11/5まであと３日。只今全米の各州で早期投票が実施中。拙州では早期のみで投票率が60％に達する見込みだそうです。
選挙予想ですが、私のような第３者には見当がつきません。これマジです。
今はケータイによる世論調査と早期投票の調査の2本立てです。やはり両陣営が勝利をうたっています。特にトランプ陣営と反トランプ共和党（＝ＲＩＮＯ？）陣営はどちらも地滑り大勝利だそうです。ホンマかいな？
両陣営ともどもですよ、ありえないっちゅうの！
近日中ですが親分トランプを先頭にトランプカルトの暴力的言動が非常に目立ってきている。これは先週のマジソンスクウェア・ガーデンのナチ・ラリーでも際立っていた。
米には、ＫＫＫという白人至上主義レイシストの集団がいて1970年代まで集団リンチの人殺しは当たり前みたいに思われていた。これ、マジです。
トランプカルト内ではそーゆー人達が再びアタマをもたげてきているように見える。しかもそれだけでは終わらない。トランプ再選のあかつきには、こーゆー連中が連邦職員になって幅をきかす、というもくろみです。トランプはイーロン・マスクを使って現状の連邦職員の半数をパージしようと企んでいるので、これはもうまるでナチ政権の復活です。現行の連邦職員の半数は組合員なので、何がターゲットなのかバカでもわかる。
下が問題の動画シーンです。わずか1分30秒の間に、両者の口からは下卑た個人攻撃がポンポン飛び出している。リズ・チェイニーはあの元副大統領でかって共和党内で大きな影響力を駆使していたディック・チェイニーの娘です。彼女は1/6議事堂襲撃事件で反トランプに回ったので、トランプによって下院議員の再選を阻止された。その彼女をタッカーカールソンは、『胸糞悪い』ディック・チェイニーの娘と言及している。
その娘がカマラハリスと組んでいる、という背景を説明。そこでトランプは、カマラハリスは『キ印』、と断言。トランプは自分が平和主義者であり、リズ・チェイニーは極端なタカ派であることを指摘。そこから飛び出したのが、例の暴言です。
彼女を9銃口のライフルの前に立たせて実際に撃ってみることだ、その最後の瞬間に彼女はどう感じると思うかね？ ライフルの銃口は真正面から彼女の顔を狙っているんだ、
という極致的暴力を表現したもの。顔を撃つという発想が残酷そのものということに注目すべきです。が言ってる本人は全くスルー。
もっともこーゆー残酷シーンは映画ではすっかりお馴染みです。しかし、観客は皆ぞっとするはずです。それにトランプは、これまで、大統領に再選されたらこの憎きリズ・チェイニーを処罰する、と執拗に繰り返していたこともあり、たちまちトランプ非難の大騒動に発展したわけです。
リズ・チェイニーの方は、トランプが独裁者であり、この男が自由の国を破壊しようとしている証拠だ、とXで反撃した。また、この会談をしたアリゾナ州では州検事が悪質な脅迫を念頭に置いて捜査に着手する、と発表です。
トランプには自己陶酔と反社会的性格障害を持っている、というのが医療分野の専門家の意見です。反社会的性格障害は犯罪者の多くの共通項となっている。彼らにとってターゲットになる人を脅かすのは極めて自然なのです。脅かしの内容はヘイト願望と関連している。フロイドのファンならこれに文句なしに同意するでしょう。
リズ・チェイニーがタカ派だろうが、何だろうが、そんなことは関係ない。その後もリズ・チェイニーは低能だがら、という犯罪者につきものの因果応報説を持ち出している。
これもトランプ自身が最近繰り返していることだが、トランプは言葉の『 編み方』については天才と自画自賛。聴いている方は驚きです。つまり彼の主張は口から出まかせということです。
しかもトランプにはヘイトを隠しておけない傾向がある。これは過去の数々の暴言で証明済みです。民主党が勝てば、またどんなヘイト暴発に出るのかというのですでに憶測が飛びまわっている。
このような重症精神疾患者には罪の意識がない。被害者はやられ損です。
トランプの暴言に対してカルトの連中は、こんなことぐらいで、と軽く受け流そうとしている。
だが、カルトの暴力が増えている。彼らはすでに数か所の投票所で暴力沙汰を起こしています。トランプ以前の共和党支持者はそんなバカはしなかった。
真の問題がトランプ再選後に待っている。それは米経済です。これでは海外派兵は夢のまた夢になります。トランプの主張をまともに実行すると日本のバブル崩壊と似たような事が起こる、というのは経済界の予想です。それほどトランプの主張はハッタリなのです。
