有罪になった瞬間から、チンピラのバイデンにやられた、魔女狩りだ、そもそも起訴されたのがおかしい、と、トランプの泣き言オンパレード❕
で、トランプカルトが足並み揃えての大騒動。
偽カナダ人も二股カルトの O もここぞとばかりに、司法の武器化でトランプがフルボッコ ❕ という陰謀論拡散に大忙し。
特に後者はヒトラーを真似た米経由のユダヤ人陰謀論信奉者であることを隠していなかったせいで、ついにユーチューブからポイ❕
だが米でもハマス・イスラエル戦争に名を借りたユダヤ系排斥運動が跋扈するようになった。
まさにファシズムの台頭です。
トランプの有罪判決は、トランプがすべて事実否認しているせいです。これは今回の口止め料裁判でも変わりません。これまでの一連のNYでの裁判、Eジーン・キャロル・レイプ裁判(2回)、トランプオーガニゼーション脱税起訴、詐欺企業起訴、そして今回の口止め料裁判の5件、はひたすらに事実否認というワンパターン。同時に政治を持ち出して起訴をつぶそうとしたのがトランプでした。
しかも、出廷中トランプは声をだしてぶつぶつ文句を言ったり陪審員にわかるよう表情を作るなどの反抗的態度に出て、判事から警告を受けた。それ以後は連日の居眠り続き。つまりふて寝です。
まるでワルガキそのものではありませんか。
プレイボーイのプレイメイト、カレン・マクドューガルに口止め料$150,000、ポルノ女優ストーミー・ダニエルズに$120,000が払われた。今回の裁判で、コーエンがカレン・マクドューガルに払うことをトランプに報告しているオーディオテープが証拠として提出された。それでもトランプはカレン・マクドューガルと私的に会ったことはないと言うのです。彼女とトランプは一年間頻繁に会って不倫関係を続けたのだが、マクドューガルの方から、トランプが離婚しそうにないので別れたと言われている。
ストーミー・ダニエルズにも会った事を否定。これでは彼を弁護して無罪に持ち込もうとする方に最初からハンディキャップを与えている。ウソつきがある人をウソつきだと告発してもおいそれとは信じて貰えないのが当たり前。
トランプは、少なくとも手付金$1,000,000(=1億5000万円相当)で有能な弁護士を雇う事ができるほど資金潤沢です。だが問題は、なり手がいないという事なのだそうです。
当然です。トランプ側の弁護士の末路を見れば明らか。犯罪起訴に資格はく奪。マイケル・コーエンもその例なのです。これまで著名弁護士からはていよく断わられている。この先誰が引き受けるのか、これも分からない。今回のトッド・ブランチはこれでお払い箱になるはずです。弁護料を全額払ってもらえればラッキーでしょう。
この口止め料裁判では一見まともな弁護士、トッド・ブランチを雇った。この弁護士、常にトランプの横に立ってものすごいしかめっ面をしている方です。
判決直後のインタビューで、トランプの無罪を信じている、弁護の仕方はトランプと一緒に決めた、とふんわりと述べていた。しかしドラマはまだ終わっていない。
昨日の司法長官を召喚しての下院公聴会で、トランプカルト議員達が懸命になって司法省陰謀論を展開です。ここでマンハッタン地区州検事アルビン・ブラッグが雇った前司法省高官のマシュー・コタンジェロ弁護士が焦点となった。この弁護士が司法省を辞職してNY市の検察官になったのはおかしい、明らかに司法省の介入だ、というわけです。
もし彼が正義感に燃える弁護士であればトランプを有罪にすることの方がもっと重要だと思うのは当然です。それになにしろ名が歴史に残るので弁護士冥利につきるはず。
だがNY市の報酬はトランプ側の2分の一にも満たないほどの大ディスカウント。
やはり、NY市のトランプ捜査に加わり、起訴延期で辞任し抗議本を出したポメランツ弁護士は無報酬のボランティア活動だった。
これまでトランプはテフロン(加工)のドンと呼ばれていた。
彼のオペレーションはマフィアのごとく秘密裡で外からはとっつかまらない。トランプ大学詐欺事件も総額25億円相当の口止め料で犯罪起訴を封殺した恰好です。
しかし、ワイゼルバーグの息子の嫁の密告という偶然の奇跡で脱税捜査の糸口が開けた。しかし、証拠書類を入手するまで18か月もかかった。トランプ側の大抵抗に遭遇です。その間2回も連邦最高裁でトランプオーガニゼーションの財政記録請求をし、やっと手に入れた。当然起訴も遅れに遅れたわけです。遅延はトランプのせいだ。