chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

ジョージア州検事ファニー・ウィリスの不倫大騒動!?

ファニー・ウィリスと言えばトランプ一味の大統領選介入をRICOと呼ばれる反社会的組織取締法を適用して起訴することに成功したことで一躍名声を得た。しかもこの方は黒人女性。エールやハーバートの有名大学出身でもない。とにかく凄い方だと思いますが、この一月早々に、ファニー・ウィリスと彼女の雇った特別検事ウェイド氏の不倫?が暴露され、大騒ぎになっている。

 

暴露の発端はトランプ一味の被告の一人、元トランプ補佐官ロマン氏が不倫を理由に起訴却下するよう州裁判所に要請したことからだった。ウィリスは、数日後に裁判所に、これはトランプ起訴を潰そうとする企みだという反論書を提出した。しかしそれ以来ウィリス側はメディアに対して沈黙を守っている。

 

問題のウェイド氏はウィリス氏に雇用されるまですでに一年以上も前から別居中だったが、ウェイドがウィリス検事を補佐する特別検察官に雇用された2021年の11月の日の一日前、夫人の方は離婚訴訟を起こした。このウェイド夫人の弁護士はトランプ派の方です。だから話が非常にこんがらかっている。

下の動画の 0:18、ウィリス州検事は1月15日のキング師の休日に地元アトランタの黒人教会で証言(テスティモニー)を行った。

かなり長いスピーチだったが、その中で、私は欠点のない完璧な人間ではない、と言った。しかし、私は3人の特別検察官を雇ったが、ウェイド氏は黒人だったという事で、人種カードを使った彼らは私達を引きずり降ろすつもりなのだ、と強く非難した。

 

それに対してトランプの元補佐官ロマン氏は、ウィリスはウェイド氏を雇い、$650,000を払い、その内から、カーニバルクルーズ、カリフォルニア州のナッパバレーで二人がバケーションを過ごした費用を払った、と非難です。人種差別非難に関しては、ウィリスが雇った他の二人の白人検察官は彼女をバケーションに連れていってない、と反撃。

 

このジョージア州起訴でトランプを先頭に18人が起訴された。すでにシドニーパウエルを始め4人が司法取引で有罪となり、ウィリスに協力することになっている。ウィリスは今年の8月に裁判開催を要請することになっているが確実な日にちはまだ未定。

 

ウィリス検事は非常にまずいことをやってしまった。一般の公務員の倫理規定では、購買契約等で金を払う相手から公務員は金や物を受け取ることを禁じている。だから該当者はクビになっても決しておかしくないが、ウィリスは選挙で検事になった人。簡単にはクビにできないのです。とにかく、現時点ではウィリス検事のはキックバックなのかどうかはまったく明らかでないが、とにかくまずい。汚点です。

 

人の恋路を邪魔する者は奴は馬に蹴られて死んじまえ、ともいうが、この先厳正な捜査がなされるので、たとえキックバックの方は無実となっても決していい結果にならないかも知れない。

 

つい先ほど、ウィリス検事は判事に文書を提出し、二人の親密な関係を認めたそうだが、キックバックはしていない、と否定した、という速報がありました。

 

 

www.youtube.com