一番無力な時に領土を奪い60万人の日本人を抑留しシベリアで強制労働をさせられた悔しさを感じない人間が居たのだろうかな。

1945年のヤルタ秘密協定で、千島列島をロシアが領有することを条件にソ連の対日本戦参戦を米ソで合意。この内容は日本側に漏れていた、という説がある。ソ連軍の満州国、朝鮮半島北部、北方領土の占領により、日本はやっと降伏した。しかし日本は連合国に降伏したのであって、アメリカではない。そういう点でも事実認識に問題がある。
北方領土、竹島などの日本から取り上げた領土については、連合国側が日本独立時に最終的判断を下すと公約したのに、1952年のサンフランシスコ平和条約では公約を部分的に実行したのみ。ソ連は日本の連合国占領軍本部が1946年に北方領土をソ連の行政下に置くという公表をした翌日に議会で自国の領土に編入している。
 
 
 
「乱取り」?博識振りを見せたいのか知らないが日本国内の戦国時代の話を持ち出して日本もこんな事をやっていたと言い出すのも卑怯な話だ。
どこの国にも勝てば官軍で勝者が敗者から略奪するのはあっただろうよ、戦に勝てば手柄は切り取り放題と貧乏な兵士を鼓舞するのは時代的にもあっただろう、負ければ命がなくなるとの危機感の中で戦っているんだからね。

> しかしあのソ連の行動はそんな問題ではない、日ソの間には平和条約があり戦争はしないとの約束があった中で、日本が対米戦争に敗れた途端に勝手に条約を破って攻め込んできて無抵抗の婦女子迄凌辱し殺戮したのが本筋なんですよ、その上で日本軍が武装解除した後の兵士(武装解除すれば民間人)が逃げも隠れも出来ない人たちを60万人シベリアに送り強制労働させ数万人も死なせたんですよ。
 
平和条約ではなく不戦条約です。1939年にノモンハンでソ連赤軍に大敗した後始末として1941年に結ばれたのだが、この条約がその後の歴史の運命を変えたといわれるくらい歴史的に重要という評価もある。この条約で朝鮮半島・満州国を安全確保した日本が太平洋戦争に突入できたという説です。ソ連もこの条約で赤軍主力をヨーロッパ戦線に送ることができたわけです。ソ連参戦はすでに米国と密約していたが、期限ぎりぎりまで米は参戦を待たされた。三か月の期限切れ直前にソ連が参戦し、日本降伏となったのですが理由は不明です。事実はソ連は第二次世界大戦で最大の被害国です。当然国土は荒廃し、日々の食糧にも事欠く状態だったようです。また、ソ連・モンゴル兵のドイツでのレイプは有名です。最初の食糧不足の冬で多くの日本兵が亡くなっています。その後待遇も少しずつ改善されたと言われています。
 
この人の恨が凄過ぎる! 拙感想です。
 
 

レーダー照射動画:自称エチオピア=韓国人のウソコメ

これは前回のレーダー照射動画の続きです。この動画はYouTubeに複数が投稿されてますが、その内の一つの動画のコメントに以下のを見つけたのです。
 
 
 
Roach Pillowman
I support Japan from ethiopia. No give up japan numbar one
 
わざわざエチオピアから日本を応援ということですね。これに感激した日本人の感謝の返コメの一つが下です。
 
Thank You ethiopia friend❗️from JAPAN


上のエチオピアからの応援の人、日本人からの数々のお褒めの言葉頂いた上にサムズアップが200以上。
ところで、Roach Pillowmanという名がかなりおかしくないですか?
日本語に訳せばゴキブリに枕男。そこで私は以下の返コメを書いたのです。


Chuka
Roach Pillowman !? What a bad joke ! LOL
 
最後のLOLはlots of laughの略語です。
そうしたら、枕男氏は、こんなひどいバカがいるとは知らなかった、ウソに決まっている、と返コメしてきました。しかしそれでも、枕男氏に感謝する日本人のコメントは続いたのです。
それでついに、以下の部分が最初のオリジナルコメントに付け加えられたのです。
 
and wow I didnt know japanese guys can get fooled THIS easily.... from ethiopia? You really believed that? Certainly 202 people did though, even I told them this was a lie, people just commented me like "Hell yeah black dude. Japan is victim"And I am korean. for love of god are you guys all stupid or something, can we just not fight about this silly incident?
 
つまり、この枕男氏は、彼がウソだと告白しても日本人は賞賛コメントを止めない、たとえば、『ヘイ、ブラックブラザー、日本は被害者だ』、というように。自分は韓国人だ、あんた達は阿呆か?それとも何か別物か?と書いたのです。
 
 
 3 
 
 
 
ルシャトリエの法則
エチオピア人になりすましてたんか、
 
という事ですが、この韓国人?最後にこう書いてます。
 
こんなバカらしい出来事で争わないことできないの?
 
これ当たってませんか。
 
安倍と彼の取り巻き連中のパニック状態が今回の韓国バッシングの原因でしょう。何しろ慰安婦財団は解散され、徴用工裁判は韓国最高裁のアクティヴィスト判事によって宗主国日本を裁く戦後初の人民裁判となり、国際法廷に提訴したくても可能性ゼロ。これではストレスがたまらない方がおかしい。
今回は自衛隊サイドの冷静な判断で事なきにおさまったけれど、次回自衛隊サイドがレーダーを照射されればPreemptive Strike=先制攻撃に出ても不思議ではないという事態の心的準備が安倍連中の狙いでしょう。