chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

出た~、トランプの認知症❓ あの『YMCA』にダンスの39分でタウンホールは閉幕 ❕

大統領選挙投票日まで後19日となりました。昨日ジョージア州ですでに早期投票がスタートし、記録的な出足だったと報道されている。

 

両者接戦です。

しかし、ついに出るものが出たようだ。メディアは大騒ぎです。

トランプの認知症です。トランプは自己愛的性格障害、反社会的性格障害と精神衛生のプロから診断されている。これは過去のトランプによる限りない数のインタビューやスピーチに依拠したものだと関係者は主張している。しかしそのトランプ(78歳)もバイデンと同様にこの4年間で風貌とスピーチに大きな変化がみられる。特にここ一年ぐらい前から言い間違えが非常に頻繁になってきた。最近ではインタビューでも相手の言う事を聞いていない傾向が顕著です。つまり話がつたわらない状況。ちょん切れのセンテンスで意味が取れない箇所が非常に多い。カマラハリスは、彼の正体が何であるか、ラリーでトランプのスピーチを10回聴いて欲しい、とマジで大統領候補公開討論で訴えていた。

日本語カルチュアはセンテンスにならなくても皆気にしない傾向が強いが、英語はそうでない。わけわかめ、です。

 

高齢ながらもトランプは今選挙活動に大忙しで、これだけは本当に驚きます。だがやはりストレスには勝てなかったようです。昨日、今週の月曜日に、激戦州のペンシルバニアでタウンホールを開催した。だが会場内部が大勢の人数でヒートアップしてしまった。エアコンをつけろ、というその時の聴衆の叫び声がtiktokに撮られて拡散されていた。二人が倒れた。そのせいで質疑応答は一時的に中断された。しかしそこからトランプは大飛躍。もう全部取りやめて彼の好きなミュージックを聞こうと言い出し、その通りになった。

 

親分トランプの言う事には誰も正面切って反対はできない。それでその後の39分間は彼自らが選んだ曲であのトランプ式のダンスです。いわば大統領候補が急遽DJトランプへへんし~ん。

 

しかし、その間に、

皆さん、投票しましよう、1月5日です、と聴衆に呼び掛けることを忘れなかった。

トランプが地名人名を間違えるのはもうありありで私達はもうすっかり慣れてしまったが、最終投票日は11月5日ですが、何か?

 

下はその時の動画です。

もう(タウンホールの)質疑応答はやめようよ。誰もあんなものは聞きたくないよね。さぁ、パバロッティの『アヴェマリア』でも聞こう❕ 

 

側でヘラヘラ笑いながら必死であい槌を打っているのは、あの子犬殺しで悪名高いクリスティー・ノーム南ダコタ州知事。ノームもさすがに不味いと思ったので、もう一つぐらいは質疑応答をしましょう、と口に出した途端です。今度は『YMCA』を聞こう、それでお開き、と親分トランプは全然聞く耳持たず。

 

下のMVはヴィレッジピープルの元祖『YMCA』。

『ハレルヤ』はクリスチャンミュージックとして有名で多くの歌手が歌っているが、ここでトランプが選んだカバー曲の有名なミュージシャンから、自分のカバーを使うのも、曲自体を使うのも慎んてくれ、というクレームがでた。理由はキリスト教を冒涜するものだ、という手厳しいものです。この方のMVも下にちょこっとおまけ。

 

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下のMVは懐かしのビレッジピープル5人組によるものです。この方たちはゲイメンです。当時はまだLBGTQという語は使っていなかった。YMCAというのはクリスチャン団体NGOで1970年代の後半に全米各地で安価で清潔なホテルや運動場所のジムを住民に提供していた。ところが、金がなくても地域のYMCAに行けば仲間に会え楽しい時が過ごせるぜ、という歌詞が問題にされつつも、かつクローゼットから出てきて面白いというので大ヒットした。トランプは青春時代を忘れていない。

 

 

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