今日9/24です。いくつかの投票結果予想率はカマラハリスとトランプが拮抗中だそうだ。これはあくまでテレフォン調査によるものです。規模としては200人程度から最大数千人なのでどこまで当たっているのかは疑問です。
それに今回は賭け率というのも出ている。これは以前の対バイデンではトランプが圧倒的に勝っていたがカマラハリスになって逆転だそうです。大統領選に大金を賭けている者が多数いるのは間違いないです。
さて題名の通り、前回から選挙戦は思わぬ方向に向かって走っている。
まず、トランプが贔屓にしていたマーク・ロビンソン共和党知事候補ですが、先週の木曜日の午後、CNNが突然に独自調査の結果を配信。これは15年前の事ですが、ヌードアフリカというポルノサイトに投稿していたロビンソン知事候補のエロ投稿の内容も凄いが、問題は彼の政治的スタンスです。
黒人ナチ、KKKのように私も奴隷を所有したい、などととても正気の沙汰とは思えない。一方のロビンソンは、これらは私の書いたものとは思えない、と告発内容スルーの心構えを公表した。
9/21(土)にノースカロライナ州のウィルミントンでのラリーを開催したトランプは、ロビンソンの事は名前はおろか一切触れなかった。見事なものです。前回8月のラリーとは大違い。かわって壇上に登場したのは、トランプの2人のお孫さん。トランプに抱き上げられ、弟の方は、爺ちゃんに投票してね、と可愛い限り。
二人とも金髪ですよ。トランプの孫は10人いるが、金髪はこの二人だけではないですか? イメチェンを狙った!
ところで、翌日日曜日にはロビンソン候補の選挙陣営の責任者達が一斉に辞任した。しかし、ロビンソン候補は投票日まで独自に選挙運動を続けると強気の宣言です。
撤退するにはもう遅すぎるのだそうです。
また、昨日には、あのトランプ暗殺未遂#2容疑者が数か月前に書いた手紙が司法省によって公開された。
ラウス容疑者はこの手紙をとある知人のメイルボックスに自ら配達。数か月前のことで、この知人は手紙は読んでいなかった、と述べている。
ラウス容疑者は、手紙ではっきりトランプ暗殺を示唆。$150,000(=約2200万円相当)の報酬を払うと書いている。問題はこれに続く、
地球上の老いも若きも誰もが知っている事は、トランプは何をやらせてもダメで、米大統領になどとはとんでもない、歴代米大統領の最低限は、アメリカ人の道徳感、善良、親切、他者優先、そして常に人間尊重主義に立つ、という事だ。
という箇所です。
トランプ側は、容疑者の手紙には反トランプ宣伝文句がもろに影響している、この手紙を公開することは、反トランプに広く武装蜂起を呼びかけるようなもの、と主張。
いやはやまた大騒動です。
うっかり忘れるところでした。
トランプ所有のSNS、TruthSocial 、ですが、9/20からトランプは持ち株、全体の約60%相当、を売却できることになった。そのせいで先週から株価落下が止まらない。多くが売りに出ているせいです。昨日は@$12という今までの最低値でした。
この会社は例によって見かけ倒しの詐欺会社です。@$1以下が適切だが、トランプ支援者で生き延びている。今週の木曜日に対トランプの株保有者がダンピングに出るので、さらなる落下が予想されている。