chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプラリー、海にぽっかり浮かぶゴミの島 、プエルトリコのディスリが大暴走❕❓

11/5の大統領選投票日まであと6日となりました。

 

"poll ”とは投票予想調査のことですが、多数の組織がこれを実施していて結果はさまざま。トランプ支持はトランプが圧倒的に優勢でハリス側ではハリスがやや優勢。

第三者の私達には全くはっきりしていないのが現状です。

 

トランプ側の選挙戦は11/27、今週の日曜日にNYのマジソンスクウェア・ガーデンで2万人のカルトを大動員。これで一応選挙戦は終わりということになっている。

トランプのは、1939年の大戦前夜に開催された米ナチの大会を模したものです。

当時の米は今日とよく似た状況だった。1932年の大恐慌から回復の兆しを見せてはいたが世情はすこぶる不安定。しかも第一次大戦でこりごりした米人は対ドイツ戦に参戦することを拒否していた。盟友英国の首都ロンドンがヒトラーの電撃空襲で焼かれても参戦しなかった。英国はこれに自力でひたすら耐えたのだが大きな打撃を被った。この米国の孤立主義を180度転換させたのが、あの1941年12月の真珠湾攻撃だったのです。米の親ナチの動きはこれによって消えた。

 

ナチ模倣のトランプの大集会は、人種差別発言オンパレードになった。しかし中でもグンバツだったのは、コメディアンと称するトランプカルト、トニー・ヒンチクリフでした。このすでにレイシストとしてあちこちで出入り禁止となっていたコメディアンがトランプのお株を奪ったのです。この人はラティノ・ヘイトに取り憑かれているように聞こえました。

 

壇上からプエルトリコとラティノに対して非常に明確な差別発言をした。これはもう否定しようがない。それに、ハロウィーンには黒人とスイカでジャッコランタンを作ったことがある、という黒人ヘイトのジョークも凄い。

 

今年8月のトランプ共和党大会を憶えているでしょう。そこで、白人至上主義者のニック・フエンテスが、JDバンスの妻がインド人であることでトランプを支持しない、と宣言した。

何と言ってもトランプ陣営の中核は白人至上主義者達、かってのKKKで固まっている。これを否定するのは、ナチはユダヤ人ヘイトでない、というよーなものです。

だがトランプは支持層獲得の為にアラブやラティノ、ユダヤ人団体に利権のオファーをした。だが、こーゆー大会では、白人至上主義者達の自己主張を抑えることはできないのです。トランプが再選されれば内部の対立は当然深刻化です。

 

news.yahoo.co.jp

 

ラティノとは在米メキシコ、中南米系を指して広く使われる口語です。公式にはヒスパニックと呼んでいる。親しみと尊敬をこめてラティノを使うのはいいが、侮辱語として全米報道されたのはこれが初めてです。

 

『みんなも知ってるよね、大海の真ん中にマジでゴミの島が浮かんでいる。 それがプエルトリコだよね』

 

とズバリ屈辱。本人はコメディアンのジョークにしか過ぎない、と言っているが、とてもそうとは思えない。これに続いて出てきたのが下ですよ。

 

『彼らラティノはベイビーを作るのが大好き。一旦入れると抜かない、中に入れたきり。で、これを私達の国にもした』

という、セックスと移民に関する勝手なこじつけ視点をミックスした非常に下卑た発言です。

 

このコメディアンによる白人至上主義の差別発言にカンカンに怒ったのは、プエルトリコ系を名乗るセレブに政治家達。下のリッキーマーチンもその一人で、カマラハリス支持を表明した。

 

下は、1999年の大ヒット、『リビング・ラ・ヴィダ・ロカ』。

 

『僕の彼女はね、迷信に囚われているんだ、

黒猫やブードゥー人形

僕には予感がした、僕は彼女と恋に落ちると 

 

裸で雨の中でダンスをさせ、

クレイジーなライフから痛みを取り除いてくれる、

まるで脳に打ち込まれる銃弾だ 

 

しかし、ある朝NYの怪しい安ホテルで目覚めた、

彼女は私の心もマネーも盗み取った、

眠り薬をドリンクに盛られたんだ、

 

という歌詞が面白いですね。

この方は当時はまだクロゼットにいたが、今はLBGTであることを公開している。

 

www.youtube.com