来年11月5日(火)が米大統領選挙の投票日です。果たして、バイデン、トランプの2人の候補はそこまで行き着くことができるだろうか?
私はかなり疑問を抱いている。
はっきり言いますが、2020のバイデン対トランプのリピートは御免です。これでは全く進歩がみられない。
昨日金曜日午後のトランプニュースです。
ジョージア州検事ファニ・ウィルスがRICO法を使って起訴したのが親分トランプと彼の共謀者18人です。RICO法は反社組織が認定されるとトップに立つ命令を下した者を比較的容易に有罪に持っていけるという利点がある。
トランプ単独所有のビジネス組織、トランプオーガニゼーションは去年にNY州検事により同州のRICO法で起訴され、先日判事により悪徳企業という認定判決が下ったばかりです。今週月曜から罰金裁判が開始です。
ところでジョージア州起訴18人の一人がウィルス検事の司法取引に応じ検察側の証人になった。すでに判事から、執行猶予5年、$5000ドル(約75万円相当)の罰金、200時間のコミュニティ奉仕という判決を受けていた。この人の保釈金ビジネス、最高10%手数料チャージ、をこれまで通り続けることが許された。
つまりこの被告は検察側に100%寝返った。
スコット・ホール(59)は一見トランプカルトの全く下っ端の一人に見えるが、トランプとは何か特別のコネができていたようだ。
以下は起訴状64ページ以降に記された概要からです。
1/7、議事堂襲撃日の翌日、シドニーパウエルと契約したIT企業雇用人一行がコーヒー郡飛行場へ到着しホールはそこからアテンドです。一行の目的地はコーヒー郡の投票所。コーヒー郡はアトランタ郊外の共和党の牙城だった。
そこで地元の共和党お偉方やコーヒー郡選挙部長と合流し、関係者以外立ち入り禁止の建物内に入り、ドミニオン集計機内部のソフトウェアと使用済み投票用紙を勝手に検査。これらは正真正銘の違法行為です。
この介入検査の目的はドミニオン集計機のからくり、バイデン票にスイッチ、と大量の偽投票用紙を発見することだった。
不正選挙を宣言したトランプは、軍を発動してドミニオン集計機の掌握を計画した。これを推したのは、あのQアノンにいかれたマイケル・フリン。しかし反対され断念した。
ホールはバノンと組んだ共和党の陰謀家大物の親戚、という噂が出ている。シドニーパウエルのドミニオン陰謀に深く関係していたようだ。
というのは、ホールはトランプが1/6議事堂襲撃クーデターに備えて司法省長官に据え付けようとしたクラーク弁護士と前もって1時間余りの打ち合わせをしていた。
この司法長官のクビ据え変えは当時の臨時長官が司法省上層部ともども総辞職をするぞと逆襲に出たのでトランプはやむなくギブアップ。
コーヒー郡選挙本部侵入事件の首謀者シドニーパウエルの分離裁判が一か月後の10月に始まることからホールは検察側の重要証人と見られている。