ゼノフォビア(異国人恐怖症)という英語知っていますか?
ルーツは古代ギリシア語です。後ろのフォビアは、恐怖症という意味です。日本語記事では外国人嫌いと訳されているが、外人恐怖症です。
バイデン大統領はもろにこの語で、ロシア、中国、インド、日本の4か国を批判。ご本人は軽くいなしたつもりでしょうが、大失言。
インドのTVでも大きく取り上げられていた。
フォビアについては、蜘蛛恐怖症、人混み恐怖症、狭所恐怖症、等のれっきとした精神疾患とみなされている。治療薬もある。
しかしなぜか、このゼノフォビアは精神疾患として取り扱われていない。
今日では英語のゼノフォビアは差別主義者と同義語で頻繁にこき下ろしに使われており、たとえジョークであっても、上の4か国を批判するのには適切ではない。
再びの大失言です💢💥
しかも4か国を相手に!
バイデン氏、日本は中露と同じく「外国人嫌い」 関係に水差す発言(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
最近特に認知症の疑いが濃くなっている親分トランプと、このバイデンさん、もういい加減にしてほしいです。
これは私の個人的な体験からですが、米人の半数は移民に対していい気分を持っていない。これは日本でも同様でしょう。
この点に気がついたのは、米のカレッジでした。
当然です。先生がたは教養程度の低い米国人に高等教育を施そうとして日々努力を積んでいるが、クラスのトップは常に外国人学生。主な理由の一つは米国人は点取り競争に全くうといということ。
その道のプロは何といっても中韓インドやユダヤ系学生のテストに強いクラスメートでした。それで英語が達者でないこれら外国人学生にいい成績をつけなければならないジレンマに陥いるのだそうで、これをクラスで大っぴらに口に出す教師も珍しくなかった。それで記述式テストや読解力テストを特別にテストする先生も結構いた。
だから外国人学生にとって差別はまずカレッジで始まるのです。
しかし、これはあくまで公立での話。私立では学生さんがお客様ですから話は別。
それと、上のようにインテリ教師がもっともらしい事を言っているわけだが、中には本物の外人フォビアもいた。後者は病気です。
確かにに今日の米国は移民の底力のおかげ。だが米人は望む望まぬにかかわらず押し寄せる移民の対処に追われる。
82歳になっても移民をどこまでも理想的存在ととらえるバイデンさんは、やはり一級の政治家?なのだろうという印象です。