米大統領選投票日まであと13日となりました。
拙州では昨日から早期投票がスタート。すでに各州での早期投票の出足が記録を更新しています。ハリス側にはいいしらせだそうです。
このところ親分トランプの奇行(きこう)が目立っている。
奇行とは人並外れた行動という意味ですが、精神医学でいう異常行動のことです。
第三者をぎょっとさせたり、ショックに陥れる行動です。この背景には、奇行者の精神疾患、認知症、高齢、ストレス等が挙げられている。
カマラハリスは嘘つきだということを見せつけるのが目的で彼自身がマクドで働くというヤラセを企むなどは、その一つです。とても通常な人の考えつくようなものでない。
マクドでのやらせの一日前にはペンシルバニア州のラリーで大暴言。これはメディアでも大きく取り上げられた。
ペンシルバニア州は決戦州と見なされているのでトランプ、ハリス両陣営が超頻度で訪問。この日トランプは、あの伝説の米プロゴルファー、故アーノルド・パーマーの出生地でラリーを開催。場所もズバリ、アーノルド・パーマー空港でした。トランプはトランプ・ジェットで空から悠々着陸。
が、このトランプ・エアホース・ワンは実はあの、獄中自殺した少女嗜好症のエプスタインが所有していたものです。
ラリーが始まって15分間は、自分のゴルフや所有するゴルフ場についてのとりとめのない自慢話をしていた。
これは日本でも同じだと思いますが米でもゴルフをする人は羨望の対象なのです。米ではゴルファー達は地元のカントリークラブのメンバーで富裕層の象徴でもあるわけです。
トランプは米最高の会費を徴収するマーラーゴの他にも高額会費のゴルフクラブを複数所有しています。ゴルフの話をするトランプは、白人・高卒・ブルーカラーのカルトにはアタマから後光が指しているありがたい教祖様にみえるはずです。
下はそのラリーでのメディアが騒ぎ立ててすっかり有名になった暴言シーンの動画です。
以下拙要約
(パーマーが)シャワーから出てきたが、すっかり老人、だが、頑丈そのものでした、私はこれまで言うことを憚ってきたのだが、他のプロゴルファーの連中と一緒だった、彼らは、オーマイガー!アンビリバボー(すげぇな)!(と言っていたよ)。私は(ここで)これを言わずにはいられない。私はこれを言わずにはいられない。
とリピートです。何を意味しているかみえみえです。非常に下卑ていてぎょっとしてしまいます。
その後ですが、
ここにはとても洗練された女性の方がたがおられるが、かってはアーノルドを、これは悪いことだがね、非常にスペシァル、非常にスペシァルな人、と見ていたんだ・・・
とここでもリピートし何やら卑猥な内容を示唆しているようです。
人前で考えを発表したりスピーチしたりするのは決してイージーなわけではないです。これは私もカレッジから職場までマジで経験してきました。
トランプ自身も、2時間もスピーチするのはとうてい私以外の者には出来ないことだ、と自慢していた。だが聞いている方は苦痛です。
最近ではワシントンポストを始め多くのメディアが、トランプのスピーチは話が飛んでわけわかめ、と論評するようになった。
トランプの突然の暴露発言に対して、パーマーの娘は、私には(政治なので)何もいうことはないが、父を記念する為のものとしては言葉がお粗末だと思う、と述べていた。