投票日まであと34日。
トランプニュースは毎日あまりの情報が飛び交い、追っかけに戸惑っております。
下のは先週9/23におきたトランプ美談です。メディアが広く取り上げた。しかしこれはトランプの完全なやらせだった。
トランプはペンシルバニア州ラリーの会場近くのスーパーを訪れ、そこでまず間違ってそこのキャッシャーにポケットから$100札を出して、客が困っているんだろうから足しにするように、と手渡したのです。
しかし、すぐ横で予め段取りしておいた客が現れ、お付きの者に、あの女性、と促され、あの$100札とキャッシャーから取返し、この女性買い物客にポイ!
この女性は確かに子供たちのママで、食費に苦労しているとか・・・・これが美談としてこれが大きく報道された。
しかし、翌日のモーニングショーでご丁寧にもフォックスがこのママを招いてインタビューをしたことから、ばれた。
そこで彼女は、このスーパーの経営者は彼女のいとこであること、トランプ側は最初からスーパーの経営者の親戚の人を探していて、それが彼女だった、とサラリと言ってのけた。彼女はトランプが$100くれるとは知らなかった、と言った。
ホンマかいな?怪しいです。
下のはフォックスのインタビュー動画。
しかし、トランプは事あるごとにデマを流して止まない。
焦っているのか、それともエンタメで人を虐める性格からなのか?
つい先日、ハリケーン・へリーン(ヘレナ)の被害の追っかけで被災地ジョージア州を単独訪問。何と随行者は、世界的に著名な福音ミッショナリーだった故ビリー・グラハムの息子フランクリン・グラハムとその側近達。
その場の記者会見で、トランプは、バイデンはホワイトハウスで眠ってばかりいて、ろくに災害に対応していない、ジョージア州知事ケンプの電話も取らなかった、とディスリした。しかし、その日に当のケンプ知事がバイデンと緊密に連絡を取り合い復旧作業に取り組んでいる、と記者団に答え、またトランプのウソがばれた。
米は広いですから、こちら深南部では、ハリケーンの代わりににわか雨が降ったきりです。
しかし、私もかってハリケーン・グロリア(1985)騒動に遭遇。運よくハリケーンは私の居住地をそれてくれほっとした思い出があります。
あの時市はハリケーンには厳重警戒態勢で臨み、避難所を指定。家の窓に板を打ち付けなどの補強を指導。水や食料品が飛ぶように売れ、あわてて駆け付けたスーパーの棚は空っぽでした。その反面、何もしない無関心な者も多いのです。
夜中過ぎにゴォーというと轟音と共にハリケーンがやってきて、かなり恐ろしい思いをした。なお、その夜にベイビーを作ったお母さんが多くでたそうで、その年の女の子にはグロリアという名がダントツに多かったとニュースにもなった。
2005年のハリケーン・カトリーナでは拙市にルイジアナからの避難民が多数移住してきた。私の職場はルイジアナ州からのカタリーナ避難民ワーカーを受け入れるプログラムに加わり、当事者複数の方と一緒に仕事をしました。そのまま住み着いた方も出ました。一時、拙市のガラが悪くなった、ニューオーリンズからの移民のせいだ、という苦情が出たが、そのうち立ち消えた。
今日これから夜の午後9時、副大統領候補による討論会です。CBSが主催し、ウォルズ対JDバンスです。視聴する方もなぜか緊張します。