chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

日本生まれのまるちゃんラーメンは貧乏人の味方!?

 

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スーパーでまるちゃんラーメンが4個$1で売られていました。一個25セント=28円です。普段は一個30セント=33円ですから5円お得ということに。(細か過ぎてごめん、これも昔の貧乏暮らしのせいか?)
 
まるちゃんラーメンは米国でもっともポピュラ
ーなブランドになっているように見えます。
とにかく安いということで。
カップラーメンの方は一個だいたい40円から80円ぐらい。まるちゃんカップラーメンはアメリカの貧乏学生の常食としてYouTubeですっかり有名です。空腹で金がなければ食べられないことはない。(私には無理ですが)
 
このまるちゃんの競争相手はやはり日本起源の日清のトップラーメン。ほぼ同じくらいの値段。拙愚孫からまず過ぎると苦情が出て残りは全部捨てました。それ以来買っていません。
私が渡米した1980年代のアメリカではスーパーにインスタントラーメンをまだ見かけなかった。多くの人が給料日前にはインスタントのマカロニ&チーズを食べていました。まるちゃんラーメンは一杯380カロリーと記されています。大体成人は一日1800-2400カロリーが必要とされているので、卵や肉などをトッピングにすれば一日三食でも生きていけそうな気がする。
 
私達の州法では、一日8時間、週5日=40時間の最低月給額が13万816円となっています。しかし最初から、社会福祉税と国税が天引きされます。それぞれ6.5%と12%が引かれるわけで、健康保険と学区税を引かれると手取りが10万645円。完全設備の1ベッドルーム・アパートは6-10万円かかるので独立は無理。したがって両親の家に同居という若者がふえている。車の月賦や保険料にガソリン代、それに外食代がかさむとやはり給料日前には金欠に陥ってしまう。こういうのワーキングプアーズというのでしょう。
今日米国では手取り20万円前後の月収で生活している貧困家族が増えているそうですが、安くて腹を満たすインスタントラーメンはそういう人々にとっては天の助けになっているようです。フードバンクで手渡されるフードパッケージや難民向けの食糧援助にもインスタントラーメンが入っているということです。
 
 
上の動画はある黒人LGBTユーチューバーの方のまるちゃんラーメンのつくり方。
自称、ニガー(クロんぼ)式のラーメンヌードル、だそうです。
 
まずチキンラーメンをゆで余分な湯で水を捨て、ヌードルがひたひたぐらいに調整。
その中に、スープパウダー、安物マーガリン(本人はバターと言っている)一片をかきまぜて溶かす
次にサンドイッチ用プロセスチーズを溶かし入れ
ガーリックパウダーをふりかけ
最後にルイジアナ・ホットソース(タバスコソースの安物版)を加えてできあがり。
 
この人の英語はFやA語が入って下品だが、これが普通の人も結構いる。喧嘩以外は気にしない。
マーガリンとチーズのせいで450カロリーぐらい?これじゃマクドの$1チーズバーガーと同じ。
このラーメン試して見た方は結果を教えて下さい。
CCを押せば動画下方に英字幕が出ます。