先週あった恒例のホワイトハウス特派員ディナーパーティーですが日本の記事では夕食会となっていた。
米で暮らしているとディナーパーティーに招かれる事もよくあり、大ホテルなどの時は、男は黒のスーツで白シャツに蝶タイ、女性はイブニングドレスです。
どうも女性のドレスが高価過ぎますが、久しぶりに二人きりで、奥さんの美人ぶりにまた惚れ直した、なんてことになるので決して損にはならないはずです。
ところで、今回は最初からバイデンのトランプに対するあてこすりが大ヒット!
もう会場の笑いが止まらない。それでメディアもです。
>>(意味不明のボソボソに続いて)盛大なウェルカム!ありがとう。でもちょっと控えめに!ドナルドに聞こえるよ。
(大声で)スリーピー・ドン!(と叫ぶ) この名、気に入った。また使おうっと。・・
トランプはジョー・バイデンを明らさまに、スリーピー・ジョーと呼んでさんざんバカにしてきた。スリーピーの意味は、口語で、眠くなっちゃった(てる)。しかしスリーピーを特定の人の名の前に付けるのは特異です。
ズバリ、バイデンの頭がもうろくしていると指摘しているわけ。
しかしこれは、バイデンの過去の宣伝文句、『弁当箱のジョー』(=労働者の味方のジョー)をもじっている。が、悪ガキのはやし言葉に変わりなし。
先週のNY法廷でトランプは3日連続で居眠り。これもメディアがバッチリ報道。ドン、ドニーはトランプのニックネームの一つです。だから、スリーピー・ドン!はお返しです。
さてバイデンの次のお返しジョークは、
>>2024選挙は年齢がイシューです。私は大人(=a grown up)です。だが対立候補は6歳ですよ。
大人は grown up。文字通り、成長した人で名詞です。トランプは(小学校前の)6歳の子供のように未成熟という評価に大多数の米人は合意です。
>>高齢というだけが2人に共通している。私の副大頭領は私を推薦しています!(ここで例の大笑いのカマラ・ハリスがズームアップ)
>>私は国政演説(3月)以来威勢を保っているがドナルドの最近は苦境続き。ストーミーウェザーに遭遇です。(もちろん、ストーミー・ダニエルズ、NY口封じ裁判の中心人物のストリッパーをかけている)
ところで、ストーミーウェザーはジャズのクラシックです。一番下はそのMV動画です。フランクシナトラのカバーでも有名。
が、日本の人でこーゆーの知っている人は今いるのでしょうか?
何やら日本の記事には英語の壁が厚くて、意味が通じない。
下はバイデンのジョークです。親分トランプはカンカンです。
米大統領、高齢不安逆手にジョーク ホワイトハウス記者と夕食会(時事通信) - Yahoo!ニュース