chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

いざ、映画館へ

今日、話題になっている“Crazy Rich Asians” (= 邦画名『クレージー・リッチ!』)を見に近くの映画シアターに。サバーバン・モールのある商業地区の一角を占めていて車で15分くらいのところにあった。私は都市の住民だが、街路には映画館はない。とっくの昔にみな閉館してしまっている。拙宅の近くにはそういう映画館の残骸が3軒も残っている。だから映画館で映画を楽しみたければ私たち大都市の住民は車で高速に乗って郊外に出て行くしかないのだ。
チケットは巨大なビルの外の売り場で買う。昔子供ずれでよく行ったアミューズメント・パークみたいだ。全席指定である。内部はだだっ広く下のフォトのようにお客はまだいなかった。この映画館のシアター数は30だそうだ。私たちは#30へ。
 
 
 
 
席はすべてリクライニングで飛行機の席のように各席にトレイが付いている。従業員が注文を取りに来たので、まずコークとポップコーン・バケットをオーダー。
コークはグラス入り。塩カップがついてきた。
 
 
 
ついでにチキン・テンダー(チキンブレストのフライ)をオーダー。 
フレンチフライ、コールスロー、ミニ・ビスケット付き
ソースはランチとマスタード。
布製のナプキンを手渡されて驚ろいたのはこちらの方。
味は悪くなかった。かって
映画館の代表的フードはホットドッグにナチョスと呼んでいるコーンチップス&チーズソースであったことを思い出せばもの凄い変わり様ではないか。
メニューによればマルガリータなどの飲酒も可とのこと。
かって十数年前はこの地域はドライ・カウンティ(酒セールス規制地域›であり、レストランでも酒は飲めなかったことを考えれば雲泥の差だ。
下のがチキン・テンダーのプレート
$14ぐらい。
 
 
 
 
値段だが、チケットが一人$7・5、州税込み。
 コークなどの飲食費は$40(チップも含めて)
結局二人で$56=6100円かかりました。
スクリーンも大きく、モーニングショーだから客もいなくてガラガラ。
映画館に飛行機のファーストクラスがやってきたような感じ。
ただし、ドリンクは蓋つきのディスポーザブルカップの方が便利だ。リクライニングではこぼれてしまう。
もともと、こういうディスポーザブルカップやプレートはアメリカの映画館文化から出てきたものなのだ。
映画の値段は1980年代に比べてあまり高くなっていないことに注目。しかし給料は凄くあがった。当時年収1000万は私のオフィスの社長の給料だったのだが、今日ではITの初任給になってしまった。
私たちの席のすぐ近くに陣取った女性客グループは、水をオーダーしただけ。従業員は文句も言わずアイス&ウォーターのグラスを彼女らに運んできた。
映画館を楽しむ方法は人によって違うようだ。
 
 
映画『クレージー・リッチ』のレヴューは次に続きます