類は友を呼ぶ!
上は去年の拙記事より。
サウスダコタ州知事クリスティー・ノームさんはトランプの副大統領の有力候補だった。ご本人も野心慢々。それで今月、回想ヨイショ本、No Going Back, が刊行される予定。
ところがそのコピーを先読みした『ガーディアン』から物言いがついたのだ。
もう20年ほど前の出来事。ノームさんは牧場主。ハンティングドッグを飼っていた。その中に14ヶ月のパピー(=子犬)、クリケット(=コオロギ)がいて、ある日、鳥のハンティングへ。
しかしクリケットは、興奮して役たたず。しかも帰り路によった農家でトラックから勝手に抜け出し、そこの放し飼いのチキン🐓を一匹一匹噛み殺して有頂天になり、ご主人様のノームさんに嚙みついて抵抗した。
農家の人が泣き出し、ノームさんは謝罪してチキンの代償金を払った。
それで牧場に帰りつくなり、全く後悔を見せないクリケットを砂利穴に誘い出し、射殺。
これも牧場主の辛い仕事のうち、と心で納得。だがそれだけでは終わらなかった。
牧場にもう一匹いやな奴がいる。それはオスのヤギ。去勢されていないので、もう戦闘的です。特にノームさんの子供にいつも汚れた身体で体当たりしてしょっちゅう服をダメにした。それに臭いこと。
それでこのヤギも砂利穴にひきずっていき銃でうったが、飛び跳ねて一発で命中しなかった。そこでトラックまで引き返し、別の銃で撃ち殺した。この間、牧場の労働者は驚き顔で終始を見ていたそうだが、皆何も言わなかった。
その後、スクールバスでノームさんの子供が帰宅。一人が、クリケットどこ?と尋ねた。
ノーム知事は牧場主として必要な措置だった、と本の中で説明し、私は政治家として必要な事はやる、とSNSで強気の弁解。だが、民主・トランプカルトも皆、パピーとヤギ殺しは本当に必要だったの、という疑問を出している。
これにて、クリスチ・ノームさんの副知事候補への野望は絶たれた、とあの偽カナダ人でさえも主張です。