chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

Tボーンステーキ :アメリカのコンフォート・フード

 
 
 
上のは拙クッキングによる、3ポンド(=1350g)のTボーン・ステーキ。フォトにようにT型の骨が特徴です。アメリカ人の好物でもあります。
 
大衆向けスーパーで買いました。値段は$10=¥1100ぐらいか。これ一人前です。
ビフテキのような肉類=動物性たんぱく質と脂肪、にアップルパイやアイスクリームなどに大量に含まれている糖分は私達人間のエネルギー源です。口に入れたとたんにすぐ元気が出てきます。だからこれらのハイ・カロリーなものがコンフォート・フード=Comfort Foodと呼ばれる理由です。
 
拙クッキングでは塩・胡椒のみで味つけします。1/2テーブルスプーンのバターを途中で加え表面がパサパサになるのを防ぐわけです。
ステーキ類を料理する時はワインでも飲みながら焼きあがるのを待つのがコツ。
ついでに少量の飲み残しワインでソースを作るもの結構。
しかし焼け具合が気になってしようがないのか何度もステーキを裏返す人はご遠慮を。
味が落ちます。
 
ステーキはレア(生)では食べないのがフツーです。ほとんどの人はウェルダン(表面は焦げる寸前、中までよく火が通っている)を選びます。拙者はウェルダンの前段階ぐらい(上のフォト)で火を止めてます。拙愚家族は拙孫までもが皆ウェルダンを主張してますから、私は自分のは自分で焼くより方法はなし。一度愚娘が料理してくれた黒っぽい半焦げビフテキを愚娘の愛犬に投げやって以来愚犬様につきまとわれ大迷惑してます。
私の好みはリーペリンのウースターソース。英国産の有名なソースですが、へたなステーキソースよりましだ、と思っています。それとシーソルト。
上のステーキの味はOK。硬さもパスです。この値段ですから。アメリカで美味しいビフテキを料理したければ、高級スーパーの肉を買うことです。
 
私達おめでた一家のごひいきレストランは『アウトバック』でした。これはオーストラリア・スタイルのステーキハウスです。そこで今、Tボーンは$28。これには付け合わせとしてサラダやポテトが選べます。パンは食べ放題ですが、飲み物やアペタイザーのシュリンプなどをオーダーすると少なくとも一人前$40=¥4100、それに15%程度のチップを加算、ということになりますが、これ、かえって日本の『アウトバック』よりも高くつくようです。しかし日本の『アウトバック』にはTボーンステーキがあるのかどうか?です。