chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

虚構の竹島

Thanks for your comment :竹島動画

拙記事、虚構の竹島に下のような動画コメントが送られました。 chuka123.hatenablog.com https://www.youtube.com/watch?v=lTtFVka6NBs The reason why "Dokdo is NOT Korea Land" 歴史的にはほぼ正確ですが、サンフランシスコ講和条約で竹島は日本に返還さ…

虚構の竹島ー5- 日韓基本協定第2条

契約は書かれた条項の厳密な意味にそう。署名者が契約内容を単に誤解して署名してしまった場合でも、署名してしまえば契約条項に従う義務を負う。内容を知らないで署名しても同様である。 日韓基本協定、1965年、は日本語、韓国語、英語で書かれている。その…

虚構の竹島ー4- 国際法廷

私達市民が訴訟を法廷に持ち込む為には、法的に適切な理由がなければならない。そのいい例は2014年のグレンデール慰安婦像訴訟である。最初の訴訟は米国連邦裁判所に提訴したのだが、おかど違いだというのであっさり門前払いをくらった。二回目の加州法廷で…

虚構の竹島 その3

前回の「虚構の竹島」でネトウヨ学者達の英語論文サイトが見つからないと書いたのだが、つい最近、 Review of Island Studies というサイトで、英訳されたいくつかの日本側プロの論文を発見した。このサイトは笹川財団のバックアップによっている。わたしに…

虚構の竹島、その2

このブログは、実は、ISISに関連して人間の首写真を載せた、という口実で長期間閉鎖されていた。 今年になってこのブログの竹島記事にあるネトウヨ氏が反論コメントを書いてきた。それで再び竹島問題に再挑戦することになった。そのプロセスで知ったのは、竹…

虚構の竹島

http://www.tbsradio.jp/ss954/2016/02/20160223-1html 注意:タイプしないとコネクトできません。 中公新書『竹島』を出した池内敏名大教授が2月23日にラジオで竹島を語った。 拙ブログでも紹介したのだが、竹島とは距離的には韓国と日本のほぼ中間、しかし…

ディーン・ラスク : 太平洋の防波堤!?

アチソン・ライン=米側の反共防衛線:原貴美江氏の記事より 1950年6月25日早朝4時、北緯38度線を越えた北朝鮮軍がタンクを先頭にソウルに向かって進撃を開始した。 その時陸軍からの緊急報告を最初に受け取った国務省担当者がラスク氏であった。米時間の6月…

ディーン・ラスク:38度線の立案者

MOFA (外務省)サイトではラスク書簡(Rusk note of 1951)がSF条約(サン・フランシスコ平和条約)で竹島が日本に返還されたことの決め手として紹介されている。 このラスク書簡の竹島箇所については、拙ブログ『竹島:ICJ提訴への道』の冒頭にて紹介させ…

竹島:ICJ提訴への道・その4

日本の定義!? その2 前回、SCAPIN 677と呼ばれているGHQの最高司令官による指令を記事にした。これは読後の自分の感想として書いたつもりだったのが、コメントやその後のリサーチで、このSCAPIN 677は今日でも竹島をめぐる日韓対立のホット・イシューであ…

竹島:ICJ提訴への道・その3

SCAPIN 677による日本の定義!? MOFA(外務省)及び韓国政府の公式サイトではSF条約(サンフランシスコ講和条約)で竹島の領有は決定されたことになっている。当然ながら、MOFAは日本領、韓国政府は韓国領となった、とそれぞれが主張している。 しかし、SF…

竹島:ICJ提訴への道 その2

カイロ・ポツダム・SCAPIN・SF条約 前回の記事に、『「SF条約は竹島が日本領土」という認識のもとに起草された、その帰属が未確定とは言えない』、というコメントが寄せられた。これは今日のネトウヨ御用学者の説、及びMOFA(外務省)の公式見解と全く同一であ…

ICJ 提訴への道

韓国がICJ提訴に応じないのは、竹島占拠が違法であることを自覚し、負けるのを恐れているからだ、というのが“竹島は日本の固有領土”を主張する人々の主長である。そこから、“韓国は卑怯”だとか、“国際法が理解できない火病患者集団だ”、とかいう悪感情に根ざ…

中井養三郎と一攫千金の夢

Web 竹島問題研究所サイトで面白い記事を読んだ。 『竹島経営者中井養三郎立志伝』明治39年(1909)奥原碧雲筆 である。奥原氏は島根県の尋常高等小学校の校長さんだった。 この奥原さんは、明治39年(1906)に島根県が派遣した竹島実地調査に参加している。…

竹島は韓国領!?

拙ブログ、“chukaのブログ”、の記事、“竹島は韓国領!?”に、この竹島領土紛争に関連する過去の判例があるのか?というコメントを貰った。ネットに掲載されている数々の論文でもいくつかの過去の判例が竹島問題と関連ずけられて解説されている。 このプレア…