chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプの偽州選挙人をFBIがただ今捜査中!?

トランプが落選してから一年をとっくに過ぎてしまい、日本ではその後のフォローアップ記事もほぼ消滅状態。

ところがいつの間にかトランプカルトがネット上で息を吹き返している。驚きました。

しかし米でもトランプは野放し。しかも言いたい放題でいまだにデマを撒き散らしている。

だから日本ばかりを責められない。しかしこの1月6日を境に、反トランプも攻勢に突入。これからは司法を巻き込み中間選挙直前に向けて激突となりそうだ。

 

昨日25日(米時間)、激戦州7州での偽州選挙人の登場事件をFBIが捜査中であることを司法省が発表した。

 

州選挙人というのは米独特で、大統領選は州選挙として実施され、勝者は各州に割り当てられた州選挙人数を全員獲得するという制度を指している。だから大統領選の結果として次期大統領が誰になるかは明確であるが、法的プロセス(=due process)として各州での州選挙人の認定投票(前回は12月14日)次に議会での集計と次期大統領指名(前回1月6日)を得てやっと就任式(前回1月20日)に至る。この法的プロセスに関して長すぎるという批判も大きい。しかし米憲法ではこの法的プロセスを厳守することとなっているので止めるにも止められないといったところである。

 

前回12月14日の州選挙人投票日に、アリゾナ州ではトランプ支持の州選挙人が彼らこそが本物の州選挙人だと主張し州議事堂に押しかけたのだが、警察官に戸口で追い返されていた。

また同日ウィスコンシン州では本物の州選挙人が認定を受け投票していたルームのすぐそばの別のルームで偽の州選挙人達が勝手に投票していた。これらは当時ニュースとして大きく報道された。

しかし、偽州選挙人事件が大きく問題になったのは、米政治メディアPoliticoの記者が国立公文書館に送られてきたアリゾナ州の二つの偽州選挙人の認定投票証書について文書館内で捜査中であることを知り情報公開法により偽証書のコピーを取得したことから始まった。

 

アリゾナ州だけではなく、他の6州からも偽の州選挙人投票証書が送られていた。その内の5州、アリゾナ、ネヴァダ、ウィスコンシン、ミシガン・ジョージア、のは正式の投票証書として送られていた。他の2州、ニューメキシコとペンシルベニアのは、バイデン勝利が認定取り消しになった場合のみ、という条件付きだった。上の7州はバイデンが勝利していた。

 

このように民主と共和の二党の州選挙人の投票証書が議会と公文書館に送られた先例はただ一つ。1960年のニクソン対ケネディだった。ハワイ州で接戦となり最初州側はニクソン勝利と認定。しかし再集計され、200票以下の差でケネディが勝利認定された。その間民主党の州選挙人は投票証書をすでに送り、ハワイ州はこちらを認定。従って1月6日は民主党側のが認定された。もちろんこれは再集計の結果に依拠してである。その時のハワイの州選挙人は3人。だから大統領選の結果には全く影響はなかった。

 

今回のトランプの州選挙人側は上のハワイの例を引き合いにだし、彼らのした事は完全に合法とTVで主張している。そもそもこの事件がトランプの陰謀だと信じられているのは、Politicoが取得した投票証書にある。

7州の各証書は明らかに同じテンプレートを使っていた。だが実際の証書は州ごとに全く違うのだ。当然これらの偽証書はどこから来たのか?という疑問が湧いてくる。その上、5州のは公文書偽造の疑いが強い。これは最高20年の禁固となる。トランプはこの偽投票証書を利用しペンスに7州のバイデン認証を拒否するようせまったと報道されている。

 

下がこのニュースの動画。キャスターはレイチェル・マドー。全米で最も視聴率の高い反トランプ解説者。彼女はPoliticoと協力して偽州選挙人ニュースをここ数週間追跡してきた。

最初にPoliticoの記者が公文書館からコピーを取得。ニューメキシコ州とミシガン州検事は複数の州に関連していることからFBI捜査を要請。今日、司法長官代理がこの事件はすでに捜査中だと発表。これ以上の言及は控える、とのこと。

すでにWaPo(ワシントンポスト)はトランプの弁護士チームを率いていたジュリアーニ氏がこの陰謀の中心という記事を出していた。

 

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Rest In Paradise : ミートローフ

米のロックシンガー、ミートローフ、74歳、が1月20日に亡くなった。死因は新型コロナ感染症と報道されている。しかしご遺族は彼の死が政治的に扱われるのを避けたいと死因の公表を避けている。彼は危険な不整脈でコンサートの終わりに失神した過去があった。トランプと同年代なのが凄い。トランプも彼の死を悼む声明を出した。

 

私もその他大勢と同じく、彼のレコードアルバム、"Bat Out of Hell"1977のファンです。ステレオもアルバムもとっくに処分してしまったが今でもカーラジオやYouTubeで懐メロ気分に浸っている。

 

下のは" Two Out Of Three Aint Bad "1977 。 

 

And all I can do is keep on telling you
I want you, I need you
But-there ain't no way I'm ever gonna love you

Now don't be sad
'Cause two out of three ain't bad 

 

"でも君をこの先愛することはない"という、昔本当に愛した女に捨てられたトラウマ男の悲しい告白。実はセリフの文法が正しくないけどこれは口語にはちょくちょくあることです。

"でも悲しむことはない、I want you, I need you, けど君はこの先も愛せない、で3つのうち2つは悪くないんだから"と屁理屈をこね、"外は雪が降り積もってきた、今ここから出て行ってくれといわないで欲しかった"という勝手ぶり。

しかしボーカルもメロディもすごく決まっているし、決して憎めない歌詞です。かえってダメ男のサイドに心が移ってしまう。 

 

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下のは、悪名高い" Paradise by the dashboad light" 1977(=ダッシュボード・ライトのそばのパラダイス)。下のようにパフォーマンス付きのステージ公演で有名だった。しかも長さは8分25秒もある。

 

歌詞の話は17歳の高校生時代にさかのぼる。このガキ(=kid)のカップルが車でデートにでかけるが、男の方はこれまでこんなかわい子ちゃんとデートしたことない、人里離れた池のほとりに車を止め、絶対この日こそ、と張り切った。ダッシュボードのライト以外は真っ暗な車の中が天国になったのだ。

 

この超長いソングの途中にカーラジオから野球中継の思わせぶりな解説の歌詞まで入っているというコリヨウ。

しかし、ラストスパートにかかる直前になってかわい子ちゃんの方から、"stop right now!"と突然クレームが。

"ね、ちょっと私のことを本当に愛してるの、一生愛する気があるの、結婚する気があるの"、と矢継ぎ早の質問攻め。

"ベイビー、それは一晩眠って考えて明日の朝答えるから、だからここは・・・"。

"そんなのダメ、今、イエスかノーか、はっきり言って!明日までは待ってられない!"

 

こうなると、天国から地獄です。

 

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追記:突然愚孫娘が用事でカレッジの寄宿舎から帰ってきました。それでミートローフが亡くなった、と言うと、ハーン?と不思議そうな顔をした。愚孫娘はあの有名なミートローフを全く知らないそうで、思いつくのは、愚娘が料理しうちでよく食べるミートローフのみ。これ以上まずいものなし。

時代は変わった。ショックでした。R.I.P

出たぁ!謎のトランプ大統領令?

1月19日の夜最高裁から緊急ヒヤリング拒否に会い、その日のうちに公文書館から資料が下院1/6議事堂襲撃調査委員会に送られ始められた。翌日の20日に委員会の要求した700頁あまりが移送完了。しかしその直後に早くもリーク。

 

政治ニュースメディアPoliticoが12月16日付けの大統領令のコピーを公開。12月16日は、あのトランプの司法長官が、選挙に不正はなかった、という理由で辞任を決めた2日後にあたる。

 

公開された大統領令(全3ページ)ではトランプはエスピー免職後の臨時防衛長官にドミニオンをはじめ選挙に使用されたすべての投票集計マシーンの軍接収を命じている。

理由は集計マシーンは外国勢力に外から操作されているからとなっている。

そして60日間で捜査報告をトランプに提出することを命令。

つまりこれは60日間はトランプが政権を維持することを意味している。だからこれが出されたなら1月6日の州選挙人による次期大統領指名も20日の次期大統領就任式もおあずけになっていたはずだ。

さらに防衛長官がこの間州兵の指揮をとること、特別検察官を任命し不正選挙に関連した容疑者の拘束起訴を命令している。

 

これでは本当のクーデター❕

この大統領令は署名こそされなかったがクーデターの意志ありの立派な証拠。なのにタイムカプセルの公文書となっていたのだ。不思議といえば不思議。

 

これが書かれた時期にクラーケン弁護士ことシドニー・パウエルがドミニオン集計マシーンの政府接収を要求し、偽証犯罪人フリンが国防長官による州兵掌握を呼び掛けていた。

しかし、この大統領令は一体誰が書いたのか?

内部の新しい機密書類が引用されていることから、トランプの高官だという臆測が出ている。

 

下のニュース動画は最近のトランプ捜査についてのまとめ。

まず、公文書館からの資料移送。その中には大統領の詳細な日程、電話記録、手で書かれたノートなど。そのうちの大統領令のコピーがPoliticoですっぱ抜かれたことを報道。

次は、NY州検事ティシャ・ジェームズが長男ドナルト・ジュニアと長女イヴァンカを裁判所へ召喚したこと。

また戻って、下院からジュリアーニ元NY市長とシドニーパウエルが召喚されたこと。

ジュリアーニ氏はすでに弁護士資格をはく奪された。二人はドミニオン社から訴訟され膨大な損害賠償を請求されている。

 

また、イバンカは下院からも召喚。彼女は1月6日の朝、トランプとペンスの電話に立ち会った2人の1人。議事等占拠中には、イバンカのいう事しかトランプは聞かないというので頼まれてトランプにメッセージを送った。

 

ジョージア州では州検事が大審院にトランプ選挙介入事件の証言許可を求めている。トランプは、ジョージア州務長官への電話で11779票と勝つためのもう一票を見つけろ、と命令した事に対して、私は何も悪いことはしていない、とコメントしているが、起訴は近いと予想されている。

 

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米最高裁がトランプにお灸をすえた!?

昨日19日は最高に忙しい日になった。まず早朝からウクライナ危機、NY州検事のトランプへの大反撃、バイデン記者会見、投票権法の沈没、と続き、締めくくりは米最高裁のトランプによる上告の拒否。

 

下の拙記事はトランプが10月末に1/6議事堂襲撃調査委員会と国立公文書館に対して訴訟を起こした事件についてです。

 

トランプの目的は公文書館に送られたトランプ大統領の末期の職務記録が委員会側に公開されることを阻止する事です。その中には電話ログや多量のポストイットに書かれたメモが含まれていると噂されている。

ヒラリーとは違い、トランプはe-mailを全く使っていなかった。

 

トランプは、調査委員会は民主党の魔女狩りと主張、第45代大統領(前大統領)の大統領令に依拠し、裁判所の公開差し止め判決を狙った。この時の米法曹関係者は、バイデンはすでに自らの大統領令で公開を命じていること、ニクソン政権下の先例(犯罪容疑も絡み裁判所はウォーターゲートの盗聴テープ公開を命じた)からトランプ敗訴を予想していた。

 

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12月には控訴裁で敗訴判決。根拠は、まず現大統領による大統領令が前大統領のものより先行する、となっていた。トランプはただちに最高裁に緊急ヒヤリングを上告。

 

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昨日の夜、最高裁からヒヤリング却下の判断がくだった。これが最終判決であり、その夜からすでに資料が公文書館から届き始めたと報道されている。

 

なお、この判決は8:1.最右翼のクラレンス・トーマス黒人判事が反対していた。

この判事は1991年EEO長官だった時の元部下のアニタ・ヒル弁護士にセクハラ告発され指名が大騒動に発展。

その過程がTV公開され、証言者としてハーバードやイエール法科大学院卒の黒人弁護士が次々登場。しかもこの人達のスタンスはトーマス判事と同じ保守だった。つまり反アニタ・ヒル。私もTVを見た一人だが、率直に言ってどちらが真実なのか分からなかった。

 

米社会の黒人に対するステレオタイプ(=落伍者、負け犬)が変わっていく先駆けとなった、と多くが感じた。

 

しかし今回はトーマス判事に対する批判がかなり出ている。夫人の件だ。トーマス夫人は白人の女性弁護士で共和党の活動家。今回の1/6議事堂襲撃デモに関連しているので、トーマス判事は判決から身を引くべきだったというのだ。

 

またこの判決で、トランプに任命されたカバノー判事が特別意見を書いていた。

それによると、控訴裁判所で示された大統領令は現でも前でも公開の基準にするべきでない、というのだ。つまり、大統領令による期限付き情報非公開は特権であり常に尊重されるべき。だがニクソンの先例のように、判断は資料の重要性を考慮に入れるべき、という難解なしろもの。

 

とにかくこれで最終です。トランプさん、残念でした。

 

 

 

 

トランプカルトはアメリカの恥部!? 

今年1月から"続トランプのアメリカ"に切り替えました。読者の皆様ありがとう。最後までトランプさんに付き合っていくつもりです。

 

11月の中間選挙で共和党が多数を占めれば、グッバイ、ペロシ!

目ざわりな1/6議事堂襲撃調査委員会はただちに閉鎖。

さらに24年の大統領選挙で勝利のカムバックとい手筈。しかしだ、今年の中間選挙で負ければお先は真っ暗。

ビジネス崩壊と共に数えきれない裁判が待っているのみ。果たして今年がトランプのラストスタンド になるのだろうか?

 

の動画は1/16日(土)のアリゾナ州フェニックス近郊でのトランプ・ラリーの様子。ラリーというのは政治的大集会のことでトランプはこれが大好き。

 

集会に数万人の大衆が集まれば人々に愛されていると心から確信し選挙に必ず勝つと信じて疑わない。だからコロナ真っ盛りの2020、バイデンの選挙ラリーにはほとんど人が集まっていないのに彼が勝ったというのはウソだ、とかたくなに決めこんでしまっている。

 

アリゾナ州は2016年にトランプがヒラリーから奪った激戦州だった。この州にはトランプの怨念と執着がこもっている。

まず、11月4日の朝2時に勝利宣言を出し開票をストップしろと言った矢先に、盟友だと信じ切っていたフォックスTVがアリゾナ州でのバイデン勝利をいち早く宣言してしまったのだ。つまりこれがケチの付き始め。この時ホワイトハウスでは勝利パーティーの真っ最中。その時トランプも側近も皆真っ青になったと伝えられている。しかし驚くことはない、これも2016のヒラリーと状況は同じだ。

 

その後、票の数え直しに不正訴訟とトランプはゴネまくったにもかかわらず、共和党デューシー現知事は得票数でバイデンの勝利を確認。バイデン選挙人の方を認定したのだが、諦めきれないトランプは署名直前に現知事に電話した。だが、現知事はトランプからの電話を取らなかった。

 

だからこの共和党現知事に対するトランプの逆恨みが凄い。この集会でもトランプはこれみよがしに今年の州知事候補に選んだ元ニュースアンカーをヨイショ。この集会でも現知事がこの先上院に立候補してもあんなクソは俺様の推薦に値しない、とこき降ろしている。

 

この日もトランプのスピーチは最初から最後までカスワードで民主・共和両党の彼の天敵のこき降ろしに無我夢中。バイデンはその中の一人にしか過ぎない。

このデマゴーグのヘイト老人が大統領に再選されたら、と考えるだけで背筋が寒くなる。これは決して私だけではない。主要メディアではトランプの演説は全く放送されなかったのだが、多くのコメンテーターがヘイト内容に対して警告を発していた。

 

私はトランプの1時間半あまりの演説を聴いた。しかし話があちこちと飛び、筋が通っていないと感じた。主要メディアも同意見。

 

トランプは野外会場に5万5千人が集まったとホクホク顔。しかし実際は最大1万5千か1万人前後ではないかと推測されている。しかも大半はキング師誕生日の三連休を利用して近郊州からトレーラーを連ねてやってきた連中。つまり親分トランプの機嫌をそこねない為のカルト大動員である。

 

下の動画はラリーの様子。まず冒頭で

誰が選挙で勝ったのか?と呼びかけると、トランプだ、と聴衆が答えて、

正解!、トランプだよ!と金切り声で叫んでいるのはアリゾナ州共和党議長。

 

ついで、私達はこの選挙を盗んだことに対する闘いを決して止めないぞ!とはトランプ推薦のアリゾナ州務長官候補

 

実は上の二人は州共和党が偽造したトランプ勝利の公式証明書に州選挙人としてサインしていた。この偽証明書はペンスに送られた。ペンスはこれを理由にアリゾナからのバイデンへの選挙人投票を拒否するようトランプから強要されたが前日1/5にきっぱり断っていた。議事堂の前にペンスを吊るす絞首台が置かれたのはこの間の事情によるものだった。

この公文書偽造の件はすでに去年司法省に通報されているのだが、ガーランド司法長官からは何の応答もない。これについてもガーランド司法長官に批判が集中している。

 

God Bless Trump! トランプ大統領で私達は神から祝福を受けている、皆さんもご存じでしょう、勝利はトランプから盗まれた!とは現職アリゾナ州共和党議員。

 

そしてトランプの押すレイク州知事候補の登場。

トランプの勝利は盗まれた、私が知事になったら絶対にあんな詐欺はさせない。

ここではカットされているが、彼女は知事になったら2020年の時の選挙管理委員会を全員調べ上げて起訴、バイデンの勝者認定を取り消す、と宣言。

 

最後についに親分トランプの登場。

バイデンが勝ったというのは大嘘!不正選挙のせいだ、だがフェイクニュース(米主要メディア)はこれを報道することさえ拒否、拒否、拒否・・・やつらの言い訳は出鱈目のクソ(bullsxxx)だ、これが真実なのだ、極左の民主党は今、国を滅ぼしつつある、その連中がビッグテックとフェイクニュースとぐるになり、共和党とあんたがたの大好きな大統領、ME、を破壊するのが目的で不正選挙を計画したんだ、あいつらの汚いやり方に抗議したのが1月6日だったのだ・・・・

というような内容だが、頻繁に同じ言葉を3回以上繰り返し、呂律が回っていない。やはり歳のせいかも知れないがトランプの私生活は秘密であり薬の副作用のせいかも知れない。今回の演説でもMAGA帽に隠れているが、顔が腫れぼったく左瞼が閉じたままだった、と指摘するコメンテーターも現れた。

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=iIg9wmKmLF4

 

トランプの後ろに数人の黒人支援者が目立つように配置されている以外はカルトはほぼ白人。トランプが、NY州では白人差別でワクチンや抗体剤を受けるのが難しくなっている、と言ったのにはさすがに驚かされた。演説中に天敵ティシャ・ジェームズNY州検事の動画を流しヘイトを煽った。これまでトランプが集会でやり玉にあげた動画の人達はトランプカルトに住居に押しかけられ惨い脅迫にさらされてきた。

 

ここまで来ると、米は単に金持ちと貧乏人に分かれているだけではないという事が見て取れる。

トランプの私兵"オースキーパーズ"逮捕!?

前々回、1/6議事堂襲撃一周年記念の前日、ホワイトハウスでのガーランド司法長官の報告スピーチを取り上げました。

 

法の違反者は現場にいてもいなくとも一人残さず全員起訴、と彼は強く出た。

 

その日からちょうど一週間目の1月12日の夜、司法省は武装民兵グループ"オースキーパーズ"(Oarth Keepers) の創始者兼リーダーのスチュアート・ローズとメンバー11人を逮捕し起訴した。罪名は(叛逆)扇動共謀罪である。

 

今日1月15日の夜は、トランプが22年最初の大統領選大集会を20年の激戦州だったアリゾナ州で予定。そこで重大な発表をするという噂がメディアで流れている。この集会を仕切っているのが他ならぬマイケル・フリンだ。悪質犯罪人の罪を罷免するとろくな事にならない、といういい見本です。罷免されたので政府はこの犯罪人に軍人年給をたっぷり払っていかねばならないというバカバカしさ。

 

オースキーパーズは2009年オバマ氏の大統領就任に大衝撃を受けたローズ容疑者が結成。年間会費は$50(約5500円)。他のキーボード民兵グループと一味違うのは、復員兵や元警察官がメンバーの多数を占めていることだと報道されていた。

ローズ容疑者も陸軍のパラシュート降下部隊にいた。その後軍を出てイェール大法科大学院で勉強し弁護士資格を取得。しかし問題を起こして弁護士資格を剥奪されていた。

 

左目のアイパッチだが、訓練中に銃を手落とし弾が目に当たったせい。ローズ容疑者の逮捕を伝える下の動画に姿が出ています。

 

彼が結成したオースキーパーズのオース(=oath, 誓い)は"憲法への忠誠の誓い"(Oath of Allegiance)を指している。内容は米市民の一人として憲法に沿い憲法を守るというものですが、最後を" so help me god" で締めくくることになっている。

 

だからこの民兵もどきグループ"オースキーパーズ"も"憲法遵守"を誓いその目的の為なら敵に対して武器を取るということをモットーとしている。

だがトランプ側についたせいで自らのモットーから大脱線。1995年にオクラホマシティで連邦ビルを爆破し168人を殺した逆恨み元陸軍兵ティモシー・マクベイの路線を追っているようだ。

 

彼らは民間人だから叛逆扇動罪だが、トランプと彼の側近のように実際に合衆国に忠誠を誓って職務中だった者は"叛逆罪"となる。

 

彼とメンバー11人の起訴状はネットで公開されている。それによると、ローズ容疑者とメンバー達は州選挙人投票結果と副大統領による次期大統領指名プロセスを違法に暴力を用いて中断した、これは憲法で定められた平和的政権移譲に根本から反している。

 

ローズ容疑者は早くも選挙結果2日後に、内戦にならないでトランプに政権を握らせておく方法がある、と仲間内で報告。1月6日前には宿舎にしているホテルで武器を集積し、メンバーはヘルメットに防弾ベストのコンバット装備で議事堂前に現れ陸軍の教科書にそったように一列に隊列を組んで議事堂内に侵入。ここでは言及されていないが、侵入部隊は2つに分かれ、一組はペンス、他の一組はペロシをターゲットにしていた、とも報道されている。これはすでに検察側に協力者がいるからだそうだ。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=dqY2ABax9Io

【映画】軍艦島:慰安婦のロマンス ! ?

前回、韓ドラの大物スターであるソン・ジュンギ(太陽の末裔、2017)とソ・ジソブ(主君の太陽、2013)がこの映画で"共演"、いや"競演"、したことを書きました。

ソン・ジュンギは上海亡命政府のエージェント役として軍艦島に徴用工を装って潜入、一方のソ・ジソブは徴用された京城の極道という正反対の役。最後は同じ朝鮮人徴用工側というだけで二人には個人的繋がりはない。

 

ソ・ジソブの扮する京城から来たヤーさんは、テスタトロン(睾丸ホルモン)過剰のアルファ男。喧嘩を押し売りして勝つことしか頭にない。その男が"慰安婦"に軍艦島行きのフェリーで偶然出会った

 

下の動画はソ・ジソブのファンによるものだそうだが、シアトル系統ロックバンドBreaking Benjamine のヒット曲" So Cold" をBGMに使っている。

歌詞も暗すぎて聞いている内に鬱に落ち込みそうだ。二人の悲しい運命にピッタリ合っているというわけだろう。この2人のロマンスは映画レヴューでも好意的によく取り上げられている。

 

動画のセリフは英字幕からの勝手な拙訳ですが、日本語字幕か吹き替えであれば、間違いなくもっとおもしろいだろう。気の利いたセリフは韓流の特徴ですがメイド・インJapanではなかなかお目にかかれない。

 

まず冒頭シーン。軍艦島行きのフェリーの中でも朝鮮人に喧嘩を売っていたこの男に、"慰安婦”は、"(日本人の命令通り)座んなよ、あんたのやってることは全く無駄で役立たず、アンタ、これでも男なの?、これじゃあんたのおっかさんが気の毒"と真正面から毒ずき、二人は思わずにらみ合い。

軍艦島に近ずくフェーリーの甲板上で二人は離れてたばこをふかしてはいるが、互いを意識しているような気配が濃厚。そこらへんの思わせぶり演技がうまい。

その直後の軍艦島到着のシーンは地獄。

 

軍艦島に渡った二人はそれぞれの場で暮らしていたのだが、ある日、この"慰安婦"が日本人客から殴る蹴るの暴行を受けて逃げ回っている場に極道男は居合わせた。そこで日本人客をぶちのめして"慰安婦"を彼は買った。

 

ところが、"座れよ"、を繰り返し酒を飲み続ける男に苛立ったのは今度は慰安婦の方。

いきなり立ち上がると胸をはだけ、"この胸の入れ墨のせいで立つものがしぼんじゃったとでもいうの!"といきり立つ。

"バカこくな!今のアンタに必要なのは不満をぶっちゃけられる朝鮮人だ。そうすればアンタは少しは楽に息できるだろう。"

ここで下の動画はカットだが、映画ではそこから慰安婦の回想シーンがスタート。

 

彼女は慰安婦像のような少女だった時にトラックでさらわれ中国北部で慰安婦にさせられた。

そこで、仲間の慰安婦が仕事をなまけたという理由で皆の前に引き出され、日本兵達に戸板一杯に釘先が突き出た釘板の上を転がされたのを目撃。その慰安婦は引き裂かれた肉片が釘先にこびりつき血まみれで絶命だ。

そのトラウマで仕事用消毒液を呑んで自殺をはかった。しかし、日本人医師の必死の救急措置で生き返った。だが、朝鮮人の慰安所業者はこの"慰安婦"に冷水をぶっかけそのまま仕事を強制したので抵抗。それで業者に散々叩きのめされ罰として胸に醜い入れ墨をされた。

しめくくりに、朝鮮人は日本人よりもっとたちが悪い、だからもう絶対に朝鮮人は信用しない、と"慰安婦"は怒りをぶちまけた。しかし極道の方は先に約束した通り、無表情のまま黙って煙草をふかすばかり。

このシーン、いいですね。

 

ところで、この"釘板"の上を転がされた慰安婦の受難ストーリーのネタは国連人権委員会特別調査官クマラスワミ弁護士の報告書、1996、のパラグラフ#55だ。

安倍側近御用学者の西岡や秦先生が、慰安婦にウソこかれた、と激しく糾弾した問題の箇所なのだ。

ネタの出どころも見事だが、"慰安婦"の朝鮮人業者批判とは恐れ入る。元慰安婦の方々の証言の中で朝鮮人悪徳業者を非難しているケースはほんの一握りにしか過ぎない。だから反日側からのこの映画への不満も当然と言えば当然。

 

この"慰安婦"は態度の悪さが原因で慰安所から軍艦島の遊郭に売り飛ばされた、というストーリーに映画ではなっていた。

 

そこで半島からの新しい女達が遊郭に到着した途端、両足を拡げての梅毒検査シーンが出てきます。これは韓国製慰安婦映画では定番となっているどぎついシーンです。これで軍艦島には慰安所があった、と見ている人は思ってしまうわけですが、これ本当でしょうか?

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=dlyoFVDPJXU

 

下の動画は中国語字幕の中国人ファン向けのソ・ジソブの特集。朝鮮人徴用工のボスの座をかけた風呂場の格闘シーンが話題となっている。動画では下半身にはボケが入っていますが、映画ではボケはありません。CCで英字幕が出てきます。

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=Ez2S3PoJfBo

 

最終回を書く予定です。