返コメが長くなりそうなので、Mop**srさんの‟天皇制について”に返記事を書くことにした。
https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43876055.html
私は共和国主義者なので、天皇制も、反対だ。
こういう事が勝手に書けるのは戦後不敬罪が廃法となり日本国憲法で思想信条の自由と主権在民が定められているからだ。たとえばタイ王国には不敬罪があり、現国王の三番目の王妃がパレスから追いだされた際に彼女の家族が裁判もなく牢獄に長期間閉じ込められたことで国際人権組織から非難された。またサウジ王政に批判的立場のカショギ氏はトルコのサウジ大使館に呼び出され殺された、という事件は日本でもよく知られている。サウジ国内では王政反対を口にするだけで殺される。
下はMop**srさんからの引用
「国民統合の象徴」という表現は分かりにくいが、 要するに“日本国民は天皇を中心にまとまる”ということだろう。
象徴とは何か?と憲法発布以来疑問にふされてきた。Mop**srさんの意見は日本人多数の意見を代弁しておられるようだ。
しかし象徴はシンボル。シンボルは英語ではなく今や立派な日本語である。カタカナ語の使い手である若年層には‟シンボル”ならすっと溶け込んでいけるはずだ。
以前拙ブログでシンボルとはマクドのアーチのようなものと書いたら、マクドは安かろうまずかろうで、あまり評判がよくないので、今回はスタバの看板にしておく。しかし、スタバは米ではアジア系蔑視事件で有名なのだが日本ではそういう事はないから、値段が高くて高級というよいイメージのみだと思うがどうだろう?
再びMop**srさんより
つまり、日本には明確な国家元首は居ないのである。この深刻な主権国家としての欠陥を本質論から論じないのは、誠に不思議である。日本は占領軍憲法により骨抜きにされたままなのである。
日本国憲法の主権はsovereigntyという法用語の訳語だ。この語の意味を知っている米国人はどれくらいいるだろうか?と拙者は思ってしまう。今は死語に近い。
ところがこのsovereigntyは‟竹島は日本の固有領土”と主張するネトウヨ学者によって領有権原と訳されている。拙者は後者のネトウヨ学者の訳の方がより正確と思う。
領有権原とは、彼らによれば、竹島(=独島)は今日韓国の行政下にあるが、領有権原は日本にある、と使われている。
だからこの訳でいけば、日本の領土支配は国民によるという事を意味している。要は日本は実質共和国なのだ。
だから天皇制は形式のみとなるよう天皇の行為は憲法で厳しく制限されている。
憲法99条では天皇は総理大臣、議員、公務員の仕事と同じく憲法に従う義務がある、とされているから天皇の国事行為も憲法上の義務である。
憲法ではこの形骸天皇制は国民の総意に基ずく、となっている。
しかし日本国憲法は全く改憲されない憲法として世界#1である。自衛隊という全く違憲の軍隊があっても改憲されていない。
戦争とは全く関係のない天皇が、戦争を知らない人達の国で戦争を懐かしむ時代錯誤内閣のもとで、即位しようとしている。
一体全体、国民はこの皇室一家についてはどう思っているのか?
ヤフーニュースに最近一つの皇室記事がでていた。これは秋篠宮一家が御仮寓所に引っ越す、という記事だが、本当に淡々とした書きぶりの皇室近況報告である。その記事によると、引っ越し理由は秋篠宮は皇太子になり将来の天皇になるので、今回は住居をもっと大がかりにすることだそうだ。今回の引っ越し先の御仮寓所は約10憶円で新築された、旧住居はこれから約40憶かけて改築される、とのこと。
この記事には5235件のコメントが来た。その中で、素直におめでとう、と祝福しているが今の時点では見当たらない。その反対に、
無駄金です。本人(秋篠宮)もお金は使いたくないと言うご意向なので。安アパートで良いと思います。
上コメントは上位コメントで、いいねポチが25929でダメポチが1625
不敬だと思いますが、大嘗祭の支出に関して話されておりましたが、一般国民の私から見れば、こちらの費用の方が疑義があります、皆さんはどう思われますか?
上のはいいねポチが15954でダメポチが328
‟不敬だと思いますが”からすると、天皇不敬罪が廃止されたのを知らない人かも知れない。
国民た数は血税が形骸天皇制に使われることにハッピーではないようだ。これは税金で成り立っているヨーロッパの王国の住民にとっても同じこと。
そこで調子に乗った拙者は下のようなコメントを出して見た!
天皇制は国民の総意に基ずいています。国民投票は戦後一度も実施されていない。コメントからも国民の大多数は天皇制に賛成ではないようです。ぜひ考えてみましょう。
いいねポチが58、ダメポチが10、その内一つは拙者のエラーでダメポチがついた。
どうもこのあたりが日本国民の本心なのではないだろうか?という気がするが、どうだろう。