トランプ前大統領の精神疾患については米メディアでも外国でも頻繁に言及されている。が、日本のトランプカルトは全くスルーだ。
創価学会の掟は会長先生の悪口を絶対言わないことだとある米国創価学会の幹部の方のお言葉を聞いたことがあるのですが、トランプカルトもこれをキチンと守っている。
2024選挙の対トランプ戦略として情緒不安定なトランプを挑発して自爆させようというのがある。これはすでに反トランプ共和党が中心となってキャンペーンをはっている。民主党もこの手を取り入れているとメディアで報道されている。
今年の民主党全国大会でのトランプラリーのサイズを茶化したオバマ元大統領の手のジェスチャーもその戦略とみなされている。
今回の討論では、カマラ・ハリスがトランプラリーの参加者は、あの『子羊の沈黙』の中の連続殺人犯ソシオパスのハンニバル・レクターやウィンドミルで癌になるというバカ話に退屈したと挑発。その上参加者の多くが途中で帰っていった、と言って笑い飛ばした事がアタマにカチン!
恐ろしい形相になり、カマラハリスのせいで移民が大量流入し、今や彼らがペットを食べている、の暴言に発展した。
もちろん、討論では移民についてはまだ話題になっていなかった。それに今回のハイチ人移民はメキシコ国境から来た難民ではないのです。
トランプの姪で、叔父トランプについての暴露本を書いたメリー・トランプはこのトランプの暴走を、自己陶酔パーソナリティ障害者が心的傷害を負った反応だと定義。これはトランプ叔父さんにとっては深すぎて回復不可能だとまで言い切った。
このメリー・トランプは臨床心理学治療師で博士号取得の専門家です。
メリーの弟もつい一か月前に暴露本を出したばかり。この姉弟はトランプの兄にあたる父が若死にしていた。それで祖父の遺産分与から全く排除されスルー。祖父はNYでも指折りの資産家だったにもかかわらず。その事でトランプと裁判沙汰を起こした過去があった。
下はPBS米公共放送のニュース動画です。PBSはNHKとは違い視聴料金は一切徴収していない。すべて寄付金で運営されている。PBS ニュースは中立で正確という定評がある。
冒頭:オハイオ州スプリングフィールド市でハイチ人(合法)移民が猫やアヒルを捕食しているというデマがJDバンス、イーロン・マスクによって一挙に拡散された。これは9/10の討論の数日前から始まった。
市当局はペットがハイチ人によって食べられたという報告は一切無いと公表した。
0:20 スプリングフィールド市はハイチ移民の居住を受け入れている市の一つで、これにより人口が約20%増加した。以前はこの市は過疎化の一途だった。
ハイチ移民流入の原因はハイチの政情不安と経済崩壊です。米国は一時滞在許可のビザを希望する該当者に出した。
1:10 市の鉄鋼製品工場経営者が登場して、10%の雇用者はハイチ人と説明。非常にまじめで優秀、でもっと雇いたいそうだ。この経営者ですが、現地人、つまり米人、は使い物にならない、と言ってはいけない事まで漏らしていた。
1:30 大量移民の流入は市の出費経費の増大という結果をもたらした、
1:50 が、移民問題が悪化したのは去年起こったある自動車事故が原因だった。
スクールバスが事故を避けようとして横転し、11歳の少年が亡くなった。原因となった車を運転していたのはハイチ人で無免許だった。その事件に影響されて市の公聴会で移民に対する悪感情が爆発した。
(犠牲者の両親は一昨日記者会見し、我が子の死を選挙に利用しないで欲しい、とメディアを通して訴えていた。)
3:36 現在Xで拡散されているトランプ・猫・アヒルのAIフォト。
トランプは、討論会でカマラ・ハリスに大勝したので、2回目の討論は必要ない、と宣言した。
それにも関わらず、では、なぜ偽カナダ人は、トランプはABCにはめられた、という陰謀論をまきちらしているのだろう?
教祖様の言う事はすなおに聴かないとバチがあたります!