chuka's diary

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トランプのアメリカ:中国の反撃

 
CGTN Exclusive: Western propaganda on Xinjiang 'camps' rebutted

 

12/27/19、YouTubeに登場したのはCGTN=China Global Television Network, つまり中国のNHK, のウィグル族弾圧という国際的非難をかわす目的の動画である。シンプルな英語とマンダリンの字幕付き。

マンダリンとは今日の公式中国語で中共政府が強制的に中国人全員に使わさせている言語である。強制的にと言ったのは決して誇張ではない。今韓ドラは中国本土ドラマに完全の追い詰められている。その中ドラはマンダリン語の完全吹替えである。テクニカルに言えば、日本人俳優が出演しても口パクパクだからOKというカラクリである。それほどまでに中国共産党は中央集権化に必死になっているのだ。

 

だから最初に紹介された若い眼鏡の女性であるが、中国側の学習センター(=西側の収容キャンプ)は長期間の拘束目的ではなく短期出所である、と前置き、そこで10カ月過ごし中国語とセールス技術を習得した彼女は今は不動産業で現地では破格の高収入を得ていると嬉しそうに話している。

次に、収容キャンプに拘留された多くがその後行方不明、という欧米の報道について、これらは情報不足で居場所が突き止められないのか、意図的に虚報が報道されているかだ、と説明されている。ここで紹介されている67歳の祖母だが、フェイスブックで彼女の娘が母は収容キャンプに拘留され行方不明となっている、と流した為西側で大きな反響を呼んだ。

だが実際は拘束された事実はない、ずっと家にいたとのこと。

 収容キャンプには1-3憶人が拘束、というのもアメリカ政府と結びついた人権擁護組織が実際に拘束された8人からの情報をもとにしている、というのだ。

米の人権擁護NGOsは米政府から補助金を受けているとは思えないが。

もう一人はAdrina Zenzというドイツ人の中国・ウィグル人権問題の自称専門家についてだが、米国福音派と関係あるのかどうか?要はこの動画では中国非難の背後には米がいる、と言いたかったのだろう。

最期に、世界中に拡散された中国警察がウイグル人に暴行している動画は、インドネシアの窃盗犯が暴行されている、トルコの反政府デモ、タイの難民収容所であり、中国

ではない、と主張。

 

このYouTube動画の下のコメント欄には英語で、これが真実ですっきりした、というのが非常に多かった。