chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

カマラ・ハリスと文ちゃんの握手大騒動!?

これはトランプ支持者の間でちょっとしたバイデン側のスキャンダルとなった。

カマラ・ハリスが文ちゃんと握手した際、右手の掌をスーツのスラックス(=trausers)でさっと拭いた、と非難された。

韓国の大統領である文ちゃんをバカにした、とトランピスト達が非難ゴウゴウ。"私の盟友アビィがノーベル平和賞に推薦してくれた"、"北朝鮮の金と恋に落ちた"とバカを言って文ちゃんをことさらイジメ抜いたのはトランプだったことをすっかり忘れたのか、と言いたくなる。

 

また例のごとく、フォックスやトランピスト・メディアによる握手シーンのYouTube動画のコメント欄に火がついた。

それだけではなく、半ば呆れながらもトランプべったりを維持したオーストラリアのSKY放送を先頭に、幾つかの海外メディアでも動画が流された。下のはトルコTVだ。国際的には、カマラ・ハリスの外交上の"Faux Pas"と評価されている。

 

"Faux Pas" はフランス語で、"一歩踏み外し"という意味だ。外交には数々の不文律がある。たとえば、英王室の晩餐会では、女王がナイフとフォークを置くと、皆も一斉に従う。そして次のコースが始まるのだ。女王は95歳。しかしここで、もう少しとばかりフォークとナイフを置かないと" Faux Pas" で嘲笑の的となる。

 

しかし握手シーンは米の主要メディアでは全く取り上げられなかった。これは本当だ。月曜日になっても報道されていないようだ。

 

私は渡米以来これまで数限りないほどのハグやハンドシェイクをしてきた。これは日本式のお辞儀や会釈に当たると思ってきたので私は目の前で手を拭いた事はない。が、ハグの方はこちらの勝手な判断で避けさせて貰った人も多い。

 

しかし、愚娘に下の動画を見せると、ハッハーと大笑い。文ちゃんの手が汗だくで湿っていたせいだ、とのこと。愚娘もしょっちゅう拭いていたそうで、コレ全くフツー、と言う。コロナのせいで皆が握手を止めて嬉しいとも言っている。

 

愚娘のフツーにはかなり問題があるのだが、こういう事情は私も知らなかった。文ちゃんもあの時かなり緊張したようです。

 

 

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