下の記事が天敵エンゴロン判事による判決の概要です。
米でも日本でも外観はビジネスでも中見はごろつき企業というのが少なからずある。特にNYではマフィア系列が取り締まりの対象となっているが、トランプ個人が運営するトランプオーガニゼーションもこの手の悪徳ビジネスの一つという判定を受けた。
今回取り上げられたのは経理のでたらめぶりとそれが及ぼす社会への害についてです。でたらめの原因は経理担当の無能ではなく、金儲けに取り憑かれたトランプの個人的欲望から出した命令からだったと判定された。トランプオーガニゼーションはトランプ個人の所有なので懲罰金はトランプに課せられたも同然。
私がスピード違反しても誰も怪我させてないからいいんだ、という理屈は逮捕されては役に立たない。
事実は表に出ないが泣き寝入りのトランプビジネスの犠牲者は数知れないほどいる。日本でもXX組の事業という事が知られると誰だって警戒して遠ざかる。だからトランプ事業の資金源はロシアからサウジという外国資本です。トランプは大統領にまでなった天才詐欺師。しかし彼のビジネスの内幕については憶測ばかりで真相はわかっていない。
判決後にトランプはマーラーゴで会見した。その動画が下です。それとトランプの言葉の拙要約。
私のビジネスのすべては完璧。
今回の敗訴は腐敗したNYの州検事のせいだ、レティシャ・ジェームズは最初から私 を落とそうという狙いで選挙キャンペーンをはった。
しかし、もっと重要なのは、これまでの、ロシア、や中国(?)疑惑と同じく、すべてはバイデン司法省、バイデンから来ていて、これは政治的魔女狩りだ。
これは第三世界のバナナ共和国のやり口です。
私のビジネスは完璧で銀行不払いをしたことはなくローンも払ってきた。
だから私はこの判決を止めさせる。私のこの言葉を憶えておいて下さい。
上の発言ですが、嘘に真実が微妙に入り混じっている。
リーマンショック後、ドイツ銀行のローンを払わなかったので銀行と訴訟合戦になった。その時トランプは払えないのは経済のせいで彼には責任はない、と暴言。
その後ドイツ銀行のローンは新しいローンに書き換えられ、10年後の期限日にサウジ方面からの資金で払ったと見られている。2017年に大統領に就任すると真っ先にしたのは、サウジ詣ででした。中東担当特別補佐官の娘婿クシュナーはサウジから個人ローンを肩代わりして貰ってます。最初の公表されたカタールの金融会社からというのは見せかけだった。
ものは言い様です。