chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

2014-01-01から1年間の記事一覧

湯川遥菜さんのクビ!?

湯川遥菜さん事件はバラエティーに富むイシューを連鎖的に生み出している。以下はそれについての拙者の個人的感想である。 Youtubeに掲載された湯川遥菜さんの尋問動画をすでに見た人も多いはずだ。この中で湯川遥菜さんはISIS兵士のナイフで顔を二箇所切ら…

シリアで石打刑!?

この8月9日付けのAPニュースによって、ISIS=スンニ・イスラーム過激派占領下の北シリアのRaqqaで石打刑が執行されたことが世界に報道され、人々に大きなショックを与えた。今や世界中の人々、シリア・イラク占領下の地元住民も含めて、はISISをsavages =野…

子連れジハード!?

オーストラリアのデイリーテレグラフ、8月12日付け、による上のフォトがオーストラリア市民に大きなショックを与えている。 写真の少年が誇らしそうに持ち上げているのは、何とシリア軍兵士の首、しかも、死亡して数日後らしく肌の色も黒ずみ全体が膨張して…

ヒジャブ・デー!?

この7月30日のBBCニュースによって、内戦で国が崩壊状態にあるソマリアで一人の女性が殺された事件が世界に報道された。被害者の名はRiquiya Farah Yarow. もちろん彼女の名も事件そのものもすでも忘れられてしまっている この女性は自分の住居にしている小…

オーストラリア女性が姦通罪!?

7月24日のオーストラリアのデイリーテレグラフ紙によれば、現在レバノンで一人のオーストラリアの婦人がオーストラリア帰国を阻止されている、と伝えている。つまり国内拘束にあっているわけだ。 彼女の名はMahassen Issa. 29歳 なぜこうなってしまったのか…

旅の重さ、その2

少女は再び一人旅を続ける。しかし、そこにはもう最初の頃の一人旅の喜びはなかった。旅の重みだけがのしかかってくるのだ。そうなのだ、このあたりで旅を終えるべきなのだが少女はそれを頑なに拒否する。 このまま帰ったりしたら旅の失敗と絶望がいつまでも…

旅の重さ

"Journey into Solitude" という映画を偶然youtubeで見つけた。日本名は『旅の重さ』1972.これは40年以上も前に製作された昔の映画。ネットの映画評によると、これが不朽の名作とは言いにくいのだが忘れられない映画の一つだ、というファンが多い。 ウィキ…

パリ、ただよう花 その2

私達は違い過ぎる、別れよう、とついに花女が言出だしたところ、すっかり逆上したマチュー君は別れるくらいなら死ぬ、といって花女のアパルトマンのベランダからはるか下に向かって飛び降りようとするのである・・というように屑人間と関わると普通では考え…

パリ、ただよう花

先日YOUTUBEで面白そうな映画を見つけた。“Love and Bruises”愛と青痣、である。日本では『パリ、ただよう花』、という名で去年の12月に公開されている。 このフランス語映画は国際的に著名な中国人監督によるものだ。仏の人気男優、タハール・ラヒンと仏の…

日系弁護士協会遅ればせながら物申す

今年の2月20日に加州中部地区連邦裁判所にメイヤーブラウン法律事務所を通してグレンデール市に対する起訴状が提出された。訴状の全文は著名な法律ブログにより公開。拙者もそれを読ませてもらった一人である。 もし、ホロコースト否定者達から米のホロコー…

慰安婦訴訟:ネトウヨ弁護団の一斉退去

今年の2月20日に、カリホルニア在住の日系ネトウヨ活動家老人、目良浩一氏(81歳)とミチコ・シオタ・Gingery(90歳)という長寿コンビと“歴史の真実を求める世界連合会”=GAHT という自称NPO団体の3者が原告となり、カリホルニア州の中部地区連邦裁判所に訴…

ディーン・ラスク : 太平洋の防波堤!?

アチソン・ライン=米側の反共防衛線:原貴美江氏の記事より 1950年6月25日早朝4時、北緯38度線を越えた北朝鮮軍がタンクを先頭にソウルに向かって進撃を開始した。 その時陸軍からの緊急報告を最初に受け取った国務省担当者がラスク氏であった。米時間の6月…

ディーン・ラスク:38度線の立案者

MOFA (外務省)サイトではラスク書簡(Rusk note of 1951)がSF条約(サン・フランシスコ平和条約)で竹島が日本に返還されたことの決め手として紹介されている。 このラスク書簡の竹島箇所については、拙ブログ『竹島:ICJ提訴への道』の冒頭にて紹介させ…

竹島:ICJ提訴への道・その4

日本の定義!? その2 前回、SCAPIN 677と呼ばれているGHQの最高司令官による指令を記事にした。これは読後の自分の感想として書いたつもりだったのが、コメントやその後のリサーチで、このSCAPIN 677は今日でも竹島をめぐる日韓対立のホット・イシューであ…

竹島:ICJ提訴への道・その3

SCAPIN 677による日本の定義!? MOFA(外務省)及び韓国政府の公式サイトではSF条約(サンフランシスコ講和条約)で竹島の領有は決定されたことになっている。当然ながら、MOFAは日本領、韓国政府は韓国領となった、とそれぞれが主張している。 しかし、SF…

竹島:ICJ提訴への道 その2

カイロ・ポツダム・SCAPIN・SF条約 前回の記事に、『「SF条約は竹島が日本領土」という認識のもとに起草された、その帰属が未確定とは言えない』、というコメントが寄せられた。これは今日のネトウヨ御用学者の説、及びMOFA(外務省)の公式見解と全く同一であ…

慰安婦訴訟はストライサンド効果!?

これが問題となったバーバラ・ストライサンドの豪邸 グレンデール市を相手にした慰安婦訴訟は予想を超えて米国でかなりの反響を呼んでいる。 多くのブロガー達が口を揃えたようにこの訴訟をストライサンド効果(=Streisand effect)だと指摘していた。初耳な…

日系ネトウヨついにグレンデール市を起訴!?

2月20日に日系米人達とNPO団体が中部カルホルニア地区連邦裁判所に訴訟を持ち込んだ。このネトウヨ日系人達は連邦裁判所に去年の7月にグレンデール市の公園に設置された慰安婦の像が除去されることを要求している。 訴訟相手は、いわずもがなグレンデール市…

ICJ 提訴への道

韓国がICJ提訴に応じないのは、竹島占拠が違法であることを自覚し、負けるのを恐れているからだ、というのが“竹島は日本の固有領土”を主張する人々の主長である。そこから、“韓国は卑怯”だとか、“国際法が理解できない火病患者集団だ”、とかいう悪感情に根ざ…

中井養三郎と一攫千金の夢

Web 竹島問題研究所サイトで面白い記事を読んだ。 『竹島経営者中井養三郎立志伝』明治39年(1909)奥原碧雲筆 である。奥原氏は島根県の尋常高等小学校の校長さんだった。 この奥原さんは、明治39年(1906)に島根県が派遣した竹島実地調査に参加している。…

安重根に恩赦を!?

下は言うまでもなく、上野の西郷さんである。 西郷隆盛は、明治10年(1877)に明治天皇に反逆して西南戦争を起こした。最後は官軍に追い詰められ、捕獲され裁判で極刑に処されるのを見越し、部下に首を切らせた上、首を土中深くに埋めさせた。佐賀の乱でいち…

小野田寛朗の不都合な真実

小野田寛郎の話は最初からつじつまがあっていなかった。理由は帰国前から産経を中心とする右翼陣営の『大日本帝国陸軍将校小野田寛郎』という一大キャンペーンがはられたせいだ。 2年前の1972年にグアム島から帰国した残留日本兵の横井庄一軍曹の第一声は、…

竹島は韓国領!?

拙ブログ、“chukaのブログ”、の記事、“竹島は韓国領!?”に、この竹島領土紛争に関連する過去の判例があるのか?というコメントを貰った。ネットに掲載されている数々の論文でもいくつかの過去の判例が竹島問題と関連ずけられて解説されている。 このプレア…

花柳病と慰安婦

花柳病と慰安婦 日本の古本市に行ってきた。これは地元の日本人団体によるものだが、何とそこで見つけたのが、千田夏光著『従軍慰安婦』1974。1984年に再版された文庫本だが何しろ古いせいかページは黄ばんでいる。それにほとんど読まれた形跡もなかった。私…