chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

Japan Navy は ピジン英語!?

                           米国は 1/1/19  
                                      Happy New Year 
                                                 
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下はあの韓国艦レーダー射撃事件の動画の一コマから。この防衛省による動画公開については安倍首相の勇断に拍手を!見てとても面白かった。
 
この日、海上自衛隊艦は日本海を巡回中に、韓国救助艇と救命ボート二隻、漁船、及びそれを離れて守っている韓国軍艦に遭遇。それが韓国艦がレーダーを自衛隊機に照射した、しなかったの議論合戦に発展するわけだ。この記事も 下のブログ 
にコメントを送ったことから書くことになった。
 
 

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まず、自衛艦の指揮官と偵察機の機長の交信だが、この指揮官の日本語が酷い。英語とチャンポンだ。日本のメートル制を使わず米国式のヤードやフィートを使っているのはこの自衛艦が米国製で米国海軍で操作訓練を受けた為だろうか?
 
動画の後半になってやっと韓国艦に、‟This is Japan Navy” と呼び掛けるのだが、これがマスコミで問題になった。日本にはNavy=海軍は存在しないからだ。
海上自衛隊の公式英語名は、Japan Maritime Self -Defence Force, 略称JMSDFである。これでは分かりにくいというのなら、JapanMSDFと名乗る方が適切だ。英語であれ日本海軍と名乗るのは、憲法9条との関係から高度に政治的であり避けた方が賢明だと思われる。しかし驚くべきことに、今回の韓国バッシング派は海上自衛隊は国際的に日本海軍を名乗ってきたので間違いではない、と主張していることだ。
 
もちろん、Japan Navy はJapanese navy が正しく、アクセントが強いので どうしてもピジン英語に聞こえてしまう。もっとひどいのは、韓国艦をKorean south naval ship と呼んでいることだ。英語では‟Republic of Korean Navy”,  ROKNavyが略称である。韓国系英語ブログでも自国のことをROKと書くブロガーもいる。だからROK または South Korea naval ship が適切だろう。Korean south naval shipは英語では意味をなさないピジン英語だ。これまで幾度も合同訓練を繰り返してきたと書かれているのに、どうして最初から双方の呼び方に関しての決まりがないのか?このコミュニケーションの欠落は大きな問題だ。また英語のみによるコミュニケーションに非常に疑問を感じる。日本サイドは韓国語でコミュニケーションも可能であるようにベストを尽くすべきだ。日本語と韓国語は英語より格段に近い。韓国サイドの応答が無かったのは、英語が聞き取れなかったのか、英語で応答できる指揮官がいなかったのか?原因は不明。日本人も韓国人もアクセントが強く、双方通じないケースも多いのだ。
日韓関係が悪化すれば今回のようなアクシデントはリピートになることも十分予想され、発砲事件も起こりかねない。
 
私はここで自衛官バッシングしているのではない。英語社会では、自己や相手を適切に呼びあう事は言葉によるコミュニケーションのグッドスタートとして重要視されているからだ。この動画の中の自衛官はクリティカルな時にプロらしい対処の仕方をしているという印象を受けた。事を必要以上に荒立てている人達がいるようだ。
 
mop**syr さんが彼のブログで書かれているように、韓国バッシングを煽り立てるアベの意図は日本の国益にはならないだろうが、動画公開や文書公開は国民の知る権利でもあり、是非続けるべきです。